院長ブログ

めまいの整体|改善方法について大阪の慢性症状専門の整体サロンINUIが詳しく解説

こんにちは。新大阪・西中島南方エリアの整体院、整体サロンINUI 代表の乾です。

私は18歳で整体業界に入ってから12年以上、めまいをはじめとする慢性症状の施術現場に携わってきました。

今回の記事では、慢性症状専門の整体師である私の経験をもとに、めまいの原因や当院での整体による改善方法についてお話ししていきたいと思います。

めまいの症状について

めまいの症状についてご紹介していきます。

めまいでお悩みの方が臨床でよく訴えられる症状には、

  • ぐるぐると回るようなめまいが起こる
  • 頭がふわふわするような時がある
  • 立ちくらみを起こしやすい
  • ストレスが溜まると吐き気を催す時がある
  • 食べ過ぎてもいないのに気分が悪くなる時がある
  • 船酔いしているような感覚になる時がある

などのものがあります。

一定の周期・タイミングで起こるめまいもあれば、不定期に起こるタイプのめまいまで様々なものがあります。

また、めまいと吐き気の発生機序には共通点があるため、両症状を同時に訴えられる方も多いです。

ひどい場合は、普通に日常生活を送ることもままならないような状態になるケースも。

めまいの治療では、問題点を把握した上で早期に対応していくことが重要です。

症状が起きている過程や原因を知ることで、症状改善のスピードも早まっていきます。

めまいの原因

めまいが起こる原因についてお伝えしていきます。

めまいの主な原因としては、

  • 自律神経の乱れ
  • ホルモンバランスの乱れ
  • 平衡感覚器のエラー
  • 貧血
  • 疾患に伴うめまい


などが挙げられます。

私たちは、目や耳(内耳)からの入力情報を受け取ることによって、身体を平行に保ったり姿勢のバランスをとることができています。

しかし、その平衡感覚をつかさどる箇所に何かしらのエラーが起きると、めまい・吐き気などの症状が起きたりします。

一般的には、上記原因の中でも特に耳(内耳)の問題によって起こりやすいと言われていますが、私の経験では目の問題や、その他の耳(内耳)以外の箇所の問題によってもめまいが起こりやすいと感じています。

