症例紹介

2歳3ヶ月男児|斜頭症・絶壁頭・はち張り・左向き癖の症例

今回ご紹介するのは、斜頭症・絶壁頭・はち張り・左向き癖についてご相談いただいた、2歳3ヶ月の男の子です。

生後8ヶ月頃に別の整体院で約3ヶ月間頭のケアを受けたものの、成長してからも頭の左右差が気になり、当院の症例記事をご覧になりご来院されました。

今回は、25回の施術による頭の形の経過と、あわせてご相談いただいた受け口や右ばかりで噛む癖についてご紹介します。

クライアント情報

  • 2歳3ヶ月 男児
  • 主なお悩み:斜頭症、絶壁頭、はち張り、左向き癖、受け口、右ばかりで噛む
  • 通院頻度:週1回
  • 施術回数:25回

2歳3ヶ月時点での斜頭症・絶壁頭・はち張り・左向き癖のお悩み

親御さまのお話では、生後すぐの頃から左を向いて寝ることが多く、仰向けで寝ている際にも頭の向きに左右差があったとのことでした。

向き癖の原因や改善方法については、こちらの記事で詳しく解説しています。
▶︎ 赤ちゃんの向き癖とは?原因・改善方法・何歳まで変化が期待できるかを解説

成長とともに少しずつ頭の形が気になるようになり、特に左後頭部の平坦感や頭全体の左右差、はち張りを強く感じるようになったそうです。

そのため、生後8ヶ月頃に大阪市内の整体院へ相談し、約3ヶ月間頭のケアを受けられました。

ケアを受けたことで後頭部の左右差は以前より軽減したと感じられたものの、その後も成長するなかで「やはりまだ頭の形が気になる」と感じることがあり、もう少しできることはないかと考えておられました。

はち張りの原因や改善方法については、こちらの記事で詳しく解説しています。
赤ちゃんのはち張りとは?原因・改善方法を詳しく解説

ご来院に至った経緯

頭の形について調べる一方で、親御さまは受け口や、食事の際に右側ばかりで噛む癖についても気にされていました。

頭の形だけではなく、口元や噛み方についても一緒に相談できるところを探されていたそうです。

そのようななかで、当院が掲載している2歳以降のお子さんを含む頭の形の症例記事をご覧になり、「まだできることがあるのか相談したい」と2歳3ヶ月でご来院されました。

頭の形・身体の状態確認と初回評価

初回では、乳児期からの向き癖やこれまで受けてきたケア、現在気になっている頭の形や噛み方などについて詳しく伺いました。

2歳3ヶ月男児の斜頭症による後頭部左右差

頭部では、左後頭部の平坦感やはち張りを伴う左右差を確認しました。

また、身体や頭部を触診したところ、主に以下のような状態が確認できました。

  • 鼻骨の硬さ(下方への可動性の減少)
  • 第1頚椎の左側方・左回旋
  • 後頭部の圧縮感

当院では頭の形だけを部分的にみるのではなく、首や頭部などを含めた身体全体の状態を確認しながら、お子さんに負担がかからないソフトな刺激で施術を進めています。

なお、**受け口や噛み合わせについて診断・治療を行うことはできません。**歯並びや顎の発育について気になる場合には、必要に応じて小児歯科・歯科などの医療機関へ相談していただくことも大切です。

斜頭症・絶壁頭・はち張りの施術経過|1回目〜25回目

週1回を目安に施術を開始しました。

当院では1クール8回を目安として、定期的に写真撮影を行い、頭の形や身体の状態を確認しながら施術を進めています。

初期〜1クール目

2歳3ヶ月男児の斜頭症ビフォーアフター比較

施術開始当初は、後頭部や第1頚椎、鼻骨周辺などの状態を確認しながら、身体全体への施術を行いました。

頭の形については急激に変化するのではなく、回数を重ねるなかで段階的な変化がみられました。

1クール目を終える頃には、親御さまが気にされていた左後頭部の平坦感や頭全体の左右バランスにも少しずつ変化がみられるようになりました。

写真でも初回との違いを確認しながら、その後も施術を継続しました。

※個人の症例であり、すべての方に同様の変化を保証するものではありません。

2クール目前後

2歳3ヶ月男児の斜頭症ビフォーアフター比較

施術を継続するなかで、左後頭部の平坦感やはち張りにも段階的な変化がみられました。

親御さまからも、以前に比べて頭の形の左右差やはち張りが気にならなくなってきたとのお話がありました。

また、頭の形とは別にご相談いただいていた「右側ばかりで噛む」という点についても、親御さまから以前より右側だけで噛む頻度が減ってきたと共有いただきました。

噛み方には歯の状態や顎の発達、食べ物、習慣などさまざまな要因が関係するため、施術との因果関係を示すものではありませんが、ご家庭で感じられた経過の一つとして記録しています。

