症例紹介

生後3ヶ月女児|絶壁頭・はち張り・反り返りの症例

今回ご紹介するのは、絶壁頭(短頭症)・はち張り・反り返りについてご相談いただいた、生後3ヶ月の女の子です。

生後2ヶ月頃から後頭部の平坦感や頭の横幅が気になるようになり、先にお兄ちゃんが当院へ頭の形について通院されていたことから、ご相談いただきました。

今回は、25回の施術による頭の形の経過をご紹介します。

クライアント情報

  • 生後3ヶ月 女児
  • 主なお悩み:絶壁頭(短頭症)、はち張り、反り返り
  • 通院頻度:週1回
  • 施術回数:25回

生後2ヶ月頃から後頭部の平坦感とはち張りが気になるように

親御さまのお話では、生後2ヶ月頃から後頭部の平坦感や頭の横幅が少しずつ気になるようになったとのことでした。

仰向けで寝ている時間が長く、頭を上から見た際の横幅の広さから、「いわゆる絶壁頭(短頭症)ではないか」と感じられていたそうです。

また、親御さま自身も似たような頭の形であることを自覚されており、「頭の形は遺伝することもあるのかな」という心配もされていました。

頭の形には遺伝的な要素だけでなく、乳児期の寝姿勢や頭部に加わる圧など、さまざまな要因が関係します。そのため、親御さまと似た頭の形だからといって、原因を遺伝だけで判断することはできません。

絶壁頭の原因や改善方法については、こちらの記事で詳しく解説しています。
▶︎ 赤ちゃんの絶壁頭(短頭症)とは?原因・治療法・何歳まで改善が期待できるかを解説

反り返りが強く、仰向けで後頭部を押し付けることも気になっていた

頭の形とあわせて気にされていたのが、背中の反り返りの強さでした。

仰向けで寝ている際にも身体を反らせ、後頭部を床へ押し付けるような様子がみられることがあり、親御さまは「これも頭の形に影響しているのではないか」と心配されていました。

赤ちゃんの反り返りには、発達段階でみられる動きや姿勢、身体の使い方などさまざまな要因が関係するため、反り返りだけを頭の形の原因と判断することはできません。

今回は頭の形だけでなく、普段の寝姿勢や反り返りの様子についても伺いながら状態を確認しました。

お兄ちゃんの通院をきっかけに当院へ

今回のご家族は、先にお兄ちゃんが頭の形について当院へ通院されていました。

お兄ちゃんの施術経過を身近で見ていただいていたこともあり、妹さんについても後頭部の平坦感やはち張り、反り返りが気になり始めた生後3ヶ月のタイミングでご相談いただきました。

