今回ご紹介するのは、斜頭症による後頭部の左右差や平坦感、顔の左右差を気にされ、奈良県桜井市からご来院いただいた3歳10ヶ月の女の子です。
乳児期から向き癖があり、頭の形について気にされていましたが、当時はどのように対応すればよいか分からず、しばらく様子を見られていたそうです。
その後、ご自宅でのセルフケアや奈良県・京都府の施術施設への相談も経験されましたが、思うような変化を感じられず、3歳を過ぎてから当院へご相談いただきました。
クライアント情報
- 3歳10ヶ月 女児
- 奈良県桜井市よりご来院
- 主なお悩み: 斜頭症、後頭部の左右差・平坦感、顔の左右差、向き癖
- その他のお悩み: 食欲不振、便秘、疳の虫、朝起きられない
- 通院頻度:1〜2週に1回
- 施術回数: 25回(約10ヶ月)
乳児期の向き癖から、後頭部だけでなく顔の左右差も気になるように
今回のお子さまは、乳児期から向き癖があったそうです。
親御さまもそのことには気づいていましたが、当時はどのように対応すればよいか分からず、しばらく成長を見守られていました。
しかし、次第に後頭部の左右差や平坦感が目立つようになり、頭の形だけでなく、お顔の左右差についても気になるようになったとのことでした。
初回の問診票には「顔貌性斜頭症」という記載もあり、頭部だけでなく顔貌の左右差についても心配されていることがうかがえました。
なお、今回の記事では、医療機関での診断が確認されていないため、「顔貌性斜頭症」を確定した診断名として扱わず、親御さまが気にされていた「顔の左右差」という表現を中心にご紹介します。
斜頭症の原因や治療法については、こちらの記事で詳しく解説しています。
▶︎ 赤ちゃんの斜頭症とは?原因・治療法・何歳まで改善が期待できるかを解説
奈良・京都での整体経験を経て、3歳10ヶ月で当院へ
親御さまは、頭の形について何もせずに過ごされていたわけではありません。
乳児期には、ご自身で調べた頭の形のセルフケアにも取り組まれていました。
さらに、2歳2ヶ月頃には奈良県内の整骨院、2歳6ヶ月頃には京都市内の整体院へ、それぞれ1回ずつ施術を受けに行かれたそうです。
しかし、親御さまとしては思うような変化を感じられず、その後も別の選択肢を探されていました。
その中で当院のホームページをご覧になり、
「3歳を過ぎてからでも可能性があるのであれば…」
というお気持ちから、奈良県桜井市よりご来院いただきました。
当院では、年齢だけで頭の形の変化を判断するのではなく、これまでの経過や現在の状態を確認したうえで、整体で対応できることとその限界についてご説明しています。
斜頭症・顔の左右差・向き癖の状態確認と初回評価
初回は、親御さまが気にされていた後頭部の左右差や平坦感に加え、首や背中など身体全体の状態も確認しました。

触診では、以下のような特徴がみられました。
- 上部腰椎周囲の硬さ
- 第1頚椎付近の右側方への偏り
- 左側頭部の圧縮感
これらは当院での触診による所見であり、画像検査などによって確認された医学的診断を示すものではありません。
また、乳児期の向き癖が現在の頭の形や顔の左右差にどの程度関係しているかを、触診だけで判断することはできません。
今回も、過去の向き癖を唯一の原因と決めつけず、現在の頭部や身体の状態を確認しながら施術を進めていきました。
向き癖の原因や改善方法については、こちらの記事で詳しく解説しています。
▶︎ 赤ちゃんの向き癖とは?原因・改善方法・何歳まで変化が期待できるかを解説
斜頭症・後頭部の左右差と平坦感の施術経過|1回目〜25回目
1〜2週に1回ペースで施術を開始。約10ヶ月間継続しました。
(1クール8回として評価)
初期〜1クール目

施術初期は、親御さまが特に気にされていた後頭部の左右差や平坦感を中心に、写真を用いて経過を確認しました。
今回の症例では、通院期間を通じて後頭部の形に段階的な変化がみられました。
※個人の症例であり、すべての方に同様の変化を保証するものではありません。
2クール目前後

引き続き、頭部や身体の状態を確認しながら施術を継続しました。
後頭部の左右差や平坦感についても経過を追い、初回来院時の写真と比較しながら、親御さまと状態を共有していきました。
完全な左右対称を目指すというよりも、実際にどのような変化がみられているかを丁寧に確認することを大切にしました。
※個人の症例であり、すべての方に同様の変化を保証するものではありません。
最終評価時|25回目

