院長ブログ

寝違えの整体|原因や治し方について大阪の整体サロンINUIが解説

こんにちは。新大阪・西中島南方エリアの整体院、整体サロンINUI 代表の乾です。

私は18歳で整体業界に入ってから12年以上、寝違えをはじめとする急性の痛みの施術現場に携わってきました。

今回の記事では、整体師である私の経験をもとに、寝違えの原因や当院での寝違えの整体についてお話ししていきたいと思います。

誰もが一度は経験する寝違え

首の動きをチェックする様子

「あれ?首が回らない、、、」

朝起きてすぐ、気づけば首が痛くて動かせない。

そんな寝違えを経験した方は少なくないと思います。

寝違えは前触れもなく起こることがほとんどであるため、一度なってしまうと数日は自由がきかずに困るケースが多いですよね。

しかし、実は寝違えが起こるのには必ず理由があります。

寝違えに対する正しい知識や対処法を知ることで、早期改善・再発予防の参考になれば幸いです。

寝違えが起こる原因は?

寝違えの原因について解説していきます。

考えられる原因にはいくつか種類があります。

主なものとしては、

  • 筋肉の問題
  • 関節の問題
  • 神経の問題


大きく分けるとこれら3つに分類されます。

ひとつずつご説明していきます。

筋肉の問題

頭頸部の筋肉や神経の解剖図
【ネッター解剖学アトラス 原書第6版より引用、編集】

筋肉の問題によって起こる寝違えのパターンがあります。

例えば、枕とあたまの位置関係が悪かったり極端にのけぞってしまったり、寝ている最中の姿勢の問題で首や肩周りの筋肉や筋膜組織に負担がかかって起こるケースのことです。

皆さんも、ソファーで寝たり枕が外れている状態で寝てしまったり、寝姿勢が悪かった後に首が痛くなった経験があるのでは?

