赤ちゃんがいつも右ばかり向いて寝ている、反対側を向かせてもすぐに元の方向へ戻ってしまうなど、赤ちゃんの向き癖でお悩みではありませんか?
向き癖は赤ちゃんによく見られる状態ですが、同じ方向ばかり向いて寝る状態が続くと、後頭部の片側に圧力がかかり、斜頭症や絶壁頭など頭の形に影響する場合があります。
また、向き癖には寝る環境や日常生活の習慣だけでなく、首の動かしにくさや身体の緊張など、さまざまな要因が関係していることもあります。
「自然に治る?」
「いつまで様子を見てもいい?」
「自宅でできる治し方はある?」
と不安を感じている親御さまも少なくありません。
この記事では、赤ちゃんの向き癖が起こる原因や頭の形への影響、自然に治る可能性、いつまで様子を見てもよいのか、自宅でできる対策や治療方法について、実際の改善症例とあわせて詳しく解説します。
向き癖と頭の形の改善症例を見たい方へ
整体サロンINUIでは、生後2ヶ月の赤ちゃんから小学生までの向き癖や、それに伴う頭の形のお悩みに対する改善症例をご紹介しています。
実際の経過写真とともにご紹介していますので、お子さまと年齢やお悩みが近い症例をぜひ参考になさってください。
▶︎ 赤ちゃん・子どもの向き癖と頭の形 改善症例一覧を見る
赤ちゃんの向き癖とは?

赤ちゃんの向き癖とは、仰向けに寝ているときなどに、いつも同じ方向ばかりを向く状態のことです。
右ばかり向く、左ばかり向く、反対方向へ頭を動かしてもすぐに元の向きへ戻ってしまうなど、向き癖の程度には個人差があります。
生まれたばかりの赤ちゃんは、自分で自由に身体を動かすことが難しく、寝ている時間も長いため、同じ方向を向く状態が続くことがあります。
向き癖そのものは赤ちゃんによく見られますが、強い向き癖が長期間続くと、いつも同じ部分に圧力がかかり、頭の形に左右差が生じる場合があります。
また、反対方向をほとんど向けない場合や、首の傾きが続いている場合には、単なる向き癖ではなく、首の状態などが関係している可能性もあります。
そのため、向き癖を見るときには、赤ちゃんがどちらを向いているかだけでなく、反対方向へ首を動かせるか、頭の形に左右差がないかなども確認することが大切です。
右ばかり・左ばかり向く状態
赤ちゃんの向き癖では、仰向けに寝かせたときに、いつも右または左の同じ方向を向く状態が見られます。
反対方向へ頭を向けてもすぐに元の位置へ戻ったり、授乳や抱っこのときにも同じ方向を向きたがったりする場合があります。
向き癖があっても、赤ちゃん自身が左右どちらにも首を動かせる場合には、成長とともに目立ちにくくなることもあります。
一方で、反対方向へほとんど首を動かせない、動かそうとすると嫌がるなどの場合には、首の動かしにくさが関係している可能性もあります。
向き癖と斜頸の違い
向き癖と似た状態に「斜頸(しゃけい)」があります。
向き癖は赤ちゃんが同じ方向を向く傾向がある状態ですが、斜頸は首が左右どちらかに傾いたり、顔が反対方向を向いた状態が続いたりすることがあります。

代表的なものに筋性斜頸があり、首の筋肉の一つである胸鎖乳突筋の状態などが関係している場合があります。
向き癖と斜頸を親御さまだけで判断することは難しいため、首の傾きが続いている、反対方向をほとんど向けない、首にしこりがあるなど気になる症状がある場合には、医療機関へ相談することが大切です。
赤ちゃんに向き癖が起こる原因
赤ちゃんの向き癖には、一つの原因だけでなく、出生時の状況や首の動かしにくさ、寝る環境など、さまざまな要因が関係している場合があります。
ここでは、赤ちゃんに向き癖が起こる主な原因について解説します。
お腹の中にいたときの姿勢
赤ちゃんは生まれるまでの間、お母さんのお腹の中で身体を丸めた姿勢で過ごしています。
妊娠後期になると赤ちゃんの身体が大きくなり、子宮内で動けるスペースも少なくなるため、長期間同じような姿勢で過ごすことがあります。
そのため、生まれたあともお腹の中にいたときの姿勢の影響が残り、特定の方向を向きやすくなる場合があります。
出産時に身体へかかる負担

