院長ブログ

不眠の整体|不眠症の原因・改善法を自律神経症状専門の整体サロンINUIが解説

こんにちは。新大阪・西中島南方エリアの整体院、整体サロンINUI 代表の乾です。

私は18歳で整体業界に入ってから12年以上、不眠をはじめとする自律神経症状の施術現場に携わってきました。

今回の記事では、自律神経症状専門の整体師である私の経験をもとに、不眠の原因や当院が行う不眠の整体についてお話ししていきたいと思います。

不眠の症状について

不眠の症状の一例をご紹介していきます。

  • 夜なかなか寝つけない
  • 疲れているのに眠れない
  • 布団に入ってから寝つくのに時間がかかる
  • 夜更かし癖がなおらない
  • 朝までに何度か途中で目が覚めてしまう
  • もう少し寝ていたいのに朝早く目が覚めてしまう
  • 睡眠薬をなかなかやめられない
  • 布団に入ると身体がむずむずして寝れない
  • 朝スッキリと起きられない、寝坊してしまう
  • 寝酒が習慣になってしまっている


不眠でお悩みの方は、上記のような症状を訴えることが多いです。

睡眠をとることは生きていく上で必要不可欠ですが、そんな大切な睡眠のサイクルが乱れてしまっている人は世の中にたくさんいらっしゃいます。

しかし、不眠症になるのには必ず原因があります。

身体に起きている不眠症の原因を取り除くことで、睡眠の状態はきっと改善に向かうことでしょう。

不眠症の定義は?

不眠の定義は各国、各学会、各団体で様々に定義されているようです。

厚生労働省が提供している情報によると、

不眠症とは、入眠障害・中途覚醒・早朝覚醒・熟眠障害などの睡眠問題が1ヶ月以上続き、日中に倦怠感・意欲低下・集中力低下・食欲低下などの不調が出現する病気です。

(以下、厚生労働省管轄の健康情報サイトe-ヘルスネットより引用)


