院長ブログ

眼精疲労・ドライアイの整体|対策や解消法を慢性症状専門の整体サロンINUIが解説

こんにちは。新大阪・西中島南方エリアの整体院、整体サロンINUI 代表の乾です。

私は18歳で整体業界に入ってから12年以上、眼精疲労やドライアイをはじめとする症状の施術現場に携わってきました。

今回の記事では、慢性症状専門の整体師である私の経験をもとに、眼精疲労・ドライアイの対策や当院での整体についてお話ししていきたいと思います。

眼精疲労・ドライアイの症状

眼精疲労・ドライアイの症状についてご紹介していきます。

目疲れでお悩みの方がよく訴える症状としては、

  • パソコン、スマホの見過ぎで目疲れがひどい
  • 目が乾燥してショボショボする
  • 目頭を押さえたくなることが多い
  • 目のピント調節機能が弱っている感じがする
  • 目の奥の方がこる
  • 眼精疲労から頭痛につながることがある
  • 最近急に視力が落ちてきた気がする
  • 視界がかすんで見える

などが挙げられます。

長時間デスクワークをする方などは、もはや眼精疲労やドライアイを持っていることが当たり前のような状態になっているのでは?

目疲れが起こるのにも、必ず理由があります。

身体で起きている問題点に目を向けることが、眼精疲労・ドライアイの症状改善には大切となります。

眼精疲労・ドライアイの原因

眼精疲労・ドライアイの原因についてご説明していきます。

主な原因としては、いわゆる目の使い過ぎが考えられます。

その中でも、電子機器を使用する文化に伴い長時間の画面注視が増えたり、それが習慣化していることが大きな問題のひとつでもあります。

また、コンタクトレンズの使用や室内の空気が乾燥していることなど、外的要因によっても眼精疲労やドライアイは起こります。

その他にも、抗うつ剤・抗がん剤・血圧を下げる薬など、薬の副作用によって涙の量が減少しドライアイを引き起こしたり、加齢や花粉症・夜更かしなどが原因となることもあります。

目の機能や構造について

目の機能や構造について解説していきます。

目は、カメラで言うところのレンズの働きをしています。

何か手前のものを見る時には、レンズの調節機能を用いて対象物にピントを合わせたり、光の量を調節しています。

それを行なっているのが、虹彩・毛様体・水晶体と言う場所です。

目の機能解剖図
【プロメテウス解剖学アトラス 頭頸部/神経解剖第3版より引用】

虹彩が光の入ってくる量を調整し、毛様体と水晶体が連動してピントの調節を行なっています。

目がかすんだり、ピントが合いづらくなっている時などは、このあたりがうまく機能していない可能性があります。

次に、そこで取り入れた光・色・形などの情報を網膜という箇所で感知します。

その情報を視神経という神経の管で脳(後頭部の視覚野)に伝えることで、”見る”ということができます。

このように、見るという行為ひとつにしても、様々な組織やルートが関連しています。

眼精疲労・ドライアイを改善するためには、身体で起きているこの繋がりを理解した上で的確にアプローチしていく必要があります。

長時間の注視・同姿勢の弊害

スマホを注視する時の姿勢

長時間にわたって一点を見続けたり、同じ姿勢をすることでの問題点をご説明していきます。

パソコンやスマホ、ゲームなどの液晶画面を見る時などは、一点を集中して見続けることになりますが、その注視することにもエネルギーを消費します。

なぜなら、先述の「目の機能や構造について」でお伝えした、毛様体や水晶体などが頑張ってくれているからです。

そもそも私たちの身体は、デスクワークなどで長時間同じ姿勢をするためには設計されていません。

休息をとる以外の場面では、「動く」が基本となっています。

それと同じく、目も長時間一点を見続けるようには設計されていません。

本来は外敵から身を守ったりするために、いろんなものにピントを合わせたり目で追ったり、危険を察知できるようにできてあります。

そのため、いくらデスクワークが普段からの慣れている行為だとはいえ、その負担やダメージは実はかなりのものであると考えられます。

臨床でよく出会う目疲れの原因部位

臨床でよく出会う眼精疲労・ドライアイの原因部位について、私の経験も踏まえて解説していきます。

後頭部〜首の問題

後頭部の骨や神経のイメージ図
【ネッター解剖学アトラス 原書第6版より引用、編集】

眼精疲労・ドライアイを訴える方は、後頭部〜首の問題を抱えているケースが非常に多いと感じています。

「目の機能や構造について」で後頭部の視覚野というキーワードが出てきましたが、実は目の問題と後頭部には深いつながりがあります。

後頭部にもいろいろ種類があり、後頭部の骨(後頭骨)そのものに問題が起きているケースもあれば、後頭下筋群という後頭部と頚椎をつなぐ組織に問題があるケース、頚椎の関節における歪みなど様々あります。

