症例紹介

2歳10ヶ月男児|斜頭症・絶壁頭・左向き癖の症例

今回ご紹介するのは、斜頭症・絶壁頭・左向き癖についてご相談いただいた2歳10ヶ月の男の子です。

新生児期に約1ヶ月間NICUへ入院されており、その頃から向く方向の偏りや後頭部の左右差が気になっていたとのことでした。

定期検診では経過観察となりましたが、その後も頭の形が気になり続け、当院の症例記事をご覧になったことをきっかけにご来院されました。

クライアント情報

  • 2歳10ヶ月 男児
  • 主なお悩み:斜頭症、絶壁頭、後頭部の左右差、左向き癖
  • 通院頻度:週1回
  • 通院期間:約6ヶ月(25回)
  • 現在の状況:頭の形の経過確認後、メンテナンスを継続

新生児期のNICU入院中から向き癖があり、後頭部の左右差が気になるように

新生児期に約1ヶ月間、NICUへ入院されていたお子さんです。

入院中から頭を向ける方向に偏りがあり、その頃から親御さまは後頭部の左右差や平坦感が気になっていたとのことでした。

成長するにつれて自然に目立たなくなるのか、それとも斜頭症なのか分からず、不安を感じながら様子を見ていたそうです。

向き癖の原因や改善方法については、こちらの記事で詳しく解説しています。
▶︎ 赤ちゃんの向き癖とは?原因・改善方法・何歳まで変化が期待できるかを解説

定期検診では経過観察となり、2歳10ヶ月で当院へ

頭の形については定期検診の際にも医師へ相談されていましたが、「自然とよくなる」と説明を受け、ヘルメット治療などを勧められることもなかったため、そのまま経過を見ることになりました。

