症例紹介

生後4ヶ月の斜頭症|左向き癖による頭の左右差の変化症例

「赤ちゃんの頭の左右差が気になる」
「向き癖が強く、同じ方向ばかり向いてしまう」
「頭の形がこのままで大丈夫なのか不安」

今回は、生後4ヶ月男児の斜頭症・左向き癖についての症例をご紹介します。

後頭部の左右差や向き癖に対して、経過の中でどのような変化が見られたのかを、実際の写真とともにまとめています。

「月齢が進んでからでも変化はあるのか知りたい」
「ヘルメット以外の選択肢も検討している」

そんな方は、ぜひ参考にしてみてください。

クライアント情報

  • 生後4ヶ月 男児
  • 主なお悩み:斜頭症、左への向き癖
  • 通院頻度:週1回
  • 通院期間:約6ヶ月(25回)

斜頭症・左向き癖による後頭部の左右差に関するお悩み

生後1ヶ月の頃から、まずは右への向き癖が見られました。

親御さまが左側から話すなどして左にも向けるようになりましたが、逆に左への向き癖が強くなり、その頃から頭の左右差が気になり始めました。

向き癖については、原因やご家庭での対策についてこちらの記事でも詳しく解説しています。
「赤ちゃんの向き癖の原因と対策について」


月齢が進むにつれて、

  • 左の後頭部凹み
  • 右の後頭部突出

を顕著に感じるようになり、後頭部の左右差や頭の中心軸のズレが気になってしまう状態でした。

また、アトピーや湿疹といった体調面の不安もあり、親御さまとしては「このままで大丈夫なのか」と心配を抱えておられました。

来院に至った経緯

初めはご主人が頭の歪みに気づき、しばらくすると奥様も気になってくるようになりました。

生後1〜3ヶ月頃の健診で相談された際、

「成長に伴って自然に改善することもある」

と説明を受け、しばらく様子を見られていました。

一方で、後頭部の左右差や左への向き癖が徐々に気になるようになり、ヘルメット治療も含めて検討されていたそうです。

ヘルメット治療について悩まれている方はこちらの記事も参考にしてください。
「斜頭症・頭のゆがみの治し方について」


その後、当院ホームページの症例記事をご覧いただき、ご来院いただきました。

斜頭症の状態確認と全身バランスの評価

視診・写真撮影・全身の触診を行いました。

生後4ヶ月男児の斜頭症による後頭部左右差

画像からは、

  • 左後頭部の平坦化
  • 右後頭部の突出
  • 頭部全体の右偏位
  • 左耳の前方突出

などが確認できました。


また触診では、

  • 後頭骨の圧縮(硬さ)
  • 右の側頭骨・頬骨の縫合付近の硬さ
  • 第1頚椎の左回旋

など、全身的なバランスの影響も見られました。

赤ちゃんの頭のゆがみは、向き癖や身体の使い方など全身の状態と関係しているケースもあります。
「赤ちゃんの反り返りの原因と対策」

斜頭症・向き癖の変化経過|1回目〜25回目まで

週1回ペースで施術を開始。約6ヶ月間継続しました。
(1クール8回として評価)