赤ちゃんの身体には、出産時にさまざまな力がかかります。
分娩に時間がかかった場合や、吸引分娩・鉗子分娩などでは、出生時の状況が赤ちゃんの頭の形や身体の状態に影響している場合があります。
ただし、向き癖の原因を出産方法だけで判断することはできません。
赤ちゃんの向き癖を考える際には、出生時の状況だけでなく、首の動きや身体全体の状態なども確認することが大切です。
首の動かしにくさや身体の緊張
首の動かしにくさや身体の緊張が、向き癖に関係している場合があります。
左右で首の動かしやすさに違いがあると、赤ちゃんは自然と向きやすい方向を選ぶようになり、いつも同じ方向を向く状態につながることがあります。
また、身体を反らせることが多い、身体を左右どちらかに曲げることが多いなど、首以外の身体の状態が関係している場合もあります。
そのため、向き癖を見る際には、頭の向きだけでなく、首や身体全体の動きも確認することが大切です。
寝る環境や授乳・抱っこの習慣
赤ちゃんが過ごす環境や日常生活の習慣も、向き癖に関係する場合があります。
いつも同じ方向から授乳する、同じ腕で抱っこする、ベビーベッドで寝かせる位置がいつも同じなど、日常生活の中で赤ちゃんが特定の方向を向く機会が多くなることがあります。
このような状態が続くことで、赤ちゃんにとって向きやすい方向が決まり、向き癖につながる場合があります。
光や音など周囲の環境
赤ちゃんは、明るい方向や人の声が聞こえる方向に興味を示して顔を向けることがあります。
ベビーベッドや布団の位置によって、窓や照明、家族がいる方向がいつも同じ場合、赤ちゃんが特定の方向を向く時間が長くなることがあります。
赤ちゃんが左右どちらの方向にも興味を持てるよう、寝る位置や声をかける方向などを工夫することも大切です。
病気などが関係している場合
向き癖のように見える状態でも、筋性斜頸などの病気が関係している場合があります。
また、視覚や聴覚などの状態によって、赤ちゃんが特定の方向を向きやすくなる可能性もあります。
反対方向をほとんど向けない、首の傾きが続いている、首にしこりがあるなど気になる症状がある場合には、自己判断せず医療機関へ相談しましょう。
向き癖を放置すると頭の形に影響する?
赤ちゃんの頭蓋骨は大人と比べてやわらかく、成長途中にあります。
そのため、いつも同じ方向を向いて寝る状態が続くと、後頭部の同じ部分に圧力がかかり続け、頭の形に左右差や平坦な部分が生じる場合があります。
特に寝ている時間が長い低月齢の赤ちゃんは、向き癖による頭の形への影響に注意が必要です。
ただし、向き癖があるすべての赤ちゃんに頭の変形が起こるわけではありません。
向き癖の強さや期間、赤ちゃんの月齢などによって、頭の形への影響には個人差があります。
向き癖で頭の形が歪む理由
赤ちゃんの頭蓋骨は、脳の成長に合わせて大きくなるため、複数の骨に分かれています。
特に乳児期は頭蓋骨がやわらかいため、同じ部分に長時間圧力がかかり続けると、頭の形が変化することがあります。
向き癖によっていつも右または左を向いて寝ていると、床や寝具に接している後頭部の片側に圧力が集中します。
その状態が長く続くことで、後頭部の左右差や平坦化につながる場合があります。
斜頭症につながる場合がある

斜頭症とは、頭を上から見たときに左右非対称になっている頭の形です。
向き癖によっていつも同じ方向を向いて寝ていると、後頭部の片側に圧力がかかり続け、斜頭症につながる場合があります。
斜頭症では、後頭部の左右差だけでなく、耳の位置やおでこの形などにも左右差が見られることがあります。
絶壁頭(短頭症)につながる場合がある

絶壁頭(短頭症)とは、後頭部が平らになり、頭の前後の長さが短く見える頭の形です。
向き癖では斜頭症が見られることが多いですが、仰向けで寝ている時間が長い場合などには、後頭部全体に圧力がかかり、絶壁頭につながる場合もあります。
また、斜頭症と絶壁頭の特徴が同時に見られる赤ちゃんもいます。
耳やおでこの左右差が目立つことがある