めまいの種類

めまいの種類についてご紹介していきます。

回転性めまい

回転性めまいは、周りのものや景色がグルグルと回るようにして起こるめまいです。

ふとしたタイミングで起こることが多く、同時に耳鳴りや耳閉感(耳のつまり感)、吐き気などを伴うことがあります。

原因疾患としては、メニエール病や前庭神経炎、良性発作性頭位めまい症(BPPV)などが考えられます。

内耳の問題によって起こるめまいの中では、良性発作性頭位めまい症(BPPV)が半分以上を占めると言われており、メニエール病は約2割にあたるとのデータもあります。

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立ちくらみめまい

立つ瞬間や長時間の立ち姿勢などでクラッと倒れそうになるタイプのめまいです。

目の前が暗くなるような状態になることも、このめまいの特徴のひとつです。

貧血傾向の女性、低血圧、子供などで多い傾向にあり、不整脈や起立性調節障害などでも起こってきます。

動揺性のめまい

身体がふわふわと宙に浮いているような感覚が特徴のめまいです。

車酔いや船酔いをした時のような不快なものです。

既出のメニエール病、良性発作性頭位めまい症(BPPV)をはじめ、脳梗塞、脳腫瘍、脊髄小脳変性症など、脳に関わる問題によっても起きることがあります。

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動揺視

動揺視は、止まっているものが揺れて見える症状が特徴です。

身体の動きに対しての、視界や視線を安定させる神経機能の問題によって起こると言われています。

主に眼精疲労、心疾患や脳腫瘍などに伴うものとして扱われています。

INUIが感じるめまいの方の共通点

私が施術をしていて感じる、めまいの方の共通点について解説していきます。

耳の硬さ

耳の整体をしている様子

めまいで悩まれる方には、耳自体が硬くなっている人が多いです。

「耳に硬いとか柔らかいとかあるの?」

そう思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、実際に硬い人はいます。

耳を掴んで動かした時にフニャフニャな状態であれば問題ありませんが、硬い人は耳の動きも悪い状態になっています。

わずかな差ではありますが、耳や根本のあたりが硬くなっていることがめまいの方に共通しやすい要素のひとつです。

また、めまいに関連する内耳が位置関係的にも近いため、耳自体と内耳は相互に関連することもポイントのひとつとなります。

これは身体の他の部位にも言えますが、不調を引き起こしやすい状態になると、「硬くて動かない場所」が出てきます。

耳の根本のあたりを掴んで縦・横・上下、いろんな方向に動かして可動域をチェックしますが、その際の動きに左右差があったり、明らかに動きが小さい場合は調整が必要です。

上部頸椎の問題

上部頸椎の歪みや硬さなどの問題も、めまいの症状に深く関連します。

下の写真をご覧ください。

頸椎の骨模型

青丸で囲っているエリア、第1・2番目の頸椎を上部頸椎と呼びます。

このあたりの状態も、めまいに関わる平衡感覚や身体のバランスなどと深い関わりがあり、歪みなどの問題が出ることで全身の様々な症状を引き起こします。

特にめまい症状でお悩みの方は、上部頸椎の問題を引き起こしているパターンが多く、整体における治療ポイントになってきます。

背骨の際の硬さ

めまいをお持ちの方は、背骨の際についている筋肉の硬さが強いケースが多いです。

下の図は、背中の深層の筋肉を示したものです。

背中の不随意筋のイメージ図
【ネッター解剖学アトラス 原書第6版より引用、編集】

背骨の際には、自分の意識では動かせない不随意筋という筋肉(多裂筋など)が存在します。

めまいなどの平衡感覚に関わる症状の場合、頭や身体の軸を安定させるために、この不随意筋が無意識に緊張します。

そのような要素が、背骨の際の硬さを引き起こしている要因のひとつです。

まずは病院での検査を

骨盤の模型を用いた説明風景

めまいでお悩みの方は、一度病院での検査をおすすめします。

なぜなら、めまいは脳の問題が関連していることもあるため、他の疾患との鑑別が必要となるからです。

脅かすつもりはありませんが、検査によって特に問題がなければむしろ安心材料となりますし、整体などでの改善も見込めます。

めまいの検査・診断は、耳鼻咽喉科、一般内科、神経内科、脳神経外科、心療内科等で診てもらえますので、参考にしていただければと思います。

薬だけでは原因は取りきれない

病院におけるめまい治療では、抗めまい薬・点滴・注射などでの投薬治療が中心におこなわれます。

しかし、こちらの記事でもお伝えしているように、めまいの原因は全身のあらゆる箇所に潜んでおり、人によって原因は様々です。

例えば、首の関節に問題があった場合は、それを矯正しないことにはめまいの根本改善は難しいです。