しかし、成長してからも後頭部の左右差や絶壁頭が気になる状態が続き、「今から何かできることはないか」と調べるようになったとのことです。

そのなかで当院の頭の形の症例記事をご覧になり、「この年齢でも変化する可能性があるなら」と、2歳10ヶ月の時点で斜頭症についてご相談いただきました。

※頭の形の評価やヘルメット治療の適応については医療機関での判断となります。当院では診断やヘルメット治療の適応判断は行っていません。

斜頭症の原因や治療法については、こちらの記事で詳しく解説しています。
▶︎ 赤ちゃんの斜頭症とは?原因・治療法・何歳まで改善が期待できるかを解説

頭の形・身体の状態確認と初回評価

初回は頭の形だけではなく、首や背中を含めた身体全体の状態を確認しました。

2歳10ヶ月男児の斜頭症による後頭部左右差

触診では、

  • 中部胸椎周辺の硬さ
  • 第1頚椎の左側方・左回旋方向への偏り
  • 左後頭部の圧縮感

などを確認しました。

これらは当院で施術を進めるうえでの確認項目として捉え、身体全体の状態を見ながらソフトな刺激で施術を行いました。

斜頭症・絶壁頭・後頭部の左右差の施術経過|1回目〜25回目

週1回を目安に施術を開始しました。

当院では1クール8回を目安として、定期的に写真撮影を行い、頭の形や身体の状態を確認しながら施術を進めています。

初期〜1クール目

2歳10ヶ月男児の斜頭症ビフォーアフター比較

施術開始後、頭の形には少しずつ変化がみられましたが、今回のお子さんの場合は、初期から大きく変化するというよりも段階的で緩やかな経過となりました。

左後頭部の平坦感や頭全体の左右バランスを確認しながら、身体の状態に合わせて施術を継続しました。

※個人の症例であり、すべての方に同様の変化を保証するものではありません。

2クール目前後

2歳10ヶ月男児の斜頭症ビフォーアフター比較

施術を重ねるにつれて、左後頭部の平坦感や左右差にも少しずつ変化がみられるようになりました。

一方で、途中には親御さまとともに「少し変化が停滞しているように感じる」時期もありました。

毎回の状態を確認しながら施術を継続し、その後は再び少しずつ頭の形の変化を共有できるようになりました。

※個人の症例であり、すべての方に同様の変化を保証するものではありません。

最終評価時

2歳10ヶ月男児の斜頭症ビフォーアフター比較

25回目の評価時には、施術開始時と比べて左後頭部の平坦感や左右差が以前ほど気にならなくなってきたと親御さまからお話しいただきました。

また、ご身内の方からも、

「右後頭部の尖っていた感じがマシになった」

と言ってもらえたとのことでした。

頭の形の変化には個人差がありますが、今回のお子さんは全体を通して緩やかに変化していく経過となりました。

25回の施術終了後も、親御さまのご希望により現在はメンテナンスとして継続してご来院いただいています。

※個人の症例であり、すべての方に同様の変化を保証するものではありません。

メンテナンス継続後

2歳10ヶ月男児の斜頭症ビフォーアフター比較

25回の施術終了後は、親御さまのご希望もあり、現在も定期的なメンテナンスとしてご来院いただいています。

メンテナンス移行後も、その時々の頭の形や身体の状態を確認しながら施術を継続しています。

施術期間を通して大きく急激な変化が出るというよりも、少しずつ段階的に変化していく経過でしたが、親御さまからも左後頭部の平坦感や左右差が以前ほど気にならなくなってきたとお話しいただいています。

現在も成長に伴う身体の変化を確認しながら、定期的にサポートさせていただいています。

※個人の症例であり、すべての方に同様の変化を保証するものではありません。

ポケモンの動画を見ながらリラックスして施術を受けてくれました

初回から施術をほとんど嫌がることなく、毎回スムーズに施術を受けてくれたことも印象に残っています。

お姉ちゃんの影響でポケモンが好きとのことで、施術中はお気に入りの動画を見ながら過ごしてくれることが多く、リラックスした様子で施術を受けてくれました。

小さなお子さんの場合、無理に同じ姿勢を続けてもらうのではなく、その日の様子に合わせながら施術を進めています。

親御さまからのお声

Googleレビュー

同じようなお悩みで通院された親御さまより、
Googleレビューをいただきました。

斜頭症整体を受けた親御さまのGoogleレビュー

★★★★★

「もう3歳になる前だったので、あまり改善は難しいかもしれないけれど、少しでも良くなればと思い通うことにしました。
通い続けているうちに、だんだんとハチ張りがなくなり、斜頭も和らぎ、丸くなっていることがわかりました。」

(Googleレビューより一部抜粋)

このほかにも、頭の形でご来院いただいた親御さまより、多くのGoogleレビューをいただいております。
▶︎ 頭の形でご来院いただいた親御さまの声・Googleレビュー一覧はこちら

実際に通われた保護者様のご感想(動画)

実際に通われた保護者様へ、来院前のお悩みや整体を受けて感じた変化についてインタビューした動画をまとめています。

月齢やお悩みが近い症例も掲載していますので、ぜひ参考にしてください。
保護者様の感想動画一覧はこちら

2歳を過ぎて斜頭症・絶壁頭が気になっている方へ

2歳を過ぎてから頭の形について調べ始め、

「もう遅いのではないか」
「赤ちゃんの頃に何かしておけばよかった」

と悩まれている親御さまからご相談をいただくことがあります。

今回のお子さんも、新生児期から頭の形が気になっていたものの経過観察となり、2歳10ヶ月になってから当院へご相談いただいた症例です。

年齢や頭の形、これまでの経過はお子さんによって異なるため、当院では実際の状態を確認したうえで施術についてご説明しています。

頭の形の改善症例をもっと見たい方へ

当院では、生後2ヶ月頃から小学生まで、さまざまな月齢・年齢のお子さまの頭の形に関する症例をご紹介しています。

月齢や頭の形の状態、お悩みの内容によって改善の経過は異なりますので、ご自身のお子さまに近い症例もぜひ参考になさってください。

斜頭症(頭の形の左右差)改善症例一覧を見る
絶壁頭(短頭症)改善症例一覧を見る
赤ちゃん・子どもの向き癖と頭の形 改善症例一覧を見る

よくあるご質問

2歳10ヶ月でも斜頭症について相談できますか?

はい。当院では2歳を過ぎてから頭の形についてご相談いただくケースもあります。

ただし、年齢や頭の形、これまでの経過などによって状態は異なります。初回に実際の状態を確認したうえでご説明しています。

NICUへの入院経験がある場合でも相談できますか?