何らかの要因で筋肉や筋膜組織に損傷が起きていれば、それらが原因となって寝違いにつながることがあります。

関節の問題

頸椎の歪みのイメージ図

関節の問題によって寝違えが起こることがあります。

筋肉の問題と同様に、寝ている姿勢や首の角度などによって、筋肉よりさらに奥にある関節レベルで問題が起こるケースがあります。

例えば上の図のように、首が左に曲がっているような状態であれば、頸椎の関節面は左が潰れるような状態となります。

このような歪みを持っている場合は、セオリー的には首は右に倒しづらくなってしまいます。

短時間であれば問題のない角度や負荷であっても、長時間そのまま放置された場合に寝違えの原因となります。

また、もともと抱えていた関節の歪みや硬さなどの問題も、寝違えを招く大きな要因のひとつです。

神経の問題

胸郭出口の神経解剖図
【プロメテウス解剖学アトラス 頭頸部/神経解剖第3版より引用、編集】

神経レベルの問題によって、寝違えが引き起こされている場合があります。

私たちの筋肉などは、そのエリアを担当する神経の働きによって、動かしたり感覚の情報を受け取ることができます。

しかし、寝姿勢が悪いなどの要因によって、寝ている間に神経が圧迫・絞扼(こうやく)されたりすると、それがきっかけで寝違い症状を引き起こすケースがあります。

その場合、神経が伝達するルートの問題や、神経の循環・疎通を良くするためのアプローチが必要となります。

寝違えリスクを高める要因【5選】

寝違いのリスクを高めてしまう要因についてご紹介していきます。

主な要因としては、

  • 長時間のデスクワーク
  • 就寝前のスマホ
  • 水分の摂取不足
  • 寝酒
  • 身体の歪み、硬さ


などが挙げられます。

それぞれ解説していきましょう。

長時間のデスクワーク

長時間のデスクワークは、寝違えのリスクを高める要因のひとつです。

これについては、「首や肩への負担」はもちろんのこと、特に長時間同じ姿勢をとり続けているということが大きな要因となります。

人の身体は「動く」ことが基本にあり、長時間同じ姿勢を取るためには設計されていません。

そのため、長時間座っていると身体の組織がその座り姿勢を形状記憶してしまう状態となります。

もちろん「形状記憶」といっても、本当に座っている姿勢で固まって動けなくなるわけではなく、座っている状態での身体のクセが残ってしまうということです。

よく動かしてバランスのとれた身体と、座ってばかりいる身体とでは、寝ている姿勢の際の姿勢の歪みや硬さなどが確実に変わってきます。

就寝前のスマホ

就寝前のスマホは、寝違えを引き起こすリスクを高めます。

なぜなら、就寝前に神経が興奮状態になっていると、睡眠の質を下げてしまうからです。

本来であれば、自律神経の状態も身体の機能もリラックスしてほしい場面でも、就寝前の過ごし方によってかなり差が生まれます。

さらに、上の写真のように下を向き続けていると、首の筋肉は継続的に引き伸ばされるストレスが加わるため、これも寝違えリスクを高める原因となります。

また、スマホはほんの一例であり、就寝前に首や肩に負担をかけたり覚醒状態になるような行動は、全て寝違えに関連する可能性があると知っておいてください。

このあたりについては、寝違いに限らず健康面全般にも関わることなので、気をつけたいところです。

水分の摂取不足

結合組織の解剖図
【ネッター解剖学アトラス 原書第6版より引用】

水分の摂取不足は、寝違えリスクを高める大きな要因のひとつです。

なぜなら、水分が不足することで筋肉・関節・神経など、寝違えに関わる組織の状態が硬くなってしまうからです。

皆さんも、「身体の細胞の6〜7割は水でできている」という話を聞いたことがあるかと思います。

まさにその通りで、私たちが円滑に活動するためには、身体の組織の水分が必要不可欠なのです。

水分が少なくなっていると各組織の柔軟性がなくなるため、その状態で寝ているだけで寝違いのリスクが高まります。

「1日に1リットルも水を飲んでいない」という人をたまに見かけますが、それだけでは確実に少ないです。

コーヒーやジュース、アルコールなどの嗜好品は抜きにして、ミネラルウォーターを1.5〜2リットルを目安に摂られることをおすすめします。

寝酒

寝酒も寝違えリスクを高める要素のひとつです。

これは先述の睡眠の質と、水分不足(脱水)の二つの要素が関連しています。

お酒を飲むと、アルコールの作用によって一時的にはリラックス状態になりますが、その後にアルコール分解をするために就寝時に身体が残業するような状態となります。

そのため、睡眠の質は著しく低下してしまいます。

また、アルコールの分解によって身体は脱水状態となるため、身体の組織の潤いが不足し筋肉の問題などを起こしやすい状態となります。

このように、睡眠の質の低下や脱水を招いてしまう寝酒は、寝違えを起こす要素のひとつであるということを知っておく必要があります。

身体の歪み、硬さ

首の猫背のイメージ図

身体の歪みや硬さについても、寝違えリスクを高める要因のひとつです。

なぜなら、身体の歪みや硬さによって、首周りの自由な動きが制限されてしまうからです。

「寝違えが起こる原因は?」でもお伝えしたように、筋肉・関節・神経の問題が寝違えの主な原因です。

身体が歪んだり硬いということは、それらの組織の問題を生みやすいということでもあります。

また、そのようなケースでは、関節などの位置感覚のエラーも起こっているケースが数多く見受けられます。

例えば、自分ではまっすぐ寝ていると思っていても、実は歪んだ状態で寝ているなどのような、位置感覚のズレを引き起こしているパターンがあります。

当院に来られる方の中にも、ベッドに寝る際にかなり斜めになった状態で寝ているケースがあります。

その歪みを指摘すると、大体「あれ?真っ直ぐ寝てるつもりなんですけど」という返答が返ってくることが多いです。

そのぐらい、自分の歪みには気づきにくく、寝ている姿勢に関しても共通する部分になってきます。

【注意】間違ったケアの方法

頭蓋骨の骨格模型

寝違えにおける間違ったケアの方法についてお伝えしていきます。

結論からお伝えすると、 痛む箇所を揉む ことです。

寝違いのような痛みが出ると、早く何とかしたいという思いで、皆さん自分で揉んでみたりストレッチをして治そうとするケースが多いのではないでしょうか?