※個人の症例であり、すべての方に同様の変化を保証するものではありません。

25回目の評価

2歳3ヶ月男児の斜頭症ビフォーアフター比較

25回目には、初回と比較して左後頭部の平坦感が落ち着き、はち張りや頭全体の左右バランスにも変化がみられました。

親御さまにも写真や普段の見た目から変化を感じていただき、当初気になっていた頭の形について「以前ほど気にならなくなった」とお話しいただきました。

25回目の評価を一区切りとして、今回の施術は終了となりました。

※個人の症例であり、すべての方に同様の変化を保証するものではありません。

右ばかりで噛む癖・受け口について

今回のお子さんでは、頭の形に加えて受け口や右側ばかりで噛む癖についてもご相談いただきました。

通院期間中、親御さまからは右側だけで噛む頻度が以前より減ったとのお話がありました。

一方で、噛み方や噛み合わせには、歯の生え方・顎の成長・食習慣など複数の要因が関係します。

そのため当院では、頭の形との因果関係を断定したり、整体によって受け口や噛み合わせが改善すると説明したりすることはありません。

受け口や歯並び、顎の発育について気になる場合は、小児歯科・歯科などで専門的な評価を受けることも大切です。

受け口については、原因や特徴、当院での考え方などを別の記事で詳しく解説しています。
▶︎ 受け口とは?原因や特徴について詳しく解説

妹さんも一緒に頭の整体で通院

今回のお子さんは、妹さんも頭の形について当院へ通われており、いつもお母さまと兄妹3人でご来院いただいていました。

妹さんは生後3ヶ月から、絶壁頭・はち張り・反り返りについて施術を開始しています。
▶︎ 妹さんの症例|生後3ヶ月・絶壁頭・はち張り・反り返りの施術経過

施術中に妹さんが泣いてしまったときには、お兄ちゃんがおもちゃを使って一生懸命あやしてくれる姿もありました。

ご自身も施術を受けながら妹さんのことを気にかけている姿が微笑ましく、今回の通院期間のなかでも特に印象に残っています。

親御さまからのお声

Googleレビュー

同じようなお悩みで通院された親御さまより、
Googleレビューをいただきました。

斜頭症整体を受けた親御さまのGoogleレビュー

★★★★★

「もう3歳になる前だったので、あまり改善は難しいかもしれないけれど、少しでも良くなればと思い通うことにしました。
通い続けているうちに、だんだんとハチ張りがなくなり、斜頭も和らぎ、丸くなっていることがわかりました。」

(Googleレビューより一部抜粋)

このほかにも、頭の形でご来院いただいた親御さまから、多くのGoogleレビューや手書きのご感想をいただいております。
▶︎ 頭の形でご来院いただいた親御さまの声・Googleレビュー一覧はこちら

実際に通われた保護者様のご感想(動画)

実際に通われた保護者様へ、来院前のお悩みや整体を受けて感じた変化についてインタビューした動画をまとめています。

月齢やお悩みが近い症例も掲載していますので、ぜひ参考にしてください。
保護者様の感想動画一覧はこちら

2歳を過ぎて斜頭症・絶壁頭・はち張りが気になっている方へ

「赤ちゃんの頃から頭の左右差が気になっている」
「以前に頭のケアを受けたけれど、2歳を過ぎてもまだ気になる」
「後頭部の片側が平らで、はち張りも目立って見える」
「2歳を過ぎているけれど、まだ相談できるのか知りたい」

