症例紹介

【症例紹介】生後6ヶ月男児|軽度の斜頭症・絶壁・向き癖の変化について

今回は、生後6ヶ月男児の軽度の斜頭症・絶壁・右向き癖についての症例をご紹介します。

後頭部の左右差や絶壁に対して、経過の中でどのような変化が見られたのかをまとめています。

「軽度の斜頭症なので様子を見ています」
「ヘルメット治療をするほどではないと言われた」
「自然に改善するのか気になる」

というご相談は少なくありません。

特に軽度の斜頭症は、

  • 経過観察になるケース
  • 向き癖の影響が続くケース
  • 徐々に左右差が目立つケース

など経過に個人差があります。

クライアント情報

  • 生後6ヶ月 男児
  • 主なお悩み:軽度の斜頭症、絶壁・右への向き癖
  • 通院頻度:週1回
  • 通院期間:約4ヶ月(17回)

生後6ヶ月頃から目立った斜頭症・絶壁・向き癖のお悩み

無痛分娩でのご出産を経て、生後すぐの段階で右の後頭部まわりに凹みが見られました。

右への向き癖も強く、後頭部の左右差も顕著に見られるようになりました。

向き癖については、原因やご家庭での対策についてこちらの記事でも詳しく解説しています。
「向き癖の直し方について」


月齢が進むにつれて、

  • 右の後頭部凹み
  • 左の後頭部突出

を顕著に感じるようになり、頭を見たり触れるたびに気になってしまう状態でした。

また、授乳を拒否することなどへの心配もあり、

親御さまとしては

「向き癖が強く、同じ方向ばかり向いてしまう」
「頭の左右差が少しずつ目立ってきた」
「何かできることはないか相談したい」

と不安を抱えておられました。

来院に至った経緯

生後3〜4ヶ月頃の健診で相談された際、

「軽度の斜頭症ですね」
「成長とともに自然に改善することもある」

と説明を受け、しばらく様子を見られていました。

一方で、後頭部の左右差が徐々に気になるようになりましたが、斜頭症の度合いが軽度であることなどから、ヘルメット治療以外の選択肢を探されていました。

ヘルメット治療について悩まれている方はこちらの記事も参考にしてください。
「頭のゆがみ、斜頭症の治し方」


その後、当院ホームページの症例記事をご覧いただき、ご来院に至りました。

右への向き癖・絶壁・後頭部の左右差を確認

視診・写真撮影・全身の触診を行いました。

生後6ヶ月男児の斜頭症による後頭部左右差

画像からは、

  • 右後頭部の平坦化
  • 頭部全体の左偏位
  • 右耳の前方突出

などが確認できました。


また触診では、

  • 右後頭骨の圧縮(硬さ)
  • 第1頚椎の右回旋

など、頭以外の身体のゆがみの影響も見られました。

赤ちゃんの頭のゆがみは、向き癖や身体の使い方など全身の状態と関係しているケースもあります。
「赤ちゃんの反り返りの原因と対策」

施術経過|頭の左右差の変化について

週1回ペースで施術を開始。約4ヶ月間継続しました。
(1クール8回として評価)