はい。NICUへの入院経験があるお子さんからご相談いただくこともあります。

ただし、NICUへの入院そのものが頭の形の左右差を引き起こしたと当院で判断することはできません。出生後の経過や普段の姿勢なども伺いながら状態を確認します。

向き癖と斜頭症には関係がありますか?

一定方向を向いて過ごす時間が長いことは、位置的頭蓋変形に関係する要因の一つとして知られています。

向き癖が強い場合には、頭の形だけでなく首の動きなどについても確認することが大切です。

検診で「自然によくなる」と言われた場合でも相談できますか?

はい。医療機関で経過観察となった後も頭の形が気になり、ご相談いただくケースがあります。

当院では医療機関での診断や治療方針を否定するものではなく、これまでの経過を伺ったうえで現在の状態を確認します。

何回くらい施術が必要ですか?

頭の形や年齢、これまでの経過によって異なります。

今回のお子さんは25回施術を行い、その後は親御さまのご希望によりメンテナンスを継続していますが、すべてのお子さんが同じ経過になるわけではありません。

関連症例

◇CASE045|2歳7ヶ月男児|吸引分娩後の斜頭症・絶壁頭・右向き癖
◇CASE070|2歳3ヶ月男児|斜頭症・絶壁頭・はち張り・左向き癖
◇CASE040|3歳2ヶ月男児|斜頭症・右向き癖
◇CASE074|3歳4ヶ月男児|斜頭症・右向き癖
◇CASE027|3歳2ヶ月男児|斜頭症・右向き癖・発達のお悩み

関連記事

◇斜頭症・頭のゆがみの治し方について
◇絶壁頭・短頭症の治し方について
◇赤ちゃんの向き癖の原因と対策について
◇赤ちゃんのはち張りとは?原因・改善方法を詳しく解説
◇赤ちゃんの反り返りの原因と対策

乾 裕樹

乾 裕樹

大阪府出身 1990年9月11日生まれ 血液型 A型 明治東洋医学院専門学校 鍼灸学科卒業 取得国家資格 はり師・きゅう師 一般社団法人 日本統合手技協会 理事 一般社団法人 日本統合手技協会 公認インストラクター 京都府立医科大学 解剖実習修了  (施術家としての経歴) 高校卒業後、18歳で施術家の道へ。 午前は鍼灸の専門学生として学び、午後は地元の鍼灸整骨院で夜遅くまで勤務。 主に運動器疾患やスポーツ障害についての理論や施術方法を習得する。 ↓ 専門学校卒業後は不妊症を専門とする鍼灸院にて修行。 婦人科疾患や逆子の施術、小児はり、自律神経失調症の方々へのアプローチ、東洋医学的な診察方法について学ぶ。 お客様への接遇や仕事に対する姿勢など、社会人としての基礎を教えて頂く。 ↓ 内臓へのアプローチを専門とする整体サロンにて修行。 肩こりや腰痛などをはじめとする身体の痛みと、内臓の問題が関連することを学ぶ。 それと同時に、筋肉を揉んだりほぐすだけでは根本的には良くならないことを知る。 ↓ 妊産婦のお悩みを専門に扱う整体サロンにて修業。 産後骨盤矯正やマタニティ整体を通して、産後ママや妊婦の身体の状態について学ぶ。 その他、発達の遅れやチックなどの小児整体、美容鍼・小顔矯正のテクニックを習得。 26歳で同サロンの分院長に就任。 約4年にわたり代表セラピストとして全ての施術メニューを担当し、所属スタッフの技術指導・育成に携わる。 ↓ これまでの技術・経験だけでは改善できない症状に数多く巡り合い、施術家としての頭打ちを感じる。 そんな折、現在の師匠である松本恒平と出会う。 多くの施術家が見落としている原理原則、触診、国際基準の療術について学び、これまで習得した技術や知識のバラバラだった”点”が”線”で繋がる。 それをきっかけに、辛い症状と闘う人たちの力になれることを確信し地元である新大阪・南方エリアにて開業。

関連記事

コメント

この記事へのコメントはありません。