細かく触診をした上で、問題箇所に対して的確にアプローチすることが大切です。

蝶形骨の問題

頭蓋骨の一部である蝶形骨(ちょうけいこつ)の問題も、眼精疲労やドライアイの方に多い原因箇所のひとつです。

下の写真で示した黄色のエリアにある骨が蝶形骨です。

蝶形骨を示した骨模型



ちなみに、頭蓋骨を下から見た時の蝶形骨はこんな感じ。

後頭骨と蝶形骨の骨模型

横から見ると小さい範囲に見えますが、こうやって下から見ると結構大きな骨ですね。

蝶形骨は、目がおさまっている眼窩(がんか)を構成する骨の一部で、目の問題に限らず身体の不調に関連する重要なパーツとなります。

もちろん、体表面から直接触れられるものではありませんが、触診技術の訓練を積めばこのあたりの歪み(どの軸でどの方向にどのぐらい歪んでいるのか)について感じることができます。

蝶形骨についても、眼精疲労・ドライアイに関連した問題が起こりやすい部位であると考えます。

鎖骨〜胸部の問題

眼精疲労やドライアイを抱えている方は、鎖骨〜胸部に問題が起きているケースが多いです。

鎖骨、前胸部の解剖図イラスト
【ネッター解剖学アトラス 原書第6版より引用、編集】


主な理由としては、パソコン作業などで身体の前面に緊張が生じたり、猫背・うつむく姿勢などの影響が挙げられます。

鎖骨や胸骨・肋骨などの関節レベルで問題が起きているケースもあれば、それより深部の膜組織の問題、リンパなどの体液循環の問題によって起こるケースなど様々です。

目疲れといえば、こめかみや後頭部のあたりをほぐしたくなるかもしれませんが、実際には身体の前面に問題が起きていることも非常に多いです。

そのような問題点をしっかりと判断し、矯正していくことが重要です。

よくあるご質問(目疲れ編)

眼精疲労やドライアイでお悩みの方からよくいただくご質問にお答えしていきたいと思います。

目薬が手放せないのですが?