このようなご相談をいただくことがあります。

今回のお子さんも、生後8ヶ月頃に一度別の整体院で頭のケアを受けたあと、2歳3ヶ月になってから改めて当院へご相談いただいた症例です。

頭の形や成長の状態には個人差があります。当院では年齢だけで判断せず、現在の頭の形や身体の状態、これまでの経過などを確認したうえで、施術についてご説明しています。

頭の形の改善症例をもっと見たい方へ

当院では、生後2ヶ月頃から小学生まで、さまざまな月齢・年齢のお子さまの頭の形に関する症例をご紹介しています。

月齢や頭の形の状態、お悩みの内容によって改善の経過は異なりますので、ご自身のお子さまに近い症例もぜひ参考になさってください。

斜頭症(頭の形の左右差)改善症例一覧を見る
絶壁頭(短頭症)改善症例一覧を見る

よくある質問

Q. 2歳を過ぎていても斜頭症・絶壁頭について相談できますか?

はい、ご相談いただけます。

当院では月齢・年齢だけで判断せず、現在の頭の形や身体の状態、これまでの経過を確認したうえで施術についてご説明しています。

今回のお子さんも2歳3ヶ月から施術を開始しました。

Q. 赤ちゃんの頃に左ばかり向いて寝ていると頭の形に左右差が出ることがありますか?

乳児期に同じ方向を向いて寝る時間が長い場合、頭部の特定の場所に圧が加わり続け、位置的頭蓋変形につながることがあります。

ただし、頭の形にはさまざまな要因が関係するため、向き癖だけが原因とは限りません。

Q. 以前に別の整体院で頭のケアを受けていても相談できますか?

はい。

これまでどのようなケアを受けてきたのか、その後どのような点が気になっているのかも伺ったうえで、現在の状態を確認します。

今回のお子さんも、生後8ヶ月頃に約3ヶ月間別の整体院へ通った経験があり、その後2歳3ヶ月で当院へご相談いただきました。

Q. 斜頭症と絶壁頭、はち張りが同時にみられることはありますか?

はい。頭の形は「斜頭症だけ」「絶壁頭だけ」と明確に分かれるとは限らず、左右差と後頭部の平坦感、横幅の広がりなどが組み合わさってみられることがあります。

当院では一つの名称だけで判断せず、お子さんの頭全体の形を確認しています。

Q. 受け口や片側ばかりで噛む癖も整体で相談できますか?

身体の状態や普段の様子についてお話を伺うことはできます。

ただし、当院では受け口や噛み合わせの診断・歯科治療は行っておらず、整体による改善を保証するものでもありません。

歯並びや顎の成長について気になる場合は、小児歯科・歯科などの医療機関にもご相談ください。

関連症例

◇CASE056|2歳2ヶ月男児|斜頭症・右向き癖・受け口
◇CASE025|2歳1ヶ月男児|斜頭症・はち張り・右向き癖
◇CASE063|2歳4ヶ月男児|絶壁頭・はち張り
◇CASE067|2歳2ヶ月女児|斜頭症・右向き癖・疳の虫・落ち着きのなさ
◇CASE062|1歳9ヶ月女児|斜頭症・絶壁・はち張り

関連記事

◇斜頭症・頭のゆがみの治し方について
◇絶壁頭・短頭症の治し方について
◇赤ちゃんのはち張りとは?原因・改善方法を詳しく解説
◇赤ちゃんの向き癖の原因と対策について
◇赤ちゃんの反り返りの原因と対策

乾 裕樹

乾 裕樹

大阪府出身 1990年9月11日生まれ 血液型 A型 明治東洋医学院専門学校 鍼灸学科卒業 取得国家資格 はり師・きゅう師 一般社団法人 日本統合手技協会 理事 一般社団法人 日本統合手技協会 公認インストラクター 京都府立医科大学 解剖実習修了  (施術家としての経歴) 高校卒業後、18歳で施術家の道へ。 午前は鍼灸の専門学生として学び、午後は地元の鍼灸整骨院で夜遅くまで勤務。 主に運動器疾患やスポーツ障害についての理論や施術方法を習得する。 ↓ 専門学校卒業後は不妊症を専門とする鍼灸院にて修行。 婦人科疾患や逆子の施術、小児はり、自律神経失調症の方々へのアプローチ、東洋医学的な診察方法について学ぶ。 お客様への接遇や仕事に対する姿勢など、社会人としての基礎を教えて頂く。 ↓ 内臓へのアプローチを専門とする整体サロンにて修行。 肩こりや腰痛などをはじめとする身体の痛みと、内臓の問題が関連することを学ぶ。 それと同時に、筋肉を揉んだりほぐすだけでは根本的には良くならないことを知る。 ↓ 妊産婦のお悩みを専門に扱う整体サロンにて修業。 産後骨盤矯正やマタニティ整体を通して、産後ママや妊婦の身体の状態について学ぶ。 その他、発達の遅れやチックなどの小児整体、美容鍼・小顔矯正のテクニックを習得。 26歳で同サロンの分院長に就任。 約4年にわたり代表セラピストとして全ての施術メニューを担当し、所属スタッフの技術指導・育成に携わる。 ↓ これまでの技術・経験だけでは改善できない症状に数多く巡り合い、施術家としての頭打ちを感じる。 そんな折、現在の師匠である松本恒平と出会う。 多くの施術家が見落としている原理原則、触診、国際基準の療術について学び、これまで習得した技術や知識のバラバラだった”点”が”線”で繋がる。 それをきっかけに、辛い症状と闘う人たちの力になれることを確信し地元である新大阪・南方エリアにて開業。

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