と記されています。

他のサイトや文献なども調べてみると、どの団体もだいたい同じような内容で定義されていました。

夜に寝れなかったり睡眠障害が起きるだけでなく、 日中の生活に支障が出ているのかどうか ということもポイントとなります。

不眠症の原因について

不眠症の原因をカテゴリーに分けると、以下のようなものがあげられます。

【身体的な原因】
痛みがある、かゆみ、身体の違和感、頻尿、年齢、男女差など

【精神的な原因】
イライラ、不安症、極度のストレス、考え癖、悩み癖など

【生活習慣の問題】
運動不足、嗜好品の多用(酒・タバコ・コーヒーなど)、現代医薬の服用

【外的環境の要因】
夜間の騒音や光、温度(寒暖)、時差ボケ、寝具を替えたなど


このように、不眠を招く原因は人によって様々あり、それぞれの原因に合わせた対処が必要となります。

不眠症に悩まれているあなたも、上記のどの項目にご自身が当てはまるのか、一度リストアップしてみるのも客観的に評価する良いきっかけになるかもしれません。

病院での検査・治療

病院での検査・治療についてご紹介していきます。

まず、不眠症で悩んだら内科・心療内科・精神科・睡眠専門の病院のいずれかを受診するのが一般的です。

病院での検査は、主に問診時の睡眠の状態や不眠症のガイドラインを基準に判断されます。

ただし、 “ただ眠れていないだけ” では不眠症とは言えず、不眠が長期間続くことによって “日中の活動に影響が出る” ことが不眠症の判断材料となります。

必要があれば、睡眠時の脳波や心電図などを測る装置を用いて、眠りの状態をチェックすることもあります。

治療については主に睡眠薬を用いて行われます。

その他、生活習慣の改善などを図り、不眠症を改善に導けるように治療に取り組みます。

ちなみに、市販の睡眠薬はアレルギー薬の副作用として起こる眠気を利用したものであり、使用は短期間に限定されている。

そのため、長期服用は認められておらず、自己判断での服用は注意が必要となります。

臨床でよく見かける不眠症の原因箇所

私が整体の臨床現場で良く見かける、不眠症の原因箇所についてご紹介していきたいと思います。

前胸部の硬さ

前胸部の解剖図
【ネッター解剖学アトラス 原書第6版より引用】

不眠症の整体でよく見かけるのは、前胸部の硬さです。

前胸部には心臓やリンパの集合体などの重要な器官が集まるため、このあたりが硬くなるだけで様々な不調の引き金となります。

私の経験上、眠りの問題を抱えている方は”胸の締め付け感”や”動悸”なども併発しやすいです。

後頭部付近の問題

後頭部の骨や神経のイメージ図
【ネッター解剖学アトラス 原書第6版より引用、編集】

不眠症の方のお身体では、後頭部の筋肉や筋膜・関節などに問題を起こしているケースが多々あります。

後頭部のあたりは自律神経との関連も深いため、ここに硬さが起こることによって眠りに影響しやすく、逆に眠れていない状態の場合に硬くなりやすい場所でもあります。

他には、肩や首に自然と力が入ってしまう方も、この後頭部周辺の問題を抱えていることが多いです。

肝臓の問題

肝臓の解剖図イラスト
【ネッター解剖学アトラス 原書第6版より引用、編集】

不眠症の方は肝臓の硬さなどの問題を抱えているケースが多いです。

眠れていないと身体の臓器も休まらず、中でも肝臓に負担がかかりやすいと考えます。

具体的には、肝臓がおさまっている右の季肋部周辺に対して、水分がなくなったような硬さを感じることがあります。

仙骨の問題

仙骨を示した骨模型

不眠症の方は、仙骨に何らかの問題を抱えているケースがあります。

実はこの仙骨は身体にとって重要な体液(脳脊髄液)を循環させる働きを担っており、その循環の問題が睡眠の状態に影響を及ぼしてしまいます。

また、先ほどご紹介した後頭部とも相互に関連する箇所であるため、仙骨の調整を行うことで後頭部の問題も緩和されることもしばしば。

不眠症改善のための大きな施術ポイントとなります。

不眠症改善のために必要なこと

自律神経の調整の整体

不眠症改善のために必要なことは主に4つあります。

  • 身体的要因
  • 精神的要因
  • 生活習慣
  • 外的環境


先ほどの「不眠症の原因」で取り上げた上記の4つの原因を改善していくことです。

【生活習慣】と【外的環境】については、ご本人様のご協力も必須となる項目です。

なぜなら、特に朝の日光浴や食事・運動などの生活習慣については、睡眠に関わるホルモン(メラトニン)との関わりもあるため、”できれば”というよりは”必ず”取り組む必要があると考えます。


