症例紹介

生後9ヶ月女児|斜頭症・耳の位置の左右差・左向き癖の症例

今回ご紹介するのは、斜頭症・耳の位置の左右差・左向き癖についてご相談いただいた、生後9ヶ月の女の子です。

生後すぐから左向き癖があり、左後頭部の平坦感や耳の位置の左右差に加えて、反り返りや吐き癖についても気にされていました。

生後3ヶ月頃には頭の形を専門とするクリニックで3Dスキャンを受け、ヘルメット治療を提案されましたが、ほかの選択肢も検討するなかで当院へご相談いただきました。

クライアント情報

  • 生後9ヶ月 女児
  • 主なお悩み:斜頭症、耳の位置の左右差、左向き癖
  • その他のお悩み:反り返り、吐き癖
  • 通院頻度:週1回を基本に施術
  • 施術回数:25回
  • 途中、ご家庭の都合により約3ヶ月間通院間隔が空いた時期あり

生後すぐから左向き癖があり、左後頭部と耳の左右差が気になるように

生後すぐの頃から左を向いて過ごすことが多く、親御さまは次第に左後頭部の平坦感を気にされるようになりました。

頭を上から見たときの左右差だけでなく、耳の位置にも左右差があるように感じられ、頭の形について心配されていました。

また、左向き癖だけでなく、身体を反らせることや吐き戻すことも多く、頭の形以外の身体の様子についても気になっていたそうです。

向き癖の原因や改善方法については、こちらの記事で詳しく解説しています。
▶︎ 赤ちゃんの向き癖とは?原因・改善方法・何歳まで変化が期待できるかを解説

生後3ヶ月で3Dスキャンを受け、ヘルメット治療を勧められるも他の選択肢を検討

頭の形について心配され、生後3ヶ月頃には大阪市内の頭の形・ヘルメット治療を専門とするクリニックを受診されました。

そこで3Dスキャンによる頭の形の評価を受け、その重症度からヘルメット治療を提案されたとのことです。

一方、ご家族としてはヘルメット治療だけでなく、ほかにできることがあるのであれば、それも含めて検討したいと考えられていました。

その後、頭の形について調べるなかで当院の症例記事をご覧になり、

「今より少しでも良くなってくれれば」

との思いで、生後9ヶ月のときにご相談いただきました。

※ヘルメット治療の適応や必要性については、頭の形を専門的に診療する医療機関での評価・判断が必要です。当院ではヘルメット治療の適否について診断することはできません。