向き癖による頭の形の変化は、後頭部だけに見られるとは限りません。
頭の形の左右差が強くなると、左右の耳の位置にずれが生じたり、おでこの片側が前方へ突出して見えたりする場合があります。
そのため、赤ちゃんの頭の形を確認するときには、後頭部だけでなく、頭を上から見た形や耳の位置、おでこの左右差なども確認することが大切です。
赤ちゃんの向き癖は自然に治る?
赤ちゃんの向き癖は、成長とともに首や身体を自由に動かせるようになることで、自然に目立ちにくくなる場合があります。
しかし、すべての向き癖が自然に改善するとは限りません。
反対方向へ首を動かしにくい状態が続いている場合や、強い向き癖がある場合には、成長しても同じ方向を向く状態が続くことがあります。
また、向き癖が改善した場合でも、すでに斜頭症や絶壁頭など頭の形に変化が生じている場合には、左右差や平坦な部分が残ることもあります。
そのため、「成長すれば自然に治る」と考えて様子を見続けるのではなく、赤ちゃんの首の動きや頭の形も一緒に確認することが大切です。
成長とともに改善する場合もある
生まれたばかりの赤ちゃんは、自分で自由に頭や身体を動かすことが難しく、寝ている時間も長いため、同じ方向を向くことがあります。
成長とともに首がすわり、自分で頭を動かせるようになると、左右さまざまな方向を向く機会が増えていきます。
さらに、寝返りやうつ伏せで過ごす時間が増えることで、仰向けで同じ方向を向いている時間が減り、向き癖が目立ちにくくなる場合もあります。
自然に改善しにくい向き癖もある
一方で、成長しても強い向き癖が続いている場合には、自然に改善しにくいことがあります。
例えば、反対方向へ首を動かしにくい、反対側を向かせてもすぐに元の方向へ戻る、首や身体の左右の動きに違いがあるなどの場合です。
また、向き癖によって同じ部分に圧力がかかる状態が続くと、斜頭症や絶壁頭など頭の形に影響する場合があります。
向き癖が自然に改善するかどうかは赤ちゃんによって異なるため、向いている方向だけでなく、首の動きや身体の状態、頭の形なども確認することが大切です。
赤ちゃんの向き癖はいつまで様子を見ていい?
赤ちゃんの向き癖には個人差があるため、「生後何ヶ月までなら様子を見ても大丈夫」と一律に判断することはできません。
大切なのは月齢だけで判断するのではなく、反対方向へ首を動かせるか、向き癖が強くなっていないか、頭の形に左右差が生じていないかなどを確認することです。
成長とともに自分で頭や身体を動かす機会が増え、向き癖が目立ちにくくなる赤ちゃんもいます。
一方で、反対方向をほとんど向けない場合や、頭の形の左右差が目立ってきた場合には、長期間そのまま様子を見続けることはおすすめできません。
特に、首の動きに明らかな左右差がある場合や、首の傾きが続いている場合には、月齢にかかわらず医療機関へ相談しましょう。
月齢別にみる赤ちゃんの向き癖
赤ちゃんの向き癖は、月齢によって身体の発達や過ごし方が異なるため、確認するポイントも変わります。
低月齢の赤ちゃんは寝ている時間が長く、自分で頭を動かせる範囲も限られています。
成長とともに首がすわり、寝返りやお座りができるようになると、頭や身体を動かす機会も増えていきます。
