院長ブログ

赤ちゃんのはち張りとは?頭の横幅が広く見える原因・改善方法・何歳まで変化が期待できるかを解説

「赤ちゃんの頭の横幅が広い」
「頭の横が張っていて四角く見える」
「はち張りは自然に治るの?」

赤ちゃんの「はち張り」とは、頭の横幅が広く見えたり、両側が張り出して見えたりする状態を表す言葉です。 医学的な診断名ではなく、生まれつきの骨格や向き癖、絶壁頭(短頭症)など、さまざまな要因が関係している場合があります。

この記事では、赤ちゃんのはち張りの原因や自然に治る可能性、自宅でできる対策、治療・対応方法について解説します。あわせて、大阪の整体サロンINUIにご相談いただいたお子さまの症例写真や経過もご紹介します。

目次

はち張りとは?赤ちゃんの頭の横幅が広く見える状態

1歳8ヶ月女児の絶壁頭による後頭部の平坦感・はち張り

赤ちゃんの「はち張り」とは、頭の横幅が広く見えたり、頭の両側が張り出して見えたりする状態を指して使われることが多い言葉です。

ただし、「はち張り」は医学的な診断名ではありません。

そのため、病院で「はち張りです」と診断されることはほとんどなく、親御さまが見た目の特徴を表現する言葉として使われています。

また、赤ちゃんの頭の形には個人差があるため、頭の横幅が広く見えるからといって、必ずしも異常や病気というわけではありません。

一方で、向き癖や絶壁頭(短頭症)、斜頭症などが関係して「はち張り」のように見えている場合もあるため、頭全体のバランスを確認することが大切です。

当院でも、

  • 頭の横が張って見えるのが気になります
  • 正面から見ると頭が大きく見えます
  • 横幅が広くて四角い頭に見えます
  • これは斜頭症や絶壁頭とは違うのでしょうか

といったご相談をいただくことが少なくありません。

実際には、「はち張り」に見える原因は一つではなく、次のようなさまざまな要因が関係している場合があります。

  • 生まれつきの頭の形の特徴
  • 向き癖による頭の変形
  • 絶壁頭(短頭症)
  • 斜頭症

そのため、「はち張り」という見た目だけで判断するのではなく、頭全体の形や左右差、後頭部の状態なども含めて確認することが大切です。

赤ちゃんのはち張りの主な原因

赤ちゃんの頭がはち張りに見える原因は一つではありません。

頭蓋骨の形や成長の仕方、生まれつきの骨格だけでなく、向き癖や寝る姿勢など、複数の要因が重なっていることもあります。

代表的な原因として、次のようなものが考えられます。

向き癖による影響

赤ちゃんは頭蓋骨がやわらかいため、いつも同じ方向を向いて寝る時間が長くなると、一部分に圧力が集中しやすくなります。

その結果、後頭部の形が変化し、横方向へ広がって見えることで「はち張り」と感じられる場合があります。

向き癖が強いお子さまでは、斜頭症や絶壁頭(短頭症)を伴うケースも少なくありません。¹)

向き癖の原因や改善方法については、こちらの記事で詳しく解説しています。
▶︎ 赤ちゃんの向き癖とは?原因・改善方法・何歳まで変化が期待できるかを解説

頭蓋骨の成長バランス

赤ちゃんの頭蓋骨は複数の骨が組み合わさってできており、成長とともに少しずつ形が変化していきます。

その過程で、後頭部や前後方向への成長バランスによっては、頭の横幅が目立ち、「はち張り」のように見えることがあります。

生まれつきの骨格や個人差

赤ちゃんの頭の形には個人差があり、生まれつき横幅が広めに見えるお子さまもいます。

このような場合は、病気や異常ではなく、その子の骨格的な特徴であることも少なくありません。

斜頭症や絶壁頭(短頭症)が関係している場合もある

生後9ヶ月男児の絶壁頭による後頭部の平坦感

「はち張り」が気になって来院されるお子さまの中には、実際には斜頭症や絶壁頭(短頭症)が関係しているケースもあります。

特に後頭部が平らになることで頭が横へ広がって見えたり、左右の膨らみに差が生じたりすると、「はち張り」と感じられることがあります。²)

そのため、見た目だけで判断するのではなく、頭全体のバランスを確認することが大切です。

斜頭症や絶壁頭(短頭症)については、別の記事でも詳しく解説しています。

▶ 斜頭症とは?原因・治療法・何歳まで改善が期待できるかを解説

▶ 絶壁頭(短頭症)とは?原因・治療法・自然に治るのかを解説

はち張りは病気が原因の場合もある?