斜頭症の原因や治療法については、こちらの記事で詳しく解説しています。
▶︎ 赤ちゃんの斜頭症とは?原因・治療法・何歳まで改善が期待できるかを解説

斜頭症・耳の位置の左右差・左向き癖の状態確認と初回評価

初回は、左後頭部の平坦感や頭全体の左右差、耳の位置の見え方などを確認しました。

あわせて、向き癖や反り返りなどについてもお話を伺いながら、首から身体全体の状態を確認しました。

生後9ヶ月女児の斜頭症による後頭部左右差

触診では、

  • 右腸骨の後下方への偏り
  • 第1頚椎の左側方・左回旋方向への偏り
  • 左後頭部の圧縮感

などを確認しました。

これらは当院で施術を進めるうえでの確認項目として捉え、お子さんの様子を見ながらソフトな刺激で施術を行いました。

斜頭症・後頭部の左右差の施術経過|1回目〜25回目

今回は週1回を基本として施術を進めました。

後頭部の左右差については一定期間ごとに写真でも比較し、親御さまと一緒に経過を確認しました。

途中、ご家庭の都合によって約3ヶ月間通院間隔が空いた時期もありましたが、その後通院を再開し、最終的に25回まで経過を確認しました。

初期〜1クール目

9ヶ月女児の斜頭症ビフォーアフター比較

初期は左後頭部の平坦感や頭全体の左右差を確認しながら施術を進めました。

施術開始当初は、慣れない環境や施術に泣いてしまうこともありましたが、お子さんの様子を確認しながら無理のない範囲で施術を行いました。

回数を重ねるなかで、後頭部の左右差には少しずつ変化がみられるようになりました。

※個人の症例であり、すべての方に同様の変化を保証するものではありません。

2クール目前後

9ヶ月女児の斜頭症ビフォーアフター比較

その後も後頭部の左右差を中心に経過を確認しながら施術を継続しました。

途中、ご家庭の都合により約3ヶ月間通院間隔が空く時期がありました。

再開後は改めてその時点での頭の形や身体の状態を確認し、施術を進めました。

また、施術開始当初は泣いてしまうことも多かったお子さんですが、徐々に当院の環境にも慣れ、落ち着いて施術を受けられることが増えていきました。

※個人の症例であり、すべての方に同様の変化を保証するものではありません。

最終評価時

9ヶ月女児の斜頭症ビフォーアフター比較

25回目の評価では、初回時と比較して後頭部の左右差に段階的な変化がみられました。

親御さまにも頭の形の変化を感じていただき、最終的な経過にもご満足いただけたことから、25回で施術終了となりました。

途中に約3ヶ月の通院間隔が空いた期間もありましたが、ご家庭の状況に合わせながら最後まで継続していただいた症例です。

※個人の症例であり、すべての方に同様の変化を保証するものではありません。

反り返りや吐き癖についてもご相談いただきました

今回、親御さまからは頭の形だけでなく、反り返りや吐き癖についてもご相談いただいていました。

そのため、施術時には頭の形だけを見るのではなく、普段のお子さんの様子についてもお話を伺いながら身体全体の状態を確認しました。

ただし、吐き戻しには授乳量や胃食道逆流などさまざまな要因が関係する可能性があり、当院では原因の診断や治療を行うことはできません。

吐く量や頻度が多い、体重増加が乏しい、元気がないなど心配な症状がある場合には、小児科などの医療機関へご相談いただくことをおすすめしています。

反り返りの原因や対処法については、こちらの記事で詳しく解説しています。
▶︎ 赤ちゃんの反り返りとは?原因・病気との違い・対処法を解説

ご夫婦で交互に通院しながら、25回まで継続

今回の症例で特に印象に残っているのが、ご夫婦で協力しながら通院を続けてくださったことです。

お忙しいなか、奥さまとご主人が交互にお子さんを連れてご来院され、途中で約3ヶ月間通院間隔が空く時期はありましたが、その後も再開して25回まで継続していただきました。

施術を始めた頃は泣いてしまうことも多かったお子さんも、回数を重ねるにつれて少しずつ慣れ、途中からは落ち着いて施術を受けられるようになりました。

ご家庭の状況に合わせながら、ご夫婦で協力して最後まで通院していただけたことが印象に残っています。

親御さまからのお声

Googleレビュー

同じようなお悩みで通院された親御さまより、
Googleレビューをいただきました。

斜頭症整体を受けた親御さまのGoogleレビュー

★★★★★

「回数を重ねていくにつれ、頭の形が良くなっていくのが夫婦ともに実感できました。
先生は穏やかで丁寧な印象です。この人なら任せられるという安心感があります。」

(Googleレビューより一部抜粋)

このほかにも、頭の形でご来院いただいた親御さまより、多くのGoogleレビューをいただいております。
▶︎ 頭の形でご来院いただいた親御さまの声・Googleレビュー一覧はこちら

実際に通われた保護者様のご感想(動画)

実際に通われた保護者様へ、来院前のお悩みや整体を受けて感じた変化についてインタビューした動画をまとめています。

月齢やお悩みが近い症例も掲載していますので、ぜひ参考にしてください。
▶ 保護者様の感想動画一覧はこちら

生後9ヶ月で斜頭症・耳の位置の左右差が気になっている方へ

今回のお子さんは、生後すぐから左向き癖があり、左後頭部の平坦感や耳の位置の左右差についてご相談いただきました。

生後3ヶ月頃には専門クリニックで3Dスキャンを受け、ヘルメット治療を提案されましたが、ご家族でほかの選択肢についても検討されたうえで、生後9ヶ月のときに当院へご来院されました。

赤ちゃんの頭の形について、

「月齢が進んだけれど、まだ左右差が気になる」
「耳の位置にも左右差があるように見える」
「ヘルメット治療を勧められたけれど、ほかの選択肢についても知りたい」

といったご相談をいただくことがあります。

今回の症例では途中に約3ヶ月間通院間隔が空きましたが、その後施術を再開し、25回まで経過を確認することができました。

お子さんによって頭の形やこれまでの経過は異なるため、現在の状態を確認したうえでご説明しています。

頭の形の改善症例をもっと見たい方へ

当院では、生後2ヶ月頃から小学生まで、さまざまな月齢・年齢のお子さまの頭の形に関する症例をご紹介しています。

月齢や頭の形の状態、お悩みの内容によって改善の経過は異なりますので、ご自身のお子さまに近い症例もぜひ参考になさってください。

▶ 斜頭症(頭の形の左右差)改善症例一覧を見る
▶ 絶壁頭(短頭症)改善症例一覧を見る
▶ 赤ちゃん・子どもの向き癖と頭の形 改善症例一覧を見る

よくあるご質問

生後9ヶ月でも斜頭症について相談できますか?