初期〜1クール目

生後6ヶ月男児の斜頭症ビフォーアフター比較

施術開始から徐々に変化が見られ始め、

  • 右後頭部の圧縮感の軽減
  • 頭部中心の偏位改善
  • 頭部の前後径に変化

が確認できました。


親御さまからは、

「後頭部の膨らみが出てきた気がする」
「受け始めてから向き癖が和らいだ」

というお声をいただきました。

※個人の症例であり、すべての方に同様の効果を保証するものではありません

2クール目前後

生後6ヶ月男児の斜頭症ビフォーアフター比較

後頭部全体に自然な丸みが見られるようになりました。

  • 右後頭部の平坦感の軽減
  • 頭部中心の偏位改善
  • 真上から見た際の左右差の改善

が確認でき、頭全体の印象も整い始めました。

また、右への向き癖も落ち着き、抱っこや就寝時の偏りも軽減。

親御さまからは、

「頭全体のバランスが変わった感じがする」
「頭の左右差が気にならなくなってきた」

とのお声をいただきました。

施術の変化にご満足いただけたとのことで、今回はこれにて施術を終了。

またお困りごとがあれば、お声かけいただく運びとなりました。

※個人の症例であり、すべての方に同様の効果を保証するものではありません

まとめ|斜頭症・向き癖でお悩みの方へ

今回は、生後6ヶ月男児の軽度斜頭症・向き癖の症例をご紹介しました。

初回時は、

  • 後頭部の左右差
  • 頭全体の偏り
  • 向き癖による同一方向への負担

などが見られましたが、

継続的に経過を確認していく中で、少しずつ後頭部の丸みや左右バランスの変化が見られるようになりました。

赤ちゃんの頭のゆがみは、

  • 向き癖
  • 反り返り
  • 抱っこの偏り
  • 身体全体の使い方

など、さまざまな要因が関係しているケースがあります。

特に月齢が低いうちは、頭の形も変化しやすいため、

「様子を見ていて大丈夫かな」
「軽度でも相談した方がいいのかな」

と悩まれる親御さまも少なくありません。

当院では、頭の形だけでなく、

  • 向き癖
  • 首や身体のバランス
  • 発達過程での偏り

も含めて確認しながら施術を行っています。

「頭の左右差が気になる」
「向き癖が強い」
「軽度だけど早めに相談したい」

という方は、お気軽にご相談ください。

※個人の症例であり、すべての方に同様の変化を保証するものではありません。

よくあるご質問

Q. 斜頭症は自然に治りますか?

月齢や程度によって異なります。
経過観察で変化するケースもありますが、向き癖や身体のバランスの影響が続く場合は左右差が残ることもあります。

Q. 軽度の斜頭症でも相談した方がいいですか?

軽度の場合でも、

  • 向き癖が強い
  • 同じ方向ばかり向く
  • 左右差が徐々に目立つ

などがある場合は、早めに状態を確認することで経過を把握しやすくなります。

Q. 何ヶ月頃から相談した方が良いですか?

頭の形は月齢が低いほど変化しやすいため、気になった時点で早めに相談される方が多いです。

関連症例

◇CASE001|生後4ヶ月男児|斜頭症・顔の左右差
◇CASE002|生後4ヶ月女児|斜頭症・左への向き癖
◇CASE003|生後3ヶ月男児|斜頭症・絶壁・左向き癖
◇CASE004|生後4ヶ月男児|重度の斜頭症・向き癖
◇CASE005|生後3ヶ月男児|斜頭症・向き癖・反り返り

関連記事

◇頭のゆがみ、斜頭症の治し方
◇向き癖の直し方について
◇絶壁頭・短頭症の治し方について
◇長頭症の治し方について
◇赤ちゃんの反り返りの原因と対策

乾 裕樹

乾 裕樹

大阪府出身 1990年9月11日生まれ 血液型 A型 明治東洋医学院専門学校 鍼灸学科卒業 取得国家資格 はり師・きゅう師 一般社団法人 日本統合手技協会 理事 一般社団法人 日本統合手技協会 公認インストラクター 京都府立医科大学 解剖実習修了  (施術家としての経歴) 高校卒業後、18歳で施術家の道へ。 午前は鍼灸の専門学生として学び、午後は地元の鍼灸整骨院で夜遅くまで勤務。 主に運動器疾患やスポーツ障害についての理論や施術方法を習得する。 ↓ 専門学校卒業後は不妊症を専門とする鍼灸院にて修行。 婦人科疾患や逆子の施術、小児はり、自律神経失調症の方々へのアプローチ、東洋医学的な診察方法について学ぶ。 お客様への接遇や仕事に対する姿勢など、社会人としての基礎を教えて頂く。 ↓ 内臓へのアプローチを専門とする整体サロンにて修行。 肩こりや腰痛などをはじめとする身体の痛みと、内臓の問題が関連することを学ぶ。 それと同時に、筋肉を揉んだりほぐすだけでは根本的には良くならないことを知る。 ↓ 妊産婦のお悩みを専門に扱う整体サロンにて修業。 産後骨盤矯正やマタニティ整体を通して、産後ママや妊婦の身体の状態について学ぶ。 その他、発達の遅れやチックなどの小児整体、美容鍼・小顔矯正のテクニックを習得。 26歳で同サロンの分院長に就任。 約4年にわたり代表セラピストとして全ての施術メニューを担当し、所属スタッフの技術指導・育成に携わる。 ↓ これまでの技術・経験だけでは改善できない症状に数多く巡り合い、施術家としての頭打ちを感じる。 そんな折、現在の師匠である松本恒平と出会う。 多くの施術家が見落としている原理原則、触診、国際基準の療術について学び、これまで習得した技術や知識のバラバラだった”点”が”線”で繋がる。 それをきっかけに、辛い症状と闘う人たちの力になれることを確信し地元である新大阪・南方エリアにて開業。

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