多くの赤ちゃんの「はち張り」は、頭蓋骨の成長や向き癖などが関係しており、病気ではないケースがほとんどです。

しかし、ごくまれに頭蓋骨の骨どうしが通常より早くくっついてしまう頭蓋骨縫合早期癒合症などの病気が原因となっている場合もあります。³)

このような場合は、頭の形だけでなく、頭囲の増え方や成長発達なども含めて総合的に評価することが大切です。

次のような場合には、小児科や脳神経外科などの医療機関へ相談することをおすすめします。

  • 生まれた直後から頭の形が著しく特徴的だった
  • 月齢が進んでも頭囲がほとんど大きくならない
  • 頭の変形が急速に進んでいるように感じる
  • 発達面で気になる症状がある
  • 医師から詳しい検査を勧められた

ほとんどの場合は病気ではありませんが、気になる場合は早めに専門医へ相談すると安心です。

赤ちゃんのはち張りは自然に改善する?

赤ちゃんの頭は成長とともに変化するため、月齢が進むにつれて「以前より気にならなくなった」と感じるケースもあります。

特に寝返りやお座り、はいはいが始まると、頭にかかる圧力が分散されるため、頭の形が変化しやすくなります。

向き癖が強い場合や、斜頭症・絶壁頭(短頭症)を伴っている場合は、自然な成長だけでは十分な改善が期待できないケースもあります。⁴)

一方で、すべてのお子さまが同じ経過をたどるわけではなく、成長とともに頭の形が目立ちにくくなるケースもあります。

そのため、「様子を見てもよい状態なのか」「早めに相談した方がよい状態なのか」を見極めることが大切です。

頭の形について気になることがあれば、月齢が低いうちに一度専門家へ相談されることをおすすめします。

赤ちゃんのはち張りに対して自宅でできること

赤ちゃんのはち張りが気になる場合には、頭の形だけでなく、向き癖や普段の姿勢、後頭部の平坦さなども確認することが大切です。

はち張りは、生まれつきの骨格や頭蓋骨の成長、絶壁頭(短頭症)など、さまざまな要因によって目立つ場合があります。そのため、自宅での対策によって、すべてのはち張りが改善するわけではありません。

ただし、向き癖や同じ姿勢で過ごす時間が長い場合には、日常生活の中で姿勢や環境を工夫することができます。

起きている時間にタミータイムを取り入れる

タミータイムとは、赤ちゃんが起きている時間に、保護者の見守りのもとでうつ伏せになって過ごすことです。

後頭部に圧力がかかる時間を減らし、首や身体を動かす機会を増やすことにつながります。

ただし、睡眠時はうつ伏せにせず、必ず仰向けで寝かせましょう。

抱っこや授乳の向きを工夫する

いつも同じ方向から抱っこや授乳をしている場合には、赤ちゃんの状態に合わせて左右の向きを変えてみましょう。

普段あまり向かない方向にも自然に顔を向ける機会をつくることができます。

おもちゃや声かけの位置を変える

赤ちゃんが起きているときに、おもちゃや保護者の声かけの位置を工夫することで、左右どちらにも顔を向ける機会をつくることができます。

無理に頭や首を反対方向へ動かすことは避けましょう。

頭の形や首の動きに気になる点があれば医療機関へ相談する

自宅での工夫は、向き癖や後頭部への圧力を減らすことを目的としたものであり、生まれつきの骨格そのものを変える方法ではありません。

また、赤ちゃんの睡眠スペースに枕やタオルなどを置いて頭の向きを固定することは、安全性の観点から避けましょう。

頭の形に強い左右差がある、首を反対方向へ動かしにくい、頭の形が気になる状態が続く場合には、小児科などの医療機関へ相談することが大切です。

赤ちゃんのはち張りは整体で改善できる?

小児整体をしている様子

当院には、

「はち張りが気になる」
「頭が横に広がって見える」
「ヘルメット治療を勧められたが、まずは他の方法も知りたい」

というご相談を多くいただきます。

ただし、まずお伝えしたいのは、すべてのはち張りが整体で改善するわけではないということです。

生まれつきの骨格によるものや、病気が原因となっている場合は、整体で形を変えることはできません。

一方で、向き癖や首・体の動きの左右差、斜頭症や絶壁頭(短頭症)などがみられる場合は、それらの状態も確認しながら施術を行うことで、当院の症例では「はち張りが目立ちにくくなった」と感じられるケースがあります。

当院では、頭だけを見るのではなく、全身の状態を確認しながら施術を行っています。

例えば、次のような点を評価します。

  • 向き癖の有無
  • 首や体の動きの左右差
  • 頭の形全体のバランス
  • 寝返りや発達の状況
  • 日常生活での姿勢や寝かせ方

そのうえで、お子さま一人ひとりの状態に合わせて、無理のない施術とご家庭でできるケアをお伝えしています。

なお、頭蓋骨を強く押したり、無理に形を変えたりするような施術は行っておりません。

赤ちゃんの体に負担をかけない、やさしい施術を大切にしています。

また、当院では初回に頭の形や全身の状態を丁寧に確認したうえで、現在の状態や改善の見込みについてわかりやすくご説明しています。

整体による改善が期待できるケースだけでなく、施術の適応が難しいと判断した場合には、その理由も含めて正直にお伝えしています。

はち張りで整体による改善が期待できるケース

はち張りの原因はお子さまによって異なるため、改善が期待できるケースもあれば、整体では変化が難しいケースもあります。

当院では初回に頭の形や向き癖、首や身体の動きなどを丁寧に確認し、施術で対応できる範囲や、これまでの症例でみられた変化についてご説明しています。

改善が期待できるケース

当院では、向き癖や斜頭症、絶壁頭(短頭症)などを伴うはち張りについて、施術期間中に頭の形の変化がみられた症例があります。

例えば、次のようなお悩みでご相談いただいています。

  • 向き癖があり、頭の形にも左右差がみられる
  • 絶壁頭(短頭症)を伴い、頭の横幅が広く見える
  • 首や身体の動きに左右差がある
  • 後頭部の平坦さとはち張りの両方が気になる