しかし、筋肉が損傷しているケースでは、局所の炎症や痛みを加速させる可能性がありますし、逆に痛む箇所以外に原因がある場合は揉んだところで良くなることはありません。

むしろ、悪化することだってあります。

他には、「何度も動かして痛みを確かめる」といった方も結構多いですが、それも無理に繰り返し動かすことで二次的な問題を引き起こして、治りが遅くなってしまう要因のひとつとなります。

身体の歪みや循環などの問題を、根本的に改善していく必要があります。

当院における寝違えの整体

当院での寝違えの整体についてご紹介していきます。

・検査による原因の把握

首の可動域検査の様子

どの角度・どの方向・どのタイミングで痛むのかなど、まずは状態を確認。

そして、痛みが起きている箇所だけでなく、一旦純粋に構造物としての全体の歪みやバランスについてチェックする必要があります。

そこで得られた情報と、痛む動作を組み合わせてみて、検査の段階でどこにアプローチをすれば痛みが和らぐのかをクライアントの方と共有しながら探っていきます。 

・構造面の調整

骨格調整をしている様子

施術前の検査の結果を参考に、まずは構造面の問題を整えていきます。

筋肉や関節、その他の膜組織や内臓の状態に至るまで、どこに問題が起きているのかをチェックしながら施術をおこなっていきます。

・体液循環の促進

足の整体施術の様子

体液循環を促すことも、症状回復のためにかなり重要な要素となります。

体液循環の調整をすることで、老廃物や発痛物質を流すことができ自己治癒力が高まります。

・神経系へのアプローチ

自律神経を整える整体の様子

痛みや歪みの影響によって、そもそも脳神経の状態が一時的にトラブルを起こしているケースがあります。

そのため、神経系統へのアプローチをおこなうことで、回復させるために必要な治癒力が高まることが期待できます。

寝違いは対処のスピードが最優先

骨盤模型を使って説明している様子

特に寝違いのような急性の痛みでは、治療などの対処にとりかかるスピードが重要となります。

なぜなら、一定時間が経過してからおこなうケアよりも、痛み始めて早期の段階でおこなうケアの方が効果的だからです。

また、時間の経過とともに、私たちの身体の状態も刻一刻と変化していきます。

それに伴って、起き始めてすぐであれば10できていた処置が、時間の経過とともに6しかできなくなると、残りの4ある問題を抱えて生活することになってしまいます。

もちろん、歴史をさかのぼって治療を行うこともできますが、結局回復にかかる期間や回数が増えてしまうため、痛み始めた直後に行うのが実は一番コスパが良いのです。

当院で首の痛みを解消された方の声

当院の整体を受けて首の痛みが改善された方のお声をご紹介していきます。

首のヘルニア、腕のしびれ、肩こり(50代女性 I様)

※個人の感想です。すべての方に効果を保証するものではありません。

(以下、文字起こし)