初期〜1クール目

生後4ヶ月男児の斜頭症ビフォーアフター比較

施術開始から徐々に変化が見られ始め、

  • 後頭部の圧縮感の軽減
  • 頭部中心の偏位改善
  • 真上から見た際の左右径の変化

が確認できました。


親御さまからは、

「頭の左右差の印象が少しずつ変わってきた」
「受け始めてから左への向き癖が和らいだ」

というお声をいただきました。

一方で、

「顔の左右差や後頭部の上側の凹みがまだ少し気になる」

といった率直なご意見もいただきました。

※個人の症例であり、すべての方に同様の効果を保証するものではありません

2クール目前後

生後4ヶ月男児の斜頭症ビフォーアフター比較

この頃から、後頭部の左右差にも変化が見られるようになりました。

  • 左後頭部の平坦感の軽減
  • 右側突出感の減少
  • 真上から見た際の左右バランス改善

が確認でき、頭全体の印象も整い始めました。

親御さまからは、

「頭の左右差の印象がさらに良くなってきた」

というお声をいただきました。

※個人の症例であり、すべての方に同様の効果を保証するものではありません

最終評価時

生後4ヶ月男児の斜頭症ビフォーアフター比較

左右差はわずかに残るものの、後頭部をはじめとする頭全体に自然な丸みが見られるようになりました。

また、向き癖や身体全体の緊張も落ち着き、抱っこ時や就寝時の偏りも軽減。

親御さまからは、

「以前に比べて頭の形が丸くなった感じがする」
「左への向き癖が気にならなくなってきた」

とのお声をいただきました。

施術の変化にご満足いただけたとのことで、今回はこれにて施術を終了。

またお困りごとがあれば、お声かけいただく運びとなりました。

※個人の症例であり、すべての方に同様の効果を保証するものではありません

まとめ|斜頭症・向き癖でお悩みの方へ

赤ちゃんの頭のゆがみは、

  • 向き癖
  • 寝る姿勢の偏り
  • 抱っこの向き
  • 身体の使い方の偏り

など、さまざまな要因が重なって見られることがあります。

特に生後数ヶ月は頭が柔らかく、

「自然に変化するのか」
「このまま様子を見ていて大丈夫なのか」

と不安を抱えながら過ごされる親御さまも少なくありません。

今回のケースでも、向き癖や後頭部の左右差に対して、経過の中で頭全体のバランスに変化が見られました。

当院では、頭の形だけでなく、

  • 向き癖
  • 抱っこ時の偏り
  • 姿勢や身体全体の状態

なども含めて確認しています。

「赤ちゃんの頭の形が気になる」
「向き癖が強い」
「どこに相談すれば良いか悩んでいる」

そんな方は、お気軽にご相談ください。

よくあるご質問

Q. 斜頭症は自然に治りますか?

月齢や程度によって異なります。
経過観察で変化するケースもありますが、向き癖や身体のバランスの影響が続く場合は左右差が残ることもあります。

Q. 何ヶ月頃から相談した方が良いですか?

頭の形は月齢が低いほど変化しやすいため、気になった時点で早めに相談される方が多いです。

Q. ヘルメット治療と整体は併用できますか?

ヘルメット治療と併用して来院される方もおられます。
向き癖や身体の使い方、反り返りなどを含めて確認しながらサポートを行っています。
現在ヘルメット治療中の方も、まずはご相談ください。

関連症例

◇CASE002|生後4ヶ月女児|斜頭症・左への向き癖
◇CASE008|生後4ヶ月男児|斜頭症・右への向き癖
◇CASE004|生後4ヶ月男児|重度の斜頭症・向き癖
◇CASE006|生後6ヶ月男児|軽度の斜頭症・右向き癖
◇CASE007|生後8ヶ月女児|斜頭症・左向き癖・反り返り

関連記事

◇斜頭症・頭のゆがみの治し方について
◇赤ちゃんの向き癖の原因と対策について
◇絶壁頭・短頭症の治し方について
◇長頭症の治し方について
◇赤ちゃんの反り返りの原因と対策

乾 裕樹

乾 裕樹

大阪府出身 1990年9月11日生まれ 血液型 A型 明治東洋医学院専門学校 鍼灸学科卒業 取得国家資格 はり師・きゅう師 一般社団法人 日本統合手技協会 理事 一般社団法人 日本統合手技協会 公認インストラクター 京都府立医科大学 解剖実習修了  (施術家としての経歴) 高校卒業後、18歳で施術家の道へ。 午前は鍼灸の専門学生として学び、午後は地元の鍼灸整骨院で夜遅くまで勤務。 主に運動器疾患やスポーツ障害についての理論や施術方法を習得する。 ↓ 専門学校卒業後は不妊症を専門とする鍼灸院にて修行。 婦人科疾患や逆子の施術、小児はり、自律神経失調症の方々へのアプローチ、東洋医学的な診察方法について学ぶ。 お客様への接遇や仕事に対する姿勢など、社会人としての基礎を教えて頂く。 ↓ 内臓へのアプローチを専門とする整体サロンにて修行。 肩こりや腰痛などをはじめとする身体の痛みと、内臓の問題が関連することを学ぶ。 それと同時に、筋肉を揉んだりほぐすだけでは根本的には良くならないことを知る。 ↓ 妊産婦のお悩みを専門に扱う整体サロンにて修業。 産後骨盤矯正やマタニティ整体を通して、産後ママや妊婦の身体の状態について学ぶ。 その他、発達の遅れやチックなどの小児整体、美容鍼・小顔矯正のテクニックを習得。 26歳で同サロンの分院長に就任。 約4年にわたり代表セラピストとして全ての施術メニューを担当し、所属スタッフの技術指導・育成に携わる。 ↓ これまでの技術・経験だけでは改善できない症状に数多く巡り合い、施術家としての頭打ちを感じる。 そんな折、現在の師匠である松本恒平と出会う。 多くの施術家が見落としている原理原則、触診、国際基準の療術について学び、これまで習得した技術や知識のバラバラだった”点”が”線”で繋がる。 それをきっかけに、辛い症状と闘う人たちの力になれることを確信し地元である新大阪・南方エリアにて開業。

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