ここでは、赤ちゃんの向き癖について月齢別に確認しておきたいポイントを解説します。
新生児〜生後3ヶ月頃
新生児から生後3ヶ月頃までは、寝て過ごす時間が長く、自分で自由に頭や身体を動かすことも難しい時期です。
そのため、いつも同じ方向を向いて寝る状態が続くと、後頭部の片側に圧力がかかりやすくなります。
この時期は、向き癖の有無だけでなく、左右どちらにも首を動かせるか、後頭部に左右差や平坦な部分が生じていないかを確認することが大切です。
反対方向へほとんど首を動かせない場合や、すでに頭の形に左右差が見られる場合には、早めに専門家へ相談することも検討しましょう。
生後4〜6ヶ月頃
生後4〜6ヶ月頃になると、首がすわったり寝返りを始めたりする赤ちゃんが増え、自分で頭や身体を動かす機会が多くなります。
成長に伴って向き癖が目立ちにくくなる場合もありますが、この時期になってもいつも同じ方向を向いている場合には注意が必要です。
特に、反対方向へ首を動かしにくい、向き癖が強い、後頭部や耳、おでこの左右差が目立つ場合には、向き癖だけでなく頭の形も確認しましょう。
生後7ヶ月以降
生後7ヶ月以降になると、お座りやハイハイなどによって、仰向けで寝て過ごす時間は少しずつ減っていきます。
そのため、「寝ている時間が減れば向き癖や頭の形も自然に改善するのではないか」と考える親御さまも少なくありません。
しかし、仰向けで過ごす時間が減っても、すでに生じている頭の形の左右差や平坦な部分が必ず自然に改善するとは限りません。
また、この時期になっても反対方向をほとんど向けない場合や、首や身体の動きに左右差が見られる場合には、向き癖が続いている原因を確認することが大切です。
月齢だけを理由に諦めたり様子を見続けたりせず、向き癖や頭の形が気になる場合には、赤ちゃんの状態に合わせた対応を検討しましょう。
赤ちゃんの向き癖を改善するために自宅でできること
赤ちゃんの向き癖が気になる場合には、日常生活の中で同じ方向ばかりを向く時間を減らし、左右どちらにも頭や身体を動かす機会を作ることが大切です。
寝る位置や授乳、抱っこの仕方などを見直すことで、赤ちゃんが自然に反対方向を向くきっかけを作れる場合があります。
ただし、無理に首を反対方向へ向けたり、長時間同じ姿勢を取らせたりすることは避けましょう。
ここでは、赤ちゃんの向き癖が気になる場合に自宅でできる対策について解説します。
寝る位置や赤ちゃんの向きを工夫する
赤ちゃんは、家族がいる方向や明るい方向、音が聞こえる方向などに顔を向けることがあります。
いつも同じ位置や向きで寝かせている場合には、赤ちゃんの頭と足の位置を入れ替えるなど、自然に反対方向へ興味を向けられる環境を作ってみましょう。
ただし、睡眠中は安全性を最優先にし、仰向け寝を基本とすることが大切です。
授乳する方向を左右で変える
授乳するときにいつも同じ姿勢や方向で抱いていると、赤ちゃんが特定の方向を向く機会が多くなる場合があります。
可能な範囲で左右の抱き方を変えることで、赤ちゃんが両方向へ首を動かす機会を作ることができます。
無理に左右均等にする必要はありませんが、いつも同じ方向になっていないか確認してみましょう。
抱っこの仕方を工夫する

