こんにちは。新大阪・西中島南方エリアの整体院、整体サロンINUI院長の乾です。
先日、整体業界で有名な先生のあるお話を聞いて感銘を受けたので、シェアさせて頂きますね。
【感情と事実を区別する】
人間関係のストレスや生きづらさって、誰しも感じることがありますよね?
でも、その悩みを抱えるほとんどの人が「感情と事実を区別」できていないんですね。
例えば、あなたが誰かと会話をしている時、自分の考えを話した後に「私はそうは思わない」と相手に言われたらどうでしょう?
「自分を否定された」
「嫌われてるのかな?」
と少しでも思ってしまいませんか?
ここで大切なことは、相手が「違う考えを持っている」という事実と「嫌い」「敵意」などの感情は全く別物だということです。
あなたが自分の考えを持っているのと同じように、相手も自分の考えをもっている、ただそれだけのこと。
それを自分で勝手に、相手に嫌われているとか、次から話しづらい・頼みづらいと事実と感情を混同していると苦しくなるという訳です。
僕もセミナーで色んな先生と実技のペアを組ませてもらいますが、受け手である自分の感想を同じように伝えても「指摘してくれてありがとう」と言う先生と、プライドを傷つけられたのか元気がなくなる先生がいます。
そんな僕も、患者さんから「まだ痛みが残ります」と言われると、心がザワつく時がありました。
でも患者さんからすると、ただ聞かれたから事実を答えてるだけで、こちらを傷つけるつもりなんて全くなかったりする。
信頼関係のもと事実を伝えているのに、それを感情として受け取ってしまうケースがあるんですね。
アメリカでは、幼少期から事実と感情を区別するよう、ディベートなどをおこないトレーニングしているそうです。(その割に訴訟大国なのが少し引っかかるけど。笑)
「察する」という侘び寂びの文化で育った私たちには、実はそういうトレーニングも必要なのかもしれませんね。
もちろん、感情を持つことを否定している訳ではなく、その使い所や解釈ひとつで自分が楽になったり苦しくもなるということ。
僕も思い当たるところがあったので、日常で実践してみたいと思います。
うちの息子も親を困らせてやろうなんて思っていません。
ただ、好奇心という事実があるだけなんです。笑
【記事作成者 整体サロンINUI(新大阪・西中島南方)】
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