25回目まで経過を確認すると、初回来院時と比較して、後頭部の左右差や平坦感が以前より目立ちにくくなっていました。
完全に左右対称な頭の形になったわけではありませんが、親御さまからも、
「以前よりも気になりにくくなった」
「初回と比べてマシになった」
といったご感想をいただき、変化を共有することができました。
今回の経過にご満足いただけたとのことで、25回の施術をもって終了となりました。
※個人の症例であり、すべての方に同様の変化を保証するものではありません。
食欲不振・便秘・疳の虫など、頭の形以外のお悩みについて
今回、頭の形や顔の左右差とは別に、食欲不振、便秘、疳の虫、朝起きられないといったお悩みについても伺っていました。
ただし、これらの症状と斜頭症との因果関係を判断することはできず、今回の施術によって改善したと評価できる情報もありません。
そのため、本記事では頭の形の経過とは分けて記載しています。
食欲や排便、睡眠・起床に関するお悩みが続く場合には、小児科などの医療機関で相談することも大切です。
ご主人さまや弟さんと一緒に、奈良県から通っていただきました
今回のお子さまは、主にご主人さまと一緒に通院されていました。
施術中は好きな動画を見ながら落ち着いて過ごすことができ、毎回スムーズに施術を進めることができました。
また、弟さんも一緒に来院される機会が多く、兄弟でケンカをすることもなく、仲良く過ごしてくれていたことが印象に残っています。
ご主人さまからは、奈良県での子育て環境や日々の生活についても、いろいろなお話を聞かせていただきました。
奈良県桜井市から大阪まで、25回にわたって通院していただいたことも、今回の症例で印象に残っていることの一つです。
親御さまからのお声
Googleレビュー
同じようなお悩みで通院された親御さまより、
Googleレビューをいただきました。

★★★★★
「ヘルメット治療では、これ以上変わらないと言われ諦めていましたが、回数を重ねて頭の形がよくなったように感じました。
先生も同じ歳のお子さんがいらっしゃるので話しやすく、悩みに対してアドバイスをいただけます。」
(Googleレビューより一部抜粋)
このほかにも、頭の形でご来院いただいた親御さまより、多くのGoogleレビューをいただいております。
▶︎ 頭の形でご来院いただいた親御さまの声・Googleレビュー一覧はこちら
実際に通われた保護者様のご感想(動画)
実際に通われた保護者様へ、来院前のお悩みや整体を受けて感じた変化についてインタビューした動画をまとめています。
月齢やお悩みが近い症例も掲載していますので、ぜひ参考にしてください。
▶ 保護者様の感想動画一覧はこちら
3歳を過ぎて頭の形や顔の左右差が気になっている方へ
乳児期から頭の形が気になっていたものの、
「成長すれば自然に目立たなくなるのでは」
「もう3歳を過ぎているから、相談しても遅いのでは」
と考え、相談するかどうか迷われている親御さまもいらっしゃると思います。
今回のお子さまも、乳児期から向き癖や頭の形を気にされ、ご自宅でのセルフケアや複数の施術施設への相談を経験されたうえで、3歳10ヶ月から当院へご来院いただきました。
その後、25回まで経過を確認し、後頭部の左右差や平坦感について、親御さまにも変化を感じていただけた症例です。
ただし、頭の形の変化には個人差があり、今回と同じような経過をすべてのお子さまに期待できるわけではありません。
また、顔の左右差については、原因によって適切な対応が異なります。気になる場合には医療機関での評価も重要です。
当院では、年齢やこれまでの経過、現在の状態を確認しながら、ご相談をお受けしています。
頭の形の症例をもっと見たい方へ
当院では、生後2ヶ月頃から小学生まで、さまざまな年齢のお子さまの頭の形に関する症例をご紹介しています。
年齢やお悩みの内容が近い症例も、ぜひ参考になさってください。
よくあるご質問
3歳10ヶ月からでも斜頭症について相談できますか?
はい。当院では3歳以降のお子さまからのご相談もお受けしています。
ただし、年齢だけで頭の形の変化の可能性を判断することはできません。
現在の状態やこれまでの経過を確認したうえで、当院で対応できることをご説明しています。
斜頭症によって顔の左右差が生じることはありますか?
頭部の左右非対称に伴って、額や耳の位置などに左右差がみられる場合があります。
ただし、顔の左右差にはさまざまな原因があるため、すべてを斜頭症によるものと判断することはできません。
気になる場合には、小児科や頭蓋顔面領域を扱う医療機関で相談することも大切です。
乳児期の向き癖は、3歳以降の頭の形にも関係しますか?
乳児期に一定方向を向くことが多かった場合、頭部への圧力の偏りが頭の形に影響することがあります。
ただし、3歳以降にみられる頭の形について、乳児期の向き癖だけが原因だったと断定することはできません。
今回も、親御さまから伺った乳児期の経過と、現在の状態を分けて確認しました。
以前にほかの整体院や整骨院へ通っていても相談できますか?
はい。これまでにほかの施設で相談や施術を受けられた方からのご相談もお受けしています。
今回のお子さまも、乳児期のセルフケアに加え、奈良県内の整骨院と京都市内の整体院で、それぞれ1回ずつ施術を受けた経験がありました。
これまでに取り組まれた内容も伺いながら、現在の状態を確認しています。
25回の施術を受ければ、頭の形は改善しますか?
25回は当院が経過を確認する際の一つの区切りですが、医学的に必要な回数として確立されたものではありません。
今回のお子さまは25回まで通院され、親御さまにも変化を感じていただけましたが、同様の結果を保証するものではありません。
施術の継続については、経過やご希望を踏まえながら相談して判断しています。
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