院長ブログ

アレルギー症状の整体|原因や対策について自律神経専門の整体サロンINUIが解説

こんにちは。新大阪・西中島南方エリアの整体院、整体サロンINUI代表の乾です。

こちらの記事では、アレルギー緩和や当院でできるアレルギー対策についてお伝えしていきます。

アレルギーについて

アレルギーとは、身体を守る免疫機能が過剰に反応して、種々の症状が起きることを指しています。

私たちの身体には、病気から身を守るために体内にウイルスや細菌などが入ってきたら、免疫が働いてそれらを攻撃するシステムが組み込まれています。

攻撃すること自体は間違っていないのですが、体内に入ってきたものに対して過剰に反応してしまうと、炎症やかゆみ・くしゃみなどを引き起こしてしまいます。

それが長期的に続くことで、日常生活にも大きな支障をきたすケースがあります。

免疫のタイプは2種類

免疫には主に2種類のものがあります。

もともと身体に備わっている 自然免疫 と、生きていく中で培われていく 獲得免疫 です。

そのうち、今回のアレルギーに関わってくるのは獲得免疫です。

その中でも、IgE抗体という免疫抗体との関連が深く、私たちの生活の中にある何気ない物質(ハウスダスト、ダニ、食物、花粉など)に対して免疫が過剰に反応します。

そうすることで、アレルギー症状を引き起こすきっかけとなります。

アレルギーによって起こる病気

頭蓋骨の骨模型

アレルギーで起こる病気については、いくつか種類があります。

一例としては、

  • アレルギー性鼻炎
  • アトピー性皮膚炎
  • 気管支喘息
  • 結膜炎
  • 花粉症
  • 食物アレルギー
  • 蕁麻疹
  • アナフィラキシーショック


などのものがあります。

季節性のものから、急性で取り扱いに注意が必要なものまで様々です。

アレルギーの原因は?

アレルギーの原因についてご紹介していきます。

主には、①体質的な要素と、②アレルギーの原因物質との接触によって起きます。

例えば、アレルギー体質であっても、アレルギーの原因物質(アレルゲン)との接触がなければ症状は出ません。

また、アレルギー物質との接触があっても、体質が強ければこれもまた発症には至りません。

このことから、体質的な要素と原因物質との接触、この二つの条件が揃うことがアレルギー発症の原因だと考えられます。

年々増加するアレルギー体質

ママに抱っこされている子供

厚生労働省のデータによると、

アレルギー疾患は、国民の約5割が罹患する国民病であり、喘息死については減少し ている(平成17年:3,198名→平成21年:2,139名→平成26年:1,550名)ものの、 花粉症などのアレルギー疾患は増加(平成10年:19.6%→平成20年:29.8%)。

厚生労働省 資料2 アレルギー疾患の現状等


このような発表されており、近年のデータを見ていても確実に増加していることが分かります。

アレルギーには、生活・環境因子などが大きく関連します。

ただし、整体的観点でみると、身体の硬さや歪みなどの問題を取り除くことで、免疫の状態は大きく変化してくると考えます。

アレルギーは整体でよくなる?

継続的に整体施術を受けることによって、免疫機能の向上をサポートすることが可能です。

なぜなら、免疫に関わる骨格・体液・神経・内臓などへのアプローチが整体でできるからです。

そのため、アレルゲンへの過敏な反応もそれによって変化が起きると考えます。

免疫を整えるためには、身体の組織全てを整えていく必要があります。

「免疫に効くツボ」に対して刺激するだけでは免疫は向上しません。

身体の問題が全てクリアになっている状態、それでこそ免疫機能が最大限発揮されます。

当院では「免疫」という言葉だけに左右されず、全体の状態を整えることで結果的に免疫向上に導いていきます。

当院でのアレルギーの整体

当院でのアレルギーに対する整体についてご紹介していきます。

・脊柱の調整

骨格矯正をしている様子

もちろん脊柱以外にも調整は行いますが、自律神経と深い関わりがある脊柱を整えて免疫機能に働きかけます。

・内臓の調整

腹部の調整をしている様子

免疫機能には腸、肝臓、腎臓が特に関連してきます。

そのあたりの内臓にアプローチすることでアレルギーに関わる免疫状態の向上を目指します。

・体液循環の調整

足の整体施術をしている様子

免疫において特に重要になるのがこの体液。

体液には血液やリンパ液、脳脊髄液など様々なものがあり、それぞれが身体の回復力や免疫に関わります。

・神経系の調整

自律神経の調整をしている様子

脳から起きる各器官への命令は、身体の神経系を通しておこなわれます。

その神経の調整をおこなうことで、免疫機能に作用させていきます。

アレルギー症状のお喜びの声

アレルギー症状でお悩みだった方からの声をご紹介します。

アトピー性皮膚炎のお客様の声

↓以下文字起こし

〈お悩みの症状〉
アトピー性皮膚炎
肩こりや頭痛
疲労感の継続

〈何回目の施術で変化を感じましたか?〉
3回目


【ご感想】
仕事の後、ヒドく肩がこったり、頭痛やめまいがあったり、ボーっとして頭が回らないといった慢性的疲労に悩んでいました。

先生に、「回復力が弱って疲労が溜まっているので、打ち勝てるようにして行きます」とおっしゃって頂き、凄く安心した覚えがあります。

その言葉通り、具体的には3回施術した後から、朝起きた時のしんどさが楽になりました。仕事中も頑張って座ってなくちゃいられないのが、普通に机に向かえるようになり、頭の中も、頑張って考えようとしなくても普段通りに思考できるようになりました。