抱っこの仕方も、赤ちゃんの向き癖に関係する場合があります。
いつも同じ腕で抱っこしている場合には、赤ちゃんの状態を見ながら反対側の腕でも抱っこするなど、身体の向きを変える機会を作ってみましょう。
また、縦抱きなど仰向け以外の姿勢で過ごす時間を作ることで、後頭部の同じ部分に圧力がかかる時間を減らすことにもつながります。
タミータイムを取り入れる

タミータイムとは、赤ちゃんが起きている時間に、保護者の見守りのもとでうつ伏せになって過ごすことです。
うつ伏せで過ごすことで、後頭部に圧力がかかる時間を減らせるだけでなく、赤ちゃんが首や身体を動かす機会にもなります。
赤ちゃんの月齢や発達に合わせて、無理のない範囲から取り入れましょう。
なお、タミータイムは赤ちゃんが起きているときに行い、うつ伏せのまま寝かせないよう注意が必要です。
おもちゃや声かけで反対方向を向く機会を作る
赤ちゃんが興味を示すおもちゃを置いたり、反対方向から声をかけたりすることで、自然に首を動かすきっかけを作ることができます。
赤ちゃんが自分から反対方向を向くように促すことがポイントです。
反対方向を向かせようとして、赤ちゃんの頭や首を無理に動かすことは避けましょう。
ドーナツ枕だけに頼らない
向き癖や頭の形が気になり、ドーナツ枕などの使用を検討する親御さまも少なくありません。
しかし、枕を使用するだけで、向き癖の原因となっている首の動かしにくさなどが改善するとは限りません。
また、赤ちゃんの睡眠環境では安全性を最優先に考える必要があります。
向き癖が強い場合や頭の形に左右差が生じている場合には、枕だけで対応しようとせず、赤ちゃんの首の動きや身体の状態なども確認することが大切です。
向き癖がある場合に病院へ相談する目安
赤ちゃんの向き癖は成長とともに目立ちにくくなる場合もありますが、首の動きや頭の形によっては医療機関への相談が必要なこともあります。
特に、次のような状態が見られる場合には、一度医療機関へ相談することを検討しましょう。
- 反対方向をほとんど向けない
- 首を動かすと強く嫌がる
- 首の傾きが続いている
- 首にしこりがある
- 頭の形の左右差が強くなっている
- 耳やおでこの左右差が目立っている
- 成長や発達について気になることがある
向き癖のように見えても、筋性斜頸などが関係している場合があります。
また、向き癖によって頭の同じ部分に圧力がかかり続けると、斜頭症や絶壁頭など頭の形に影響することもあります。
親御さまだけで向き癖の原因や頭の形の状態を判断することは難しいため、「いつまで様子を見ればいいのだろう」と不安を感じている場合には、早めに専門家へ相談することが大切です。
特に、首の動きに明らかな左右差がある場合や、頭の形の変化が強くなっている場合には、自己判断で対策を続けるのではなく、まず医療機関で状態を確認してもらいましょう。
赤ちゃんの向き癖の治療・対応方法
赤ちゃんの向き癖への対応方法は、月齢や首の動き、頭の形、向き癖の原因などによって異なります。
成長に伴う変化を確認しながら経過観察を行ったり、自宅での過ごし方を工夫したりする場合もあれば、首の動きや頭の形によっては医療機関への相談が必要になることもあります。
また、向き癖によって斜頭症や絶壁頭などの頭蓋変形が生じている場合には、頭の形に対する治療が検討されることもあります。
ここでは、赤ちゃんの向き癖に対する主な治療・対応方法について解説します。
経過観察・自宅での姿勢の工夫
向き癖が軽度で、左右どちらにも首を動かせる場合には、成長に伴う変化を確認しながら経過観察を行うことがあります。
また、寝る位置や授乳、抱っこの仕方を工夫したり、起きている時間にタミータイムを取り入れたりすることで、同じ方向ばかりを向く時間を減らす方法もあります。
ただし、反対方向へ首を動かしにくい場合や、頭の形の左右差が強くなっている場合には、自宅での対策だけで長期間様子を見続けないことが大切です。
医療機関での診察・治療
反対方向をほとんど向けない、首の傾きが続いている、首にしこりがあるなどの場合には、医療機関へ相談しましょう。
向き癖のように見える状態でも、筋性斜頸などが関係している場合があります。
医療機関では、赤ちゃんの首の動きや身体の状態などを確認し、必要に応じて検査や治療が行われます。
また、頭の形の変化が著しい場合には、頭蓋骨の病気などが関係していないか確認することも大切です。
ヘルメット治療

ヘルメット治療は、向き癖そのものを治療する方法ではなく、斜頭症や絶壁頭などの頭蓋変形に対して行われる治療方法です。
赤ちゃんの頭の形に合わせて作製した専用のヘルメットを装着し、頭の成長を利用して形を整えていきます。
ヘルメット治療を開始できる時期には一定の目安があり、一般的には頭の成長が著しい乳児期に行われます。
治療の必要性や開始時期は、赤ちゃんの月齢や頭の形によって異なります。
向き癖による頭の形の変化が気になり、ヘルメット治療を検討している場合には、専門の医療機関へ相談しましょう。
整体

