「赤ちゃんの頭の左右差が気になる」
「右ばかり向いて寝てしまう」
「絶壁や長頭のような形になってきて不安」
今回は、生後2ヶ月男児の斜頭症・右向き癖・長頭症についての症例をご紹介します。
生後早期から右への向き癖が強く見られ、後頭部の左右差や前後に長い頭の形(長頭)が目立つ状態でした。
ヘルメット治療も検討されていましたが、整体という選択肢も含めて比較検討され、当院へご来院。
約6ヶ月・25回の経過の中で、頭全体のバランスにどのような変化が見られたのかを、実際の写真とともにまとめています。
「月齢が低いうちに相談した方がいい?」
「ヘルメット以外の方法も知りたい」
そんな方は、ぜひ参考にしてみてください。
クライアント情報
- 生後2ヶ月 男児
- 主なお悩み:斜頭症、右への向き癖
- 通院頻度:週1回
- 通院期間:約6ヶ月(25回)
斜頭症・右向き癖による後頭部の左右差に関するお悩み
生後1ヶ月の頃から、右への向き癖が見られ始め、頭の左右差が強く見られるようになりました。
寝てる時はずっと右を向いており、親御さまが向きを直してもすぐに元に戻ってしまう状態でした。
向き癖については、原因やご家庭での対策についてこちらの記事でも詳しく解説しています。
→ 「赤ちゃんの向き癖の原因と対策について」
月齢が進むにつれて、
- 右の後頭部凹み
- 左の後頭部突出
- 頭の前後径の長さ(長頭症)
を顕著に感じるようになり、頭を上から見るたび気になってしまう状態でした。
上のお子さま(2歳)の時にはなかった経験ということもあり、親御さまとしては「このままで大丈夫なのか」と不安を抱えておられました。
来院に至った経緯
生後すぐの健診で相談された際、
「頭の左右差が大きい状態」
と説明を受け、ヘルメット治療を勧められました。
しかしながら、夏前の時期で蒸れや肌荒れなどの懸念があることから、ヘルメット治療以外の選択肢も検討されていたそうです。
その後、当院ホームページの症例記事をご覧いただき、ご来院いただきました。
ヘルメット治療について悩まれている方はこちらの記事も参考にしてください。
→ 「斜頭症・頭のゆがみの治し方について」
赤ちゃんの頭の形について調べる中で、ヘルメット治療を検討される親御さまも少なくありません。
一方で、
「本当にヘルメットが必要なのか」
「月齢的にまだ様子を見ても良いのか」
「向き癖や身体の使い方も関係しているのではないか」
と悩まれる方も多くいらっしゃいます。
当院にも、ヘルメット治療と整体のどちらが良いか迷われた上でご相談いただくケースがあります。
斜頭症の状態確認と全身バランスの評価
視診・写真撮影・全身の触診を行いました。

画像からは、
- 右後頭部の平坦化
- 左後頭部の突出
- 頭部全体の左偏位
- 右耳の前方突出
- 頭の前後径の長さ(長頭症)
などが確認できました。
また触診では、
- 後頭骨の圧縮(硬さ)
- 第1・3頚椎の右回旋
- 左腸骨の後下方
- 背部筋の緊張左右差
など、全身的なバランスの影響も見られました。
赤ちゃんの頭のゆがみは、向き癖や身体の使い方など全身の状態と関係しているケースもあります。
→ 「赤ちゃんの反り返りの原因と対策」
斜頭症・向き癖の変化経過|1回目〜25回目まで
週1回ペースで施術を開始。約6ヶ月間継続しました。
(1クール8回として評価)
初期〜1クール目

施術開始から少しずつ変化が見られ始め、
- 後頭部の圧縮感の軽減
- 頭部中心の偏位改善
- 真上から見た際の左右差の変化
が確認できました。
親御さまからは、
「頭の形の印象が少しずつ変わってきた」
「受け始めてから右への向き癖がマシになってきた」
というお声をいただきました。
※個人の症例であり、すべての方に同様の効果を保証するものではありません
2クール目前後

この頃から、後頭部の左右差にも変化が見られるようになりました。
- 右後頭部の平坦感の軽減
- 左側突出感の減少
- 後頭部の凸凹とした出っ張り感の緩和
- 真上から見た際の左右バランス改善
が確認でき、頭全体の印象も整い始めました。
親御さまからは、
「頭全体が少しずつ丸くなってきた感じがする」
というお声をいただきました。
※個人の症例であり、すべての方に同様の効果を保証するものではありません
最終評価時

左右差はわずかに残るものの、後頭部をはじめとする頭全体の印象が変化しました。
また、向き癖や身体全体の緊張も落ち着き、抱っこ時や就寝時(特にうつ伏せ寝)の偏りも軽減。
親御さまからは、
「初回に比べて頭の形が丸くなったように感じる」
「右への向き癖が気にならなくなってきた」
とのお声をいただきました。
施術の変化にご満足いただけたとのことで、今回はこれにて施術を終了。
またお困りごとがあれば、お声かけいただく運びとなりました。
※個人の症例であり、すべての方に同様の効果を保証するものではありません
まとめ|斜頭症・向き癖でお悩みの方へ
赤ちゃんの頭のゆがみは、
- 向き癖
- 寝る姿勢の偏り
- 抱っこの向き
- 身体の使い方の偏り
など、さまざまな要因が重なって見られることがあります。
特に生後数ヶ月は頭が柔らかく、
「自然に変化するのか」
「このまま様子を見ていて大丈夫なのか」
と不安を抱えながら過ごされる親御さまも少なくありません。
今回のケースでも、向き癖や後頭部の左右差に対して、経過の中で頭全体のバランスに変化が見られました。
当院では、頭の形だけでなく、
- 向き癖
- 抱っこ時の偏り
- 姿勢や身体全体の状態
なども含めて確認しています。
「赤ちゃんの頭の形が気になる」
「向き癖が強い」
「どこに相談すれば良いか悩んでいる」
そんな方は、お気軽にご相談ください。
よくあるご質問
Q. 斜頭症は自然に治りますか?
月齢や程度によって異なります。
経過観察で変化するケースもありますが、向き癖や身体のバランスの影響が続く場合は左右差が残ることもあります。
Q. 何ヶ月頃から相談した方が良いですか?
頭の形は月齢が低いほど変化しやすいため、気になった時点で早めに相談される方が多いです。
Q. ヘルメット治療と整体は併用できますか?
ヘルメット治療と併用して来院される方もおられます。
向き癖や身体の使い方、反り返りなどを含めて確認しながらサポートを行っています。
現在ヘルメット治療中の方も、まずはご相談ください。
関連症例
◇CASE003|生後3ヶ月男児|斜頭症・絶壁・左向き癖
◇CASE005|生後3ヶ月男児|斜頭症・向き癖・反り返り
◇CASE004|生後4ヶ月男児|重度の斜頭症・向き癖
◇CASE008|生後4ヶ月男児|斜頭症・右への向き癖
◇CASE006|生後6ヶ月男児|軽度の斜頭症・右向き癖
関連記事
◇斜頭症・頭のゆがみの治し方について
◇赤ちゃんの向き癖の原因と対策について
◇絶壁頭・短頭症の治し方について
◇長頭症の治し方について
◇赤ちゃんの反り返りの原因と対策

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