もう一つ嬉しかったことに、治るとは考えてもいなかったアトピーの症状が良くなりました。ちょうど同じ施術3回受けた後くらいです。

お風呂から上がってみると、腕やお腹にあった発疹とその周りの赤みが引いていました。

いつもは掻いてしまったり乾燥で、赤黒く凝り固まったような、ゴワゴワの肌で保湿剤や薬を塗っても、ひどくなるとこの状況だったので、半ば諦めていたので、驚いています。

以後、疲労の回復に合わせて、ごわごわの肌も、少しずつ発疹も枯れてかさぶたのようになり、赤みも引いてきれいな状態になりました。

全部アトピーが無くなった訳ではないですが、ここまで良くなったのは初めてでとても嬉しいです。

医者に行って検査しても異常なしと言われて困った強い疲労感や、もう治らないと思っていたアトピーが回復し、自分の生活が戻ってきてとても嬉しく、乾先生にとても感謝しています。

ありがとうございます。今後もこの状況を保てるようによろしくお願いします!

MY様 31歳 男性(ご職業:IT関係)


MY様
貴重なお声をいただきありがとうございます。

まとめ

アレルギーの整体についてまとめていきます。

  • アレルギーにはIgE抗体が関わってくる
  • 体質的要素とアレルゲンの接触も関連
  • アレルギーは年々増加傾向にある
  • 整体による免疫ケアが効果的である


アレルギーには様々な要因が絡んでいるため、生活環境を整えていく必要があります。

また、外部環境以外にも、身体の状態などの内部環境も大きく関連してきます。

整体でできることと、生活習慣の見直しなど、各方面からアプローチが必要な分野であると考えます。

少しでも体質や内部環境の整備をしたい方は、一度ご相談いただければと思います。


*ご予約はこちら→〈予約・お問い合わせページ〉

【記事作成者 整体サロンINUI(新大阪・西中島南方)】

関連記事

◇子供の免疫力の上げ方
◇子供のお腹の弱さの治し方
◇アトピー性皮膚炎の整体
◇ニキビ・肌荒れの整体
◇子供の発達障害について
◇落ち着きがない子への整体(ADHD)
◇学習障害(LD)について
◇子供の姿勢改善について
◇起立性調節障害(OD)の治し方
◇子供の夜泣き改善について
◇自律神経失調症の改善方法
◇胃腸障害(機能性ディスペプシア)
◇胸の圧迫感の改善方法

乾 裕樹

乾 裕樹

大阪府出身 1990年9月11日生まれ 血液型 A型 明治東洋医学院専門学校 鍼灸学科卒業 取得国家資格 はり師・きゅう師 一般社団法人 日本統合手技協会 理事 一般社団法人 日本統合手技協会 公認インストラクター 京都府立医科大学 解剖実習修了  (施術家としての経歴) 高校卒業後、18歳で施術家の道へ。 午前は鍼灸の専門学生として学び、午後は地元の鍼灸整骨院で夜遅くまで勤務。 主に運動器疾患やスポーツ障害についての理論や施術方法を習得する。 ↓ 専門学校卒業後は不妊症を専門とする鍼灸院にて修行。 婦人科疾患や逆子の施術、小児はり、自律神経失調症の方々へのアプローチ、東洋医学的な診察方法について学ぶ。 お客様への接遇や仕事に対する姿勢など、社会人としての基礎を教えて頂く。 ↓ 内臓へのアプローチを専門とする整体サロンにて修行。 肩こりや腰痛などをはじめとする身体の痛みと、内臓の問題が関連することを学ぶ。 それと同時に、筋肉を揉んだりほぐすだけでは根本的には良くならないことを知る。 ↓ 妊産婦のお悩みを専門に扱う整体サロンにて修業。 産後骨盤矯正やマタニティ整体を通して、産後ママや妊婦の身体の状態について学ぶ。 その他、発達の遅れやチックなどの小児整体、美容鍼・小顔矯正のテクニックを習得。 26歳で同サロンの分院長に就任。 約4年にわたり代表セラピストとして全ての施術メニューを担当し、所属スタッフの技術指導・育成に携わる。 ↓ これまでの技術・経験だけでは改善できない症状に数多く巡り合い、施術家としての頭打ちを感じる。 そんな折、現在の師匠である松本恒平と出会う。 多くの施術家が見落としている原理原則、触診、国際基準の療術について学び、これまで習得した技術や知識のバラバラだった”点”が”線”で繋がる。 それをきっかけに、辛い症状と闘う人たちの力になれることを確信し地元である新大阪・南方エリアにて開業。

関連記事

コメント

この記事へのコメントはありません。