薬では、そのような身体の歪みなどの原因に対するアプローチを行う訳ではありません。

つまり、薬で症状を抑えることはできても、症状の原因自体を取り除くことはできないのです。

一般的には、「症状がなくなった=原因がなくなった」と認識されている方は少なくないと思います。

しかし、必ずしもそうではなく、一時的に寛解しているだけで、原因が残っている際にはどこかでまたそれが表在化してくることも珍しくありません。

当院では、そんなめまいの根本原因に対して、様々な触診・検査を用いて探していきます。

当院でのめまいの整体

当院におけるめまいの整体についてご紹介していきます。

・構造的な歪みのチェック

首の可動域検査の様子

めまいに関わる構造面の問題のチェックをおこなっていきます。

こちらの記事でご紹介した首周りや背骨周りなど、めまいの原因となりやすい箇所も詳しくチェックしていきます。

・神経学的な検査

脳神経の検査をしている様子

神経学的な検査を用いて、脳の神経伝達や平衡感覚などの機能を検査していきます。

特に平衡感覚とめまいは関連が深いため、細かい部分まで状態把握していきます。

・構造面へのアプローチ

骨盤矯正をしている様子

身体の歪みに対して、整体でのアプローチを行います。

検査で分かった問題点・施術をしながら浮き彫りになる原因、それぞれについて状態を整えていきます。

・体液循環の調整

足の整体をしている様子

血液・リンパ液・脳脊髄液(CSF)をはじめとする体液循環を整えていきます。

特にリンパ液は、平衡感覚や音を聞き取るのに必要な半規管や蝸牛など、内耳の機能との関わりが深いため調整が必要となります。

・自律神経の調整

自律神経調整の整体の様子

めまい症状と関連する自律神経の調整をおこなっていきます。

自律神経失調症によってめまいが起こるケースもあるため、状態を整えることで改善に導きやすくなります。

まとめ

めまいの整体についてまとめていきます。

  • 神経や感覚器など、めまいの原因は多種多様
  • 耳の硬さや背骨で問題が起きるケースが多い
  • まずは病院での検査で問題の有無を明らかに
  • 薬だけでめまいの原因を取り去るのは困難
  • 身体の全体性が整うとめまいは改善していく


当院にも、めまいでお悩みの方はたくさんいらっしゃいます。

症状の程度によっては、まともに生活を送ることが困難なケースもあります。

しかし、めまいが起きているのにも必ず原因があります。

当院では、そんな辛いめまいを改善するために、様々な検査を用いて原因を探していきます。

薬ではなく、ご自身の自然治癒力を使って根本的にケアをしたい方はぜひご相談ください。


*ご予約はこちら→〈予約・お問い合わせページ〉

【記事作成者 整体サロンINUI(新大阪・西中島南方)】

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乾 裕樹

乾 裕樹

大阪府出身 1990年9月11日生まれ 血液型 A型 明治東洋医学院専門学校 鍼灸学科卒業 取得国家資格 はり師・きゅう師 一般社団法人 日本統合手技協会 理事 一般社団法人 日本統合手技協会 公認インストラクター 京都府立医科大学 解剖実習修了  (施術家としての経歴) 高校卒業後、18歳で施術家の道へ。 午前は鍼灸の専門学生として学び、午後は地元の鍼灸整骨院で夜遅くまで勤務。 主に運動器疾患やスポーツ障害についての理論や施術方法を習得する。 ↓ 専門学校卒業後は不妊症を専門とする鍼灸院にて修行。 婦人科疾患や逆子の施術、小児はり、自律神経失調症の方々へのアプローチ、東洋医学的な診察方法について学ぶ。 お客様への接遇や仕事に対する姿勢など、社会人としての基礎を教えて頂く。 ↓ 内臓へのアプローチを専門とする整体サロンにて修行。 肩こりや腰痛などをはじめとする身体の痛みと、内臓の問題が関連することを学ぶ。 それと同時に、筋肉を揉んだりほぐすだけでは根本的には良くならないことを知る。 ↓ 妊産婦のお悩みを専門に扱う整体サロンにて修業。 産後骨盤矯正やマタニティ整体を通して、産後ママや妊婦の身体の状態について学ぶ。 その他、発達の遅れやチックなどの小児整体、美容鍼・小顔矯正のテクニックを習得。 26歳で同サロンの分院長に就任。 約4年にわたり代表セラピストとして全ての施術メニューを担当し、所属スタッフの技術指導・育成に携わる。 ↓ これまでの技術・経験だけでは改善できない症状に数多く巡り合い、施術家としての頭打ちを感じる。 そんな折、現在の師匠である松本恒平と出会う。 多くの施術家が見落としている原理原則、触診、国際基準の療術について学び、これまで習得した技術や知識のバラバラだった”点”が”線”で繋がる。 それをきっかけに、辛い症状と闘う人たちの力になれることを確信し地元である新大阪・南方エリアにて開業。

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