【身体的要因】と【精神的要因】については、当サロンの不眠症の整体施術で十分にお力添えできる部分です。

また、身体的要素と精神的要素は相互に関連し合うため、身体のケアを行うこと自体が精神面のケアにもつながってきます。

例えば、自分の体力にゆとりがある時には流せるようなことでも、疲労が溜まって思うように動けない状態だと怒りをぶつけてしまったりするかもしれませんよね。

自律神経症状専門の整体師として日々施術にあたっていて思うのは、身体に起きている問題を解決しないと精神面の状態も良くなりづらいということ。

このようなことから、不眠症を改善するためには生活習慣の見直しや身体の問題について対処していく必要があります。

当院の不眠症の整体について

当院の不眠症の整体について、一連の流れをご紹介していきます。

・ヒアリング

ヒアリングをしている様子

まずは睡眠の状態やお悩みの症状について、しっかりとお話を伺っていきます。

生活習慣についてや症状の特徴、不眠症によってどのような支障が生じているのか、丁寧にヒアリングを行うことで不眠症改善の糸口を見つけ出していきます。

当サロンでは、あなたの不眠症の症状についてありのままに傾聴できるよう努めております。

”確認”はしますが、勝手に”ジャッジ”はいたしません。

・身体の歪みのチェック

構造面のチェックをしている様子

整体施術の前にお身体の歪みなど、構造的な面の状態をチェックしていきます。

まずは整形外科的検査を用いて状態をチェックしていき、その後に脳神経(自律神経など)の状態もチェックしていきます。

・骨格の調整

背骨の骨格調整の様子

検査で把握した情報をもとに、整体施術で骨格の状態を整えていきます。

特に背骨は睡眠サイクルのポイントとなる自律神経との関連が深いため、一つずつ確認して歪みを取り除いていきます。

・自律神経の調整

自律神経調整の整体の様子

自律神経のバランスを整えていきます。

不眠症の方のほとんどは、なかなか休めずに神経がたかぶっている(交感神経優位)状態にあります。

そのため、交感神経を抑制する施術を行い、その後に副交感神経を活性化してリラックス状態に持っていきます。

この調整を行っている際にほとんどの方が眠ってしまい、特に不眠症の方は「少しの時間だけど、すごい熟睡してた」とおっしゃるケースが多いです。

・施術の前後評価、生活指導

骨盤模型を使って説明している様子

整体施術によるお身体の反応を共有していきます。

その後、模型などを使ってどのあたりに問題があるのかをご説明したり、今後の日常生活でのポイントなどについてお伝えしていきます。

不眠症でお悩みのあなたへ

生きていくために睡眠は必要不可欠なものですから、不眠症で睡眠サイクルが崩れるというのは非常に辛い状態だと思います。

また、寝れないこと自体がストレスであるのはもちろんのこと、睡眠不足による日中の活動への影響は計り知れません。

本来は寝ようと意識せずとも、日没と共に徐々にリラックスしコテンと寝れるのがベストです。

しかし、不眠症になるということは、何らかの原因で私たちが本来もつ体内のリズムが崩れてしまっている状態にあるということです。

そして、不眠症の原因は必ずと言って良いほど身体のどこかに存在します。

その原因を一つずつ改善していくことで、不眠症は回復していくと私は考えています。

少しでも状況を変えたいという方は一度ご相談いただければと思います。


*ご予約はこちら→〈予約・お問い合わせページ〉

【記事作成者 整体サロンINUI(新大阪・西中島南方)】

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乾 裕樹

乾 裕樹

大阪府出身 1990年9月11日生まれ 血液型 A型 明治東洋医学院専門学校 鍼灸学科卒業 取得国家資格 はり師・きゅう師 一般社団法人 日本統合手技協会 理事 一般社団法人 日本統合手技協会 公認インストラクター 京都府立医科大学 解剖実習修了  (施術家としての経歴) 高校卒業後、18歳で施術家の道へ。 午前は鍼灸の専門学生として学び、午後は地元の鍼灸整骨院で夜遅くまで勤務。 主に運動器疾患やスポーツ障害についての理論や施術方法を習得する。 ↓ 専門学校卒業後は不妊症を専門とする鍼灸院にて修行。 婦人科疾患や逆子の施術、小児はり、自律神経失調症の方々へのアプローチ、東洋医学的な診察方法について学ぶ。 お客様への接遇や仕事に対する姿勢など、社会人としての基礎を教えて頂く。 ↓ 内臓へのアプローチを専門とする整体サロンにて修行。 肩こりや腰痛などをはじめとする身体の痛みと、内臓の問題が関連することを学ぶ。 それと同時に、筋肉を揉んだりほぐすだけでは根本的には良くならないことを知る。 ↓ 妊産婦のお悩みを専門に扱う整体サロンにて修業。 産後骨盤矯正やマタニティ整体を通して、産後ママや妊婦の身体の状態について学ぶ。 その他、発達の遅れやチックなどの小児整体、美容鍼・小顔矯正のテクニックを習得。 26歳で同サロンの分院長に就任。 約4年にわたり代表セラピストとして全ての施術メニューを担当し、所属スタッフの技術指導・育成に携わる。 ↓ これまでの技術・経験だけでは改善できない症状に数多く巡り合い、施術家としての頭打ちを感じる。 そんな折、現在の師匠である松本恒平と出会う。 多くの施術家が見落としている原理原則、触診、国際基準の療術について学び、これまで習得した技術や知識のバラバラだった”点”が”線”で繋がる。 それをきっかけに、辛い症状と闘う人たちの力になれることを確信し地元である新大阪・南方エリアにて開業。

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