整体では、向いている方向だけでなく、首の動きや身体全体の状態などを確認しながら施術を行います。
赤ちゃんの向き癖には、寝る環境や日常生活の習慣だけでなく、首の動かしにくさや身体の緊張などが関係している場合があります。
整体サロンINUIでは、赤ちゃんの首の動きや身体の状態、頭の形などを確認したうえで、負担の少ないやさしい刺激で施術を行っています。
また、ご自宅での過ごし方や向き癖に対するセルフケアについても、赤ちゃんの状態に合わせてお伝えしています。
整体は医療機関で行われる診断や治療とは異なります。
反対方向をほとんど向けない、首の傾きが続いている、病気の可能性が心配などの場合には、まず医療機関へ相談したうえで、赤ちゃんに合った対応方法を検討することが大切です。
整体サロンINUIが向き癖で大切にしていること
赤ちゃんの向き癖は、単に「右を向く」「左を向く」という頭の向きだけの問題とは限りません。
反対方向への首の動かしにくさや身体の緊張、姿勢などが関係し、同じ方向を向きやすくなっている場合があります。
そのため、整体サロンINUIでは、向き癖がある方向だけを見るのではなく、首の動きや身体全体の状態、頭の形などを確認することが大切だと考えています。
頭の向きだけを変えても改善しない場合がある
向き癖が気になる場合、反対方向から声をかけたり、おもちゃを置いたり、寝る位置を変えたりする方法があります。
このような工夫によって向き癖が目立ちにくくなる赤ちゃんもいます。
一方で、首の動かしにくさや身体の緊張などが関係している場合には、反対方向を向かせてもすぐに元の方向へ戻ってしまうことがあります。
そのため、自宅で対策を続けても向き癖が変わらない場合には、赤ちゃんが同じ方向を向きやすくなっている原因を確認することが大切です。
首の動きや身体全体の状態を確認する理由
赤ちゃんが頭を左右に動かすためには、首だけでなく身体全体の動きも関係しています。
例えば、首の動かしやすさに左右差がある、身体をいつも同じ方向へ曲げている、反り返りが強いなどの場合には、赤ちゃんが特定の方向を向きやすくなることがあります。
整体サロンINUIでは、向き癖がある方向だけを見るのではなく、左右の首の動きや身体の緊張、姿勢なども確認しています。
赤ちゃんの身体全体の状態を確認することで、一人ひとりの向き癖に合わせた対応を行うことが大切だと考えています。
向き癖と頭の形を一緒に確認する重要性
向き癖が続くと、後頭部の同じ部分に圧力がかかり、斜頭症や絶壁頭など頭の形に影響する場合があります。
また、親御さまが向き癖をきっかけに頭の形を確認し、後頭部の左右差や耳の位置のずれなどに気づくケースも少なくありません。
そのため、整体サロンINUIでは、向き癖だけでなく、後頭部の形や頭を上から見たときの左右差、耳やおでこの位置なども確認しています。
向き癖と頭の形は別々に考えるのではなく、両方の状態を確認しながら対応していくことが大切です。
整体サロンINUIの向き癖に対する施術
整体サロンINUIでは、赤ちゃんの向き癖だけでなく、首の動きや身体全体の状態、頭の形などを確認したうえで施術を行っています。
同じ向き癖でも、赤ちゃんによって首の動かしやすさや身体の緊張、頭の形などは異なります。
そのため、一人ひとりの状態を確認しながら施術を行い、ご自宅での過ごし方についてもお伝えしています。
赤ちゃんにも負担の少ないやさしい施術

整体サロンINUIでは、赤ちゃんの身体に強い力を加えたり、首を無理に動かしたりする施術は行っていません。
赤ちゃんにも負担の少ないやさしい刺激で、首や身体の状態を確認しながら施術を行います。
施術中は親御さまにも一緒にいていただき、お子さまの様子を確認しながら進めていきます。
頭の形・首の動き・身体全体を確認
向き癖がある場合には、いつも向いている方向だけでなく、反対方向への首の動きや身体の緊張、姿勢なども確認します。
また、向き癖によって後頭部の片側に圧力がかかり続けると、斜頭症や絶壁頭など頭の形に影響する場合があります。
そのため、整体サロンINUIでは、首や身体の状態とあわせて、後頭部の左右差や耳・おでこの位置など頭の形も確認しています。
ご自宅での過ごし方やセルフケアをアドバイス

向き癖への対応では、施術だけでなく、ご自宅で赤ちゃんがどのように過ごしているかも大切です。
整体サロンINUIでは、赤ちゃんの月齢や向き癖、身体の状態に合わせて、抱っこの仕方や寝る環境、タミータイムなど、ご自宅でできるセルフケアについてもお伝えしています。
一律に同じ方法を行うのではなく、一人ひとりの赤ちゃんの状態や発達に合わせて、無理なく続けられる方法をご提案しています。
向き癖でお悩みだった赤ちゃんの改善症例
整体サロンINUIには、赤ちゃんの向き癖や、それに伴う頭の形の左右差でお悩みの親御さまが多く来院されています。
向き癖の状態や頭の形、来院時の月齢はお子さまによって異なります。
ここでは、実際に整体サロンINUIへ来院されたお子さまの中から、斜頭症や絶壁頭、耳の左右差などを伴う向き癖の改善症例をご紹介します。
生後3ヶ月男児|絶壁頭・はち張り・右向き癖