頭の形や身体の状態は兄妹でもそれぞれ異なるため、妹さんについても現在の状態を確認したうえで施術を開始しました。

頭の形・身体の状態確認と初回評価

初回では、出生後の寝姿勢や頭の形が気になり始めた時期、反り返りの様子などについて詳しく伺いました。

生後3ヶ月女児の絶壁頭による後頭部の平坦感

頭部では、後頭部の平坦感や頭の横幅を伴う絶壁頭(短頭症)・はち張りの傾向を確認しました。

また、身体や頭部を触診したところ、主に以下のような状態が確認できました。

  • 左腸骨の後下方への偏り
  • 上部胸椎の硬さ
  • 側頭部から後頭部にかけての圧縮感

当院では頭部だけを部分的にみるのではなく、骨盤や背中などを含めた身体全体の状態も確認しながら、赤ちゃんに負担がかからないソフトな刺激で施術を進めています。

絶壁頭・はち張り・反り返りの施術経過|1回目〜25回目

週1回を目安に施術を開始しました。

当院では1クール8回を目安として、定期的に写真撮影を行い、頭の形や身体の状態を確認しながら施術を進めています。

初期〜1クール目

生後3ヶ月女児の絶壁頭ビフォーアフター比較

施術開始当初は、側頭部から後頭部、上部胸椎、骨盤などの状態を確認しながら施術を進めました。

頭の形については急激に変わるのではなく、回数を重ねるなかで後頭部の丸みや頭全体のバランスに段階的な変化がみられました。

1クール目終了時には初回の写真と比較しながら経過を確認し、その後も施術を継続しました。

※個人の症例であり、すべての方に同様の変化を保証するものではありません。

経過途中には、頭の形が再び目立って感じられることも

施術期間中、常に一定方向へ変化していったわけではありません。

ご家庭で硬い床に寝かせることが多かった時期などには、親御さまから「以前より頭の歪みが目立って見える」と感じる場面があったことも共有いただきました。

乳児期は頭の成長が続く一方で、寝姿勢や普段過ごす環境なども変化していく時期です。

そのため当院では、一時点だけで判断するのではなく、定期的に写真や頭の形を確認しながら経過を追っていきました。

※個人の症例であり、すべての方に同様の変化を保証するものではありません。

2クール目前後

生後3ヶ月女児の絶壁頭ビフォーアフター比較

その後も施術を継続すると、後頭部の平坦感やはち張りについて再び段階的な変化がみられました。

親御さまからも、経過とともに後頭部の平坦感や頭の横幅が以前ほど気にならなくなってきたとのお話をいただきました。

初回写真との比較でも変化を感じていただきながら、25回まで施術を継続しました。

※個人の症例であり、すべての方に同様の変化を保証するものではありません。

最終評価時

生後3ヶ月女児の絶壁頭ビフォーアフター比較

25回目には、初回と比較して後頭部の丸みやはち張り、頭全体のバランスに変化がみられました。

親御さまにも写真や普段の見た目から初回との違いを感じていただき、25回目を一区切りとして施術終了となりました。

※個人の症例であり、すべての方に同様の変化を保証するものではありません。

反り返りについて

今回のお子さんでは、頭の形とあわせて乳児期の反り返りについてもご相談いただきました。

赤ちゃんの反り返りは、発達の過程でみられることもあり、姿勢や身体の使い方、環境などさまざまな要因が関係します。

そのため、当院では「反り返りが絶壁頭の原因」と断定したり、「整体によって反り返りが改善する」と一律に説明したりすることはありません。

反り返りが非常に強い、授乳や睡眠に影響している、発達面で気になることがあるなどの場合には、小児科などの医療機関へ相談することも大切です。

反り返りの原因や対処法については、こちらの記事で詳しく解説しています。
▶︎ 赤ちゃんの反り返りとは?原因・病気との違い・対処法を解説

お兄ちゃんと一緒に通院してくれました

今回のお子さんは、お兄ちゃんも頭の形について当院へ通院されており、いつもお母さまと兄妹3人でご来院いただいていました。

お兄ちゃんは2歳3ヶ月から、斜頭症・絶壁頭・はち張り・左向き癖について施術を受けています。
▶︎ お兄ちゃんの症例|2歳3ヶ月・斜頭症・絶壁頭・はち張りの施術経過

施術中に泣いてしまうことも多くありましたが、そんなときにはお母さまとお兄ちゃんにあやしてもらいながら、一緒に施術を進めていきました。

泣きながらも毎回頑張って施術を受けてくれていた姿が、今回の通院期間のなかでも特に印象に残っています。

親御さまからのお声

Googleレビュー

同じようなお悩みで通院された親御さまより、
Googleレビューをいただきました。

絶壁頭整体を受けた親御さまのGoogleレビュー

★★★★★

「効果を感じ始めたのは通い始めて2カ月くらい経った頃で、頭を横から見たときに後頭部に少し丸みが出てきているのがわかりました。
今では全体的に頭の形が良くなっているので、こちらで施術を受けて本当に良かったなと思います。」

(Googleレビューより一部抜粋)

このほかにも、頭の形でご来院いただいた親御さまより、多くのGoogleレビューをいただいております。
▶︎ 頭の形でご来院いただいた親御さまの声・Googleレビュー一覧はこちら

実際に通われた保護者様のご感想(動画)

実際に通われた保護者様へ、来院前のお悩みや整体を受けて感じた変化についてインタビューした動画をまとめています。

月齢やお悩みが近い症例も掲載していますので、ぜひ参考にしてください。
保護者様の感想動画一覧はこちら

生後3ヶ月で絶壁頭・はち張りが気になっている方へ

「生後2〜3ヶ月頃から後頭部が平らに見える」
「上から見ると頭の横幅が広く感じる」
「自分も絶壁・はち張りなので遺伝するのか心配」
「仰向けで寝ている時間が長く、頭の形への影響が気になる」
「反り返りが強く、後頭部を床へ押し付けることがある」