眼精疲労・ドライアイをお持ちの方で、目薬を常用しているという方はたくさんいらっしゃるかと思います。

たしかに、目疲れやかすみなどに一定の効果をもたらします。

ただし、充血を抑える「血管収縮剤」などが入ったものを長期使用すると、逆に目の血行不良を招いてしまい症状が悪化するケースがあります。

また、清涼感を重視した目薬には刺激成分が多く含まれるため、角膜に炎症や傷がある場合は負担になることもあるので注意が必要です。

そして、眼精疲労やドライアイの原因は、目を栄養するための身体の機能低下にあります。

そのため、根本改善を目指すのであれば、あなたの身体に起きている問題に対してアプローチを行なっていくことが唯一の方法であるとも言えます。

ホットアイマスク

ホットアイマスクによる眼精疲労やドライアイ対策は、目の疲労回復には効果的ですし私も賛成です。

温めることで血行が促進され、またリラックス効果も期待できます。

ただし、先述の目薬の質問でもお答えしたように、自分自身で回復させたり休める機能を高めることが必要であり、また根本改善につながります。

あくまでも補助的に使い、実際に起きている身体の問題については、目や身体の構造に詳しいセラピストに診てもらうのがおすすめです。

【注意】間違ったケアの仕方

頭蓋骨の骨格模型

眼精疲労・ドライアイにおける間違ったケアの仕方について解説していきます。

それは、こりを感じる箇所を強く押さえるということです。

ちょうど目や肩・首などがつらくなった時に、目頭やこめかみ、後頭部の付け根あたりをグーっと押さえたくなることがあるかと思います。

そのあたりをグリグリ押さえるとこりが和らぐ感じがするかもしれませんが、眼精疲労・ドライアイやこりの原因自体が取り除かれていないと、結局また元に戻ってしまいます。

また、強く押さえることで細胞の損傷や壊死を引き起こすとも言われており、逆に組織が硬くなってしまったり感覚が鈍ってしまう可能性もあります。

よくあるのが、強いマッサージを受け慣れていることで、強い圧で押されても平気だったり、物足らなくてドンドン強もみを求めてしまうケースがあったりします。

それが長期化することで、いわゆる「その時は良いけどすぐ元に戻る」状態につながってしまうのです。

セルフマッサージをする際なども、せめて痛みを感じない程度のやさしい刺激を心がけましょう。

当院の眼精疲労・ドライアイの整体

当院の眼精疲労・ドライアイを改善するための整体についてご紹介していきます。

・構造面の検査

首の可動域検査の様子

身体の歪みなどについて、構造面をチェックしていきます。

特に、眼精疲労・ドライアイに関連しやすい首などは、問題が起こりやすいので細かく把握していきいます。

・神経学的検査

神経学的検査をしている様子

神経学的検査を用いて、身体の位置感覚などの問題を調べていきます。

特にデスクワークをしている場合、長時間の同じ姿勢によって身体の平衡感覚などのバランスが乱れやすいため、チェックが必要です。

・全身の矯正

構造面の問題に対して、整体でアプローチしていきます。

局所付近だけでなく、目疲れに影響を及ぼす全身の状態を整えていきます。

・体液循環の調整

足の整体をしている風景

血液・リンパ液・脳脊髄液(CSF)をはじめとする体液循環を整えていきます。

眼精疲労・ドライアイの原因となる涙も体液のひとつです。

全身の循環を整えることで、目にも栄養が行き渡ります。

・自律神経の調整

頭部の整体施術をしている様子

身体の治癒力に関わる自律神経へのアプローチを行います。

・目元や顔面部の調整

眼精疲労・ドライアイの施術風景

目元をはじめとする顔面部の組織や骨の調整を行います。

非常にやさしい圧での調整ですが、眼精疲労・ドライアイに関連する局所の問題に対して細かくアプローチすることが可能です。

当院の整体で変化を感じた方の声

当院で整体を受けられて、視力の変化を感じた方の声をご紹介します。

「長年の肩こりや頭痛が当たり前の状態でしたが、1回1回の施術で確実に痛みが軽減していきました。後頭部の施術をしてもらってから、視力が0.4も上がっていた時はめっちゃ驚きました。(30代男性 Y.M様)」

※個人の症例です。全ての方に効果を保証するものではありません。

視力については、景品表示法などの観点から当院が効果を保証するようなことは一切致しませんし、正直なところ施術によって視力がよくなったというエビデンスはありません。

しかし、実際にご本人がそのように感じていらっしゃるのと、視力検査の結果が左右0.6→1.0、0.8→1.2とそれぞれ上がっていたとお話しされていたこと自体は事実です。

目の問題だけでなく、身体のどこに問題があるのかを一つずつ検査・施術を行えば、このような変化が起こっても全然不思議ではないと私は考えます。

まとめ

眼精疲労・ドライアイについてまとめていきます。

  • 目疲れには使いすぎや環境要因、他疾患などが関連
  • 人の身体は長時間の注視や同姿勢が負担になる
  • 頭蓋骨や前胸部も改善のための治療ポイント
  • 目薬などはあくまで補助的な対処法として
  • こっている箇所を強く押さえるのは逆効果になる

パソコンやスマホなど、電子機器を使うことが習慣となった現代人にとって、目の健康は大きな課題であると思います。

こちらの記事でもお伝えしたように、目薬などで目そのものをケアしたとしても、自分で目を栄養したり回復させたりする機能が弱っているなら対症療法になってしまいます。

根本的に良くしていきたいのであれば、全身の状態を整えていく必要があります。

眼精疲労・ドライアイでお悩みの方は一度当院にご相談いただければと思います。


*ご予約はこちら→〈予約・お問い合わせページ〉

【記事作成者 整体サロンINUI(新大阪・西中島南方)】

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乾 裕樹

乾 裕樹

大阪府出身 1990年9月11日生まれ 血液型 A型 明治東洋医学院専門学校 鍼灸学科卒業 取得国家資格 はり師・きゅう師 一般社団法人 日本統合手技協会 理事 一般社団法人 日本統合手技協会 公認インストラクター 京都府立医科大学 解剖実習修了  (施術家としての経歴) 高校卒業後、18歳で施術家の道へ。 午前は鍼灸の専門学生として学び、午後は地元の鍼灸整骨院で夜遅くまで勤務。 主に運動器疾患やスポーツ障害についての理論や施術方法を習得する。 ↓ 専門学校卒業後は不妊症を専門とする鍼灸院にて修行。 婦人科疾患や逆子の施術、小児はり、自律神経失調症の方々へのアプローチ、東洋医学的な診察方法について学ぶ。 お客様への接遇や仕事に対する姿勢など、社会人としての基礎を教えて頂く。 ↓ 内臓へのアプローチを専門とする整体サロンにて修行。 肩こりや腰痛などをはじめとする身体の痛みと、内臓の問題が関連することを学ぶ。 それと同時に、筋肉を揉んだりほぐすだけでは根本的には良くならないことを知る。 ↓ 妊産婦のお悩みを専門に扱う整体サロンにて修業。 産後骨盤矯正やマタニティ整体を通して、産後ママや妊婦の身体の状態について学ぶ。 その他、発達の遅れやチックなどの小児整体、美容鍼・小顔矯正のテクニックを習得。 26歳で同サロンの分院長に就任。 約4年にわたり代表セラピストとして全ての施術メニューを担当し、所属スタッフの技術指導・育成に携わる。 ↓ これまでの技術・経験だけでは改善できない症状に数多く巡り合い、施術家としての頭打ちを感じる。 そんな折、現在の師匠である松本恒平と出会う。 多くの施術家が見落としている原理原則、触診、国際基準の療術について学び、これまで習得した技術や知識のバラバラだった”点”が”線”で繋がる。 それをきっかけに、辛い症状と闘う人たちの力になれることを確信し地元である新大阪・南方エリアにて開業。

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