生後3ヶ月の男の子です。
右への向き癖があり、後頭部の平坦感やはち張りを心配されてご来院されました。
施術では、頭の形だけでなく、首の動きや身体全体の状態を確認しながら対応しました。
施術を重ねることで、後頭部の丸みやはち張りなど、頭の形に変化が見られました。
実際の施術経過や頭の形の変化は、こちらの症例記事で詳しくご紹介しています。
▶ 生後3ヶ月男児|絶壁頭・はち張り・右向き癖の改善症例を見る
生後4ヶ月女児|斜頭症・左への向き癖

生後4ヶ月の女の子です。
左への向き癖があり、頭の形の左右差を心配されてご来院されました。
施術では、頭の形だけでなく、首の動きや身体全体の状態を確認しながら対応しました。
施術を重ねることで、後頭部の左右差や頭全体の形に変化が見られました。
実際の施術経過や頭の形の変化は、こちらの症例記事で詳しくご紹介しています。
生後9ヶ月男児|斜頭症・右向き癖・耳の左右差

生後9ヶ月の男の子です。
右への向き癖があり、頭の形の左右差や耳の位置のずれを心配されてご来院されました。
施術では、頭の形だけでなく、首の動きや身体全体の状態を確認しながら対応しました。
施術を重ねることで、後頭部の左右差や耳の位置など、頭全体のバランスに変化が見られました。
実際の施術経過や頭の形の変化は、こちらの症例記事で詳しくご紹介しています。
▶ 生後9ヶ月男児|斜頭症・右向き癖・耳の左右差の改善症例を見る
1歳6ヶ月男児|斜頭症・右向き癖

1歳6ヶ月の男の子です。
右への向き癖があり、頭の形の左右差を心配されてご来院されました。
施術では、頭の形だけでなく、首の動きや身体全体の状態を確認しながら対応しました。
施術を重ねることで、後頭部の左右差など、頭全体の形に変化が見られました。
実際の施術経過や頭の形の変化は、こちらの症例記事で詳しくご紹介しています。
このほかにも、整体サロンINUIでは、向き癖や頭の形でお悩みのお子さまの改善症例を多数ご紹介しています。
月齢や向き癖の状態、頭の形など、同じようなお悩みをお持ちの方はぜひ参考にしてください。
向き癖でお悩みだった親御さまの声
整体サロンINUIには、赤ちゃんの向き癖や頭の形でお悩みだった親御さまから、多くのGoogleレビューやご感想をいただいています。
ここでは、実際に向き癖や頭の形のお悩みで通院された親御さまの声をご紹介します。
※個人の感想であり、施術による変化には個人差があります。
Google口コミでいただいたご感想
実際に通院された親御さまより、
Googleレビューをいただきました。

★★★★★
「回数を重ねていくにつれ、頭の形が良くなっていくのが夫婦ともに実感できました。
先生は穏やかで丁寧な印象です。この人なら任せられるという安心感があります。」
(Googleレビューより一部抜粋)
実際に通院された親御さまより、
Googleレビューをいただきました。

