【今回の症例まとめ】
今回は、生後3ヶ月男児の斜頭症・絶壁・左への向き癖に関する症例をご紹介します。
週1回ペースで約4ヶ月通院され、
- 後頭部の左右差の軽減
- 頭部中心の偏位変化
- 頭全体の丸みの変化
- 左への向き癖の軽減
などの変化が見られるようになりました。
「頭の左右差が気になる」
「向き癖が強い」
「絶壁が目立ってきた」
「ヘルメット治療を検討している」
そのようなお悩みがある方の参考になれば幸いです。
クライアント情報
- 生後3ヶ月 男児
- 主なお悩み:斜頭症、絶壁、左への向き癖、股関節の硬さ、便通リズムの乱れ
- 通院頻度:週1回
- 通院期間:約4ヶ月(17回)
斜頭症・絶壁・向き癖による頭の左右差に関するお悩み
生後間もない頃から左への向き癖が強く見られ、徐々に頭の左右差が気になるようになったとのことでした。
月齢が進むにつれて、
- 左後頭部の平坦化
- 右後頭部の突出感
- 頭部全体の偏位
などが目立つようになり、頭の形を見たり触れたりするたびに気になる状態だったそうです。
また、股関節の硬さについては、小児科で脚の開きにくさを指摘され、オムツ替えの際などにも左右差を感じられていました。
便通についても、2〜3日に1回程度のペースとなり、以前よりリズムに波が見られるようになっていたとのことです。
親御さまとしては、
「向き癖が強く、同じ方向ばかり向いてしまう」
「頭の左右差が少しずつ目立ってきた」
「何かできることはないか相談したい」
と、不安を感じられていました。
向き癖については、原因やご家庭での対策についてこちらの記事でも詳しく解説しています。
→ 「向き癖の直し方について」
来院に至った経緯
健診時には、
「ヘルメット治療を行うほどではない」
と説明を受け、しばらく様子を見られていたそうです。
一方で、月齢とともに後頭部の左右差や向き癖が気になるようになり、ヘルメット治療以外の選択肢も含めて検討されていました。
また、ご主人さまにも絶壁傾向があることから、
「遺伝なのではないか」
という不安も感じられていたとのことです。
その後、当院ホームページの症例記事をご覧いただき、ご来院に至りました。
ヘルメット治療について悩まれている方はこちらの記事も参考にしてください。
→ 「頭のゆがみ、斜頭症の治し方」
斜頭症・絶壁の状態確認と全身バランスの評価
視診・写真撮影・全身の触診を行いました。

画像からは、
- 左後頭部の平坦化
- 右後頭部の突出
- 頭部全体の右偏位
などが確認できました。
また触診では、
- 後頭骨の圧縮(硬さ)
- 左腸骨の後下方変位
- 左股関節の開排制限
- 背部筋の過緊張
など、全身的なバランスの影響も見られました。
赤ちゃんの頭のゆがみは、向き癖や身体の使い方など、全身バランスの影響が関係しているケースもあります。
そのため当院では、頭の形だけでなく、身体全体の状態も確認しながら経過を見ていきます。
赤ちゃんの頭のゆがみは、向き癖や身体の使い方など全身の状態と関係しているケースもあります。
→ 「赤ちゃんの反り返りの原因と対策」
施術経過|頭の左右差の変化について
週1回ペースで施術を開始。約4ヶ月間継続しました。
(1クール8回として評価)
初期〜1クール目

施術開始から徐々に、
- 後頭部の圧縮感の軽減
- 頭部中心の偏位変化
- 後頭部の丸みの変化
- 左股関節の開排制限の変化
などが見られるようになりました。
親御さまからも、
「頭の左右差が少し気になりにくくなった」
「脚の開き方に変化を感じる」
とのお声をいただきました。
※個人の症例であり、すべての方に同様の効果を保証するものではありません
2クール目前後

この頃から、後頭部だけでなく頭全体のシルエットにも変化が見られるようになりました。
- 左後頭部の平坦感の軽減
- 右側突出感の変化
- 頭全体の丸みの変化
- 左への向き癖の軽減
などが確認され、全体的な印象も整ってきました。
親御さまからは、
「頭の形が以前ほど気になりにくくなった」
「周囲から頭の形を褒められることが増えた」
とのお声もいただきました。
また、オムツ替え時などに感じられていた脚の開きにくさについても、変化を感じていただけるようになりました。
当初6ヶ月の施術期間を想定していましたが、斜頭症の重症度が比較的軽度だったことや変化の出方が顕著であったことから、今回は約4ヶ月での症例報告となりました。
便通サイクルにまだ波があることから、引き続きメンテナンスでの通院を予定されています。
※個人の症例であり、すべての方に同様の効果を保証するものではありません
まとめ|斜頭症・絶壁・向き癖でお悩みの方へ
赤ちゃんの頭の形は、月齢・向き癖・身体の使い方・生活環境など、さまざまな要因が関係しています。
月齢が低い時期は頭部も柔らかく、経過が変化しやすい時期でもあります。
一方で、
- 向き癖が強い
- 左右差が徐々に目立ってきた
- 同じ方向ばかり向く
- 絶壁が気になる
- ヘルメット治療を検討している
などのお悩みを抱えられている方も少なくありません。
今回の症例では、約4ヶ月の通院経過の中で、後頭部だけでなく頭全体の丸みや左右バランスに変化が見られました。
頭の形だけでなく、身体全体の使い方やバランスも含めて確認していくことが大切なケースもあります。
同じようなお悩みをお持ちの方の参考になれば幸いです。
※一例であり、すべての方に同様の変化を保証するものではありません。
よくあるご質問
Q. 斜頭症は自然に治りますか?
月齢や程度によって異なります。
経過観察で変化するケースもありますが、向き癖や身体のバランスの影響が続く場合は左右差が残ることもあります。
気になる場合は、早めに状態を確認される方も多いです。
Q. 何ヶ月頃から相談した方が良いですか?
頭の形は月齢が低い時期ほど変化しやすいため、気になった時点で早めに相談される方が多いです。
特に、
- 同じ方向ばかり向く
- 左右差が強くなってきた
- 絶壁感が目立つ
- 写真で見た時に偏りを感じる
などがある場合は、早めに状態確認をされるケースがあります。
関連症例
◇CASE005|生後3ヶ月男児|斜頭症・向き癖・反り返り
◇CASE001|生後4ヶ月男児|斜頭症・顔の左右差
◇CASE002|生後4ヶ月女児|斜頭症・左への向き癖
◇CASE004|生後4ヶ月男児|重度の斜頭症・向き癖
関連記事
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◇絶壁頭・短頭症の治し方について
◇長頭症の治し方について
◇赤ちゃんの反り返りの原因と対策

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