【Q.来院前のお悩みは?】
首のヘルニアと肩こり、たまに腰痛がありました。


【Q.ヘルニアでしびれが出ていた?】
疲れたりすると首、肩、腕、手首と痛みがおりてくる感じで、肩甲骨や腕にしびれが出ることがありました。


【Q.病院は受診されましたか?】
整形外科を受診し、首のヘルニアだと言われました。

湿布・けん引治療を受けてみたが、治ってはいないという感じでした。


【Q.他に取り組んでみたことは?】
マッサージに行ってみました。

でも、受けたその時は良いけどまた疲れると症状が出る、の繰り返しでした。


【Q.症状によって何に影響が出ていた?】
腕を使う仕事をしているので、忙しくなると症状が強くなっていました。

ペットボトルのフタが開けづらいことがあったり、日常のふとした瞬間に影響が出ていました。

あとは、趣味でしている自転車で前屈みになるとさらに症状が強くなっていました。


【Q.施術を受けての変化は?】
受け始めてから、いつも感じていた疲れが抜けていく感じがありました。

2〜3回受けた時から腕に感じていたしびれもほとんどなくなりました。


【Q.他の整体との違いは?】
ポキポキしたり骨を鳴らしたりする感じではないことや、リラックスできる空間なので施術中に寝てしまったりするところも良いと思いました。


【Q.どんな方におすすめしたいですか?】
スポーツをしたり、身体をよく使う方におすすめです。

私自身がスポーツ後に疲れが出にくくなる感覚を味わえたので。

今までマッサージによく通っていたけど、終わったらすぐに戻るというのを繰り返していたので、私と同じような50代ぐらいの方には特におすすめしたいです。

まとめ

寝違えの整体についてまとめていきます。

  • 寝違えには筋肉・関節・神経などの原因がある
  • 日常的に寝違いのリスクを高めていないか確認する
  • 「痛む箇所を揉む」は間違った対処法である
  • 整体の検査の段階で原因を確認することが大事
  • 寝違えでは、痛み始めの対処が最優先となる


寝違えを繰り返している方は、臨床的にも結構多いように感じます。

また、数日で痛みが取れることも多いため、そのまま放置している方も少なくありません。

しかし、「症状がなくなる=原因がなくなった」ではないということです。

「寝違えリスクを高める要因【5選】」でもお伝えしたような日常生活の問題はもちろんのこと、身体に起こっている根本的な問題について対処していくことが重要です。

寝違え症状と、それを起こしている根本原因を整えていきたい方は一度ご相談ください。


*ご予約はこちら→〈予約・お問い合わせページ〉

【記事作成者 整体サロンINUI(新大阪・西中島南方)】

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乾 裕樹

乾 裕樹

大阪府出身 1990年9月11日生まれ 血液型 A型 明治東洋医学院専門学校 鍼灸学科卒業 取得国家資格 はり師・きゅう師 一般社団法人 日本統合手技協会 理事 一般社団法人 日本統合手技協会 公認インストラクター 京都府立医科大学 解剖実習修了  (施術家としての経歴) 高校卒業後、18歳で施術家の道へ。 午前は鍼灸の専門学生として学び、午後は地元の鍼灸整骨院で夜遅くまで勤務。 主に運動器疾患やスポーツ障害についての理論や施術方法を習得する。 ↓ 専門学校卒業後は不妊症を専門とする鍼灸院にて修行。 婦人科疾患や逆子の施術、小児はり、自律神経失調症の方々へのアプローチ、東洋医学的な診察方法について学ぶ。 お客様への接遇や仕事に対する姿勢など、社会人としての基礎を教えて頂く。 ↓ 内臓へのアプローチを専門とする整体サロンにて修行。 肩こりや腰痛などをはじめとする身体の痛みと、内臓の問題が関連することを学ぶ。 それと同時に、筋肉を揉んだりほぐすだけでは根本的には良くならないことを知る。 ↓ 妊産婦のお悩みを専門に扱う整体サロンにて修業。 産後骨盤矯正やマタニティ整体を通して、産後ママや妊婦の身体の状態について学ぶ。 その他、発達の遅れやチックなどの小児整体、美容鍼・小顔矯正のテクニックを習得。 26歳で同サロンの分院長に就任。 約4年にわたり代表セラピストとして全ての施術メニューを担当し、所属スタッフの技術指導・育成に携わる。 ↓ これまでの技術・経験だけでは改善できない症状に数多く巡り合い、施術家としての頭打ちを感じる。 そんな折、現在の師匠である松本恒平と出会う。 多くの施術家が見落としている原理原則、触診、国際基準の療術について学び、これまで習得した技術や知識のバラバラだった”点”が”線”で繋がる。 それをきっかけに、辛い症状と闘う人たちの力になれることを確信し地元である新大阪・南方エリアにて開業。

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