★★★★★
「施術3分の1を過ぎたあたりから、親戚や周りの人達から『丸くなってきてるよ』と言われることが増え、親である私も変化を実感しました。
半年間の治療を終えて、大変満足しております。」
(Googleレビューより一部抜粋)
保護者の方の感想動画
重度の斜頭症と向き癖について、生後4ヶ月から整体サロンINUIへ通院されたお子さまの保護者の方にお話を伺いました。
来院前に感じていた頭の形への不安や、整体サロンINUIへ相談されたきっかけ、実際に施術を受ける中で感じられた変化などをお話しいただいています。
実際の通院経過や感じられた変化について、 保護者さまにお話しいただきました。
このほかにも、整体サロンINUIでは、向き癖や頭の形でご来院いただいた親御さまから、多くのGoogleレビューや手書きのご感想をいただいています。
▶ 頭の形でご来院いただいた親御さまの声・Googleレビュー一覧はこちら
赤ちゃんの向き癖についてよくある質問
赤ちゃんの向き癖について、整体サロンINUIへご相談いただくことの多い質問をご紹介します。
向き癖が自然に治る可能性や、いつまでに対応した方がよいのか、頭の形への影響などについて解説します。
赤ちゃんの向き癖は自然に治りますか?
赤ちゃんの向き癖は、成長とともに首や身体を自由に動かせるようになり、目立ちにくくなる場合があります。
一方で、反対方向へ首を動かしにくい場合や、同じ方向を向く状態が続いている場合には、向き癖が長く続くこともあります。
向き癖によって頭の形に影響する場合もあるため、首の動きや頭の形もあわせて確認することが大切です。
赤ちゃんの向き癖はいつまでに対応した方がいいですか?
向き癖への対応を始める時期に、明確な期限があるわけではありません。
しかし、低月齢の時期は頭蓋骨がやわらかく、同じ方向を向き続けることで頭の形に影響する場合があります。
反対方向をほとんど向かない場合や、頭の形の左右差が目立ってきた場合には、早めに状態を確認しましょう。
向き癖があると頭の形は悪くなりますか?
向き癖があるからといって、必ず頭の形が変形するわけではありません。
しかし、同じ方向を向き続けることで後頭部の一部分に圧力がかかると、斜頭症や絶壁頭などにつながる場合があります。
向き癖が続いている場合には、首の動きだけでなく頭の形も確認することが大切です。
右向き癖と左向き癖で原因や対策は違いますか?
基本的な考え方は、右向き癖でも左向き癖でも大きく変わりません。
大切なのは、向いている方向だけでなく、反対方向へ首を動かせるか、身体の緊張や姿勢に左右差がないかを確認することです。
また、特定の方向を向きやすい生活環境になっていないか確認することも大切です。
向き癖を治すために反対方向へ寝かせてもいいですか?
赤ちゃんを仰向けに寝かせたうえで、向き癖とは反対方向へ顔を向けるよう促すことはあります。
ただし、赤ちゃんの頭や首を無理に反対方向へ向けたり、タオルや枕などを使って頭の向きを固定したりすることは避けましょう。
起きている時間に反対方向から声をかけたり、おもちゃを置いたりするなど、赤ちゃんが自分から首を動かす機会を作ることが大切です。
ドーナツ枕を使えば向き癖は改善しますか?
ドーナツ枕を使用するだけで、すべての赤ちゃんの向き癖が改善するとは限りません。
向き癖には、寝る環境だけでなく、首の動かしにくさや身体の緊張などが関係している場合があります。
枕だけに頼らず、首の動きや身体の状態、頭の形なども確認することが大切です。
向き癖は整体で改善できますか?
向き癖に首の動かしにくさや身体の緊張などが関係している場合には、整体によって向き癖の改善が期待できることがあります。
整体サロンINUIでは、赤ちゃんの首の動きや身体の緊張、姿勢などを確認し、一人ひとりの状態に合わせて負担の少ないやさしい刺激で施術を行っています。
ただし、向き癖の原因や状態は赤ちゃんによって異なります。首の傾きが続いている場合や病気の可能性が心配な場合には、まず医療機関へ相談することが大切です。
関連記事
向き癖とあわせて、斜頭症や絶壁頭、長頭症など、お子さまの頭の形について詳しく知りたい方は、下記の記事も参考になさってください。
まとめ|赤ちゃんの向き癖が気になる方へ
赤ちゃんの向き癖は、成長とともに目立ちにくくなる場合もあります。
一方で、反対方向へ首を動かしにくい状態や、いつも同じ方向を向く状態が続くと、斜頭症や絶壁頭など頭の形に影響することがあります。
向き癖が気になる場合には、寝る位置や抱っこの仕方を工夫したり、タミータイムを取り入れたりするなど、ご自宅でできる対策を行うことも大切です。
しかし、自宅で対策を続けても向き癖が変わらない場合や、頭の形の左右差が目立っている場合には、長期間様子を見続けず、首の動きや身体の状態を確認することをおすすめします。
整体サロンINUIでは、向き癖だけでなく、首の動きや身体全体の状態、頭の形などを確認したうえで、一人ひとりのお子さまに合わせた施術を行っています。
大阪で赤ちゃんの向き癖や頭の形についてお悩みの方は、お気軽に整体サロンINUIへご相談ください。

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