はい。今回のように生後9ヶ月でご相談いただくケースもあります。

頭の形やこれまでの経過には個人差があるため、月齢だけで状態や今後の変化を判断することはできません。

耳の位置の左右差についても相談できますか?

頭の形の左右差に伴って、耳の位置の見え方についてご相談いただくことがあります。

当院では頭全体の形や左右差を確認しますが、耳そのものの疾患などについて診断することはできません。耳について症状や医学的な心配がある場合には、医療機関へご相談ください。

ヘルメット治療を勧められた後でも相談できますか?

ご相談いただけます。

ただし、ヘルメット治療の適応や必要性を当院で判断することはできません。ヘルメット治療を検討されている場合には、専門の医療機関で十分な説明を受けたうえでご判断ください。

反り返りも一緒に相談できますか?

頭の形についてご相談いただく際に、反り返りや向き癖など普段のお子さんの身体の様子についてもお話を伺っています。

反り返りが強い、繰り返し起こる、ほかにも気になる症状がある場合には、小児科などの医療機関にもご相談ください。

途中で通院期間が空いても大丈夫ですか?

ご家庭の事情などによって、予定どおり通院できないこともあります。

今回の症例では途中に約3ヶ月間通院間隔が空きましたが、再開時に改めて状態を確認し、その後25回まで施術を行いました。

通院間隔や施術計画については、その時点の状態やご家庭の状況を確認しながらご相談しています。

関連症例

◇CASE037|生後9ヶ月男児|斜頭症・右向き癖・耳の左右差
◇CASE066|生後9ヶ月女児|斜頭症・絶壁頭・右向き癖
◇CASE059|生後8ヶ月男児|斜頭症・絶壁・耳の左右差
◇CASE019|生後8ヶ月女児|斜頭症・絶壁・左向き癖
◇CASE077|生後10ヶ月男児|斜頭症・右向き癖・目や耳の左右差

関連記事

◇斜頭症・頭のゆがみの治し方について
◇赤ちゃんの向き癖の原因と対策について
◇赤ちゃんの反り返りの原因と対策
◇絶壁頭・短頭症の治し方について
◇赤ちゃんのはち張りとは?原因・改善方法を詳しく解説

乾 裕樹

乾 裕樹

大阪府出身 1990年9月11日生まれ 血液型 A型 明治東洋医学院専門学校 鍼灸学科卒業 取得国家資格 はり師・きゅう師 一般社団法人 日本統合手技協会 理事 一般社団法人 日本統合手技協会 公認インストラクター 京都府立医科大学 解剖実習修了  (施術家としての経歴) 高校卒業後、18歳で施術家の道へ。 午前は鍼灸の専門学生として学び、午後は地元の鍼灸整骨院で夜遅くまで勤務。 主に運動器疾患やスポーツ障害についての理論や施術方法を習得する。 ↓ 専門学校卒業後は不妊症を専門とする鍼灸院にて修行。 婦人科疾患や逆子の施術、小児はり、自律神経失調症の方々へのアプローチ、東洋医学的な診察方法について学ぶ。 お客様への接遇や仕事に対する姿勢など、社会人としての基礎を教えて頂く。 ↓ 内臓へのアプローチを専門とする整体サロンにて修行。 肩こりや腰痛などをはじめとする身体の痛みと、内臓の問題が関連することを学ぶ。 それと同時に、筋肉を揉んだりほぐすだけでは根本的には良くならないことを知る。 ↓ 妊産婦のお悩みを専門に扱う整体サロンにて修業。 産後骨盤矯正やマタニティ整体を通して、産後ママや妊婦の身体の状態について学ぶ。 その他、発達の遅れやチックなどの小児整体、美容鍼・小顔矯正のテクニックを習得。 26歳で同サロンの分院長に就任。 約4年にわたり代表セラピストとして全ての施術メニューを担当し、所属スタッフの技術指導・育成に携わる。 ↓ これまでの技術・経験だけでは改善できない症状に数多く巡り合い、施術家としての頭打ちを感じる。 そんな折、現在の師匠である松本恒平と出会う。 多くの施術家が見落としている原理原則、触診、国際基準の療術について学び、これまで習得した技術や知識のバラバラだった”点”が”線”で繋がる。 それをきっかけに、辛い症状と闘う人たちの力になれることを確信し地元である新大阪・南方エリアにて開業。

関連記事

コメント

この記事へのコメントはありません。