このようなお悩みでご相談いただくことがあります。

頭の形には個人差があり、寝姿勢だけでなくさまざまな要因が関係します。

当院では月齢だけで判断せず、現在の頭の形や身体の状態、普段の寝姿勢などを確認したうえで施術についてご説明しています。

頭の形の改善症例をもっと見たい方へ

当院では、生後2ヶ月頃から小学生まで、さまざまな月齢・年齢のお子さまの頭の形に関する症例をご紹介しています。

月齢や頭の形の状態、お悩みの内容によって改善の経過は異なりますので、ご自身のお子さまに近い症例もぜひ参考になさってください。

絶壁頭(短頭症)改善症例一覧を見る

よくある質問

Q. 生後3ヶ月でも絶壁頭・はち張りについて相談できますか?

はい、ご相談いただけます。

当院では月齢だけで判断するのではなく、現在の頭の形や身体の状態、普段の寝姿勢などを確認したうえで施術についてご説明しています。

今回のお子さんも生後3ヶ月から施術を開始しました。

Q. 仰向けで寝る時間が長いと絶壁頭になることがありますか?

乳児期に仰向けで寝る時間が長く、後頭部の同じ部分に圧が加わり続けることは、位置的頭蓋変形に関係する要因の一つとされています。

ただし、乳幼児突然死症候群(SIDS)のリスクを減らすため、赤ちゃんを寝かせる際は仰向け寝が推奨されています。

頭の形を気にして、自己判断でうつ伏せ寝に変更することはおすすめしません。

Q. 親も絶壁頭・はち張りなのですが、頭の形は遺伝しますか?

頭の形には遺伝的な要素も考えられますが、それだけで決まるものではありません。

乳児期の寝姿勢や頭部への圧、成長など複数の要因が関係するため、「親が絶壁だから子どもも絶壁になる」と単純に判断することはできません。

Q. 反り返りと頭の形には関係がありますか?

強い反り返りによって後頭部を床へ押し付ける様子を心配される親御さまもいらっしゃいます。

ただし、反り返りだけを絶壁頭の原因と判断することはできません。

今回のお子さんについても、反り返りと頭の形の因果関係を断定せず、普段の姿勢や身体の状態を含めて確認しました。

Q. 兄弟で頭の形について相談することはできますか?

はい。

今回のご家族も、お兄ちゃんが先に当院へ通院され、その後妹さんについてもご相談いただきました。

兄弟でも頭の形や身体の状態はそれぞれ異なるため、一人ひとり確認したうえでご説明しています。

関連症例

◇CASE020|生後3ヶ月男児|絶壁頭・はち張り・右向き癖
◇CASE023|生後3ヶ月男児|絶壁頭(短頭症)・反り返り
◇CASE012|生後4ヶ月女児|絶壁頭(短頭症)・後頭部の平坦感
◇CASE028|生後4ヶ月女児|絶壁頭(短頭症)・反り返り
◇CASE038|生後7ヶ月男児|絶壁頭(短頭症)・右向き癖

関連記事

◇絶壁頭・短頭症の治し方について
◇赤ちゃんのはち張りとは?原因・改善方法を詳しく解説
◇赤ちゃんの反り返りの原因と対策
◇斜頭症・頭のゆがみの治し方について
◇赤ちゃん・子どもの夜泣きについて

乾 裕樹

乾 裕樹

大阪府出身 1990年9月11日生まれ 血液型 A型 明治東洋医学院専門学校 鍼灸学科卒業 取得国家資格 はり師・きゅう師 一般社団法人 日本統合手技協会 理事 一般社団法人 日本統合手技協会 公認インストラクター 京都府立医科大学 解剖実習修了  (施術家としての経歴) 高校卒業後、18歳で施術家の道へ。 午前は鍼灸の専門学生として学び、午後は地元の鍼灸整骨院で夜遅くまで勤務。 主に運動器疾患やスポーツ障害についての理論や施術方法を習得する。 ↓ 専門学校卒業後は不妊症を専門とする鍼灸院にて修行。 婦人科疾患や逆子の施術、小児はり、自律神経失調症の方々へのアプローチ、東洋医学的な診察方法について学ぶ。 お客様への接遇や仕事に対する姿勢など、社会人としての基礎を教えて頂く。 ↓ 内臓へのアプローチを専門とする整体サロンにて修行。 肩こりや腰痛などをはじめとする身体の痛みと、内臓の問題が関連することを学ぶ。 それと同時に、筋肉を揉んだりほぐすだけでは根本的には良くならないことを知る。 ↓ 妊産婦のお悩みを専門に扱う整体サロンにて修業。 産後骨盤矯正やマタニティ整体を通して、産後ママや妊婦の身体の状態について学ぶ。 その他、発達の遅れやチックなどの小児整体、美容鍼・小顔矯正のテクニックを習得。 26歳で同サロンの分院長に就任。 約4年にわたり代表セラピストとして全ての施術メニューを担当し、所属スタッフの技術指導・育成に携わる。 ↓ これまでの技術・経験だけでは改善できない症状に数多く巡り合い、施術家としての頭打ちを感じる。 そんな折、現在の師匠である松本恒平と出会う。 多くの施術家が見落としている原理原則、触診、国際基準の療術について学び、これまで習得した技術や知識のバラバラだった”点”が”線”で繋がる。 それをきっかけに、辛い症状と闘う人たちの力になれることを確信し地元である新大阪・南方エリアにて開業。

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