当院では、頭の形だけでなく、首の動きや身体全体の状態などを確認し、お子さまに合わせた施術や日常生活での工夫をご案内しています。

ただし、整体によって頭蓋骨の形が改善するという効果については、医学的な根拠が十分に確立されているわけではありません。

症例でみられた変化には成長などの影響も考えられるため、すべてのお子さまに同じ変化が起こるとは限りません。

整体では改善が難しいケース

一方で、次のような場合には、整体によって頭の形を変えることは難しいと考えられます。

  • 生まれつきの骨格的な特徴によって頭の横幅が広い場合
  • 頭蓋骨縫合早期癒合症など、病気が関係している場合
  • 頭の形の変化について、医療機関で専門的な評価や治療が必要な場合

特に、頭蓋骨縫合早期癒合症などが疑われる場合には、整体ではなく、医療機関での診察が必要です。

当院では、すべてのお子さまに施術をおすすめするのではなく、頭の形や首の動きなどを確認し、必要に応じて医療機関への相談をご案内しています。

お子さまの状態や施術で対応できる範囲について、できる限り分かりやすくお伝えすることを大切にしています。

赤ちゃんのはち張り改善症例

当院には、

「頭の横幅が広く見える」
「はち張りが気になる」
「絶壁頭(短頭症)や斜頭症も一緒に改善したい」

といったご相談で、多くのお子さまが来院されています。

はち張りは単独で起こることは少なく、向き癖や絶壁頭(短頭症)、斜頭症などが関係しているケースも多くみられます。

ここでは、実際にはち張りでお悩みだったお子さまの改善症例をご紹介します。

症例① 生後3ヶ月男児|絶壁頭・はち張り・右向き癖

「後頭部が平らで頭の横幅が広く見える」「はち張りが気になる」とご相談いただいた症例です。

生後3ヶ月男児の絶壁頭ビフォーアフター比較

右向き癖の影響により頭全体のバランスが崩れていましたが、継続的な施術により後頭部に丸みが出てきて、頭全体のバランスにも改善がみられました。

詳しい施術経過や9回目・17回目の変化、ご家族のご感想については、こちらの症例記事をご覧ください。
▶ 生後3ヶ月男児|絶壁頭・はち張り・右向き癖の改善症例はこちら

症例② 生後9ヶ月男児|絶壁頭(短頭症)・はち張り

「月齢が進んでいるけれど改善できるのか心配」とご相談いただいた症例です。

生後9ヶ月男児の絶壁頭ビフォーアフター比較

後頭部の平坦感によって頭が横へ広がって見えていましたが、頭全体のバランスが整うことで、はち張りも目立ちにくくなりました。

詳しい施術経過や9回目・17回目の変化、ご家族のご感想については、こちらの症例記事をご覧ください。
▶ 生後9ヶ月男児|絶壁頭(短頭症)・はち張りの改善症例はこちら

症例③ 2歳5ヶ月女児|斜頭症・絶壁頭・はち張り

「2歳を過ぎても頭の形が気になる」とご相談いただいた症例です。

2歳5ヶ月女児の斜頭症ビフォーアフター比較

斜頭症や絶壁頭によって頭全体のバランスが崩れ、はち張りも目立っていましたが、お子さまの状態に合わせて施術を行い、頭全体のバランスに改善がみられました。

詳しい施術経過や9回目・17回目の変化、ご家族のご感想については、こちらの症例記事をご覧ください。
▶ 2歳5ヶ月女児|斜頭症・絶壁頭・はち張りの改善症例はこちら

当院からのコメント

はち張りは、頭の横幅だけが原因ではなく、向き癖や絶壁頭(短頭症)、斜頭症などによって頭全体のバランスが崩れることで目立っているケースが多くあります。

そのため、当院では頭だけを見るのではなく、首や体の状態、向き癖、発達の状況なども確認したうえで、お子さま一人ひとりに合わせた施術を行っています。

改善の経過には個人差がありますが、「頭全体のバランスを整えること」を大切にしながら施術を進めています。

実際に当院へ通われた親御さまからは、頭の形の変化だけでなく、施術を受ける前の不安や通院中のご様子についても、多くのご感想をいただいています。

▶ 赤ちゃんの頭の形でお悩みだった親御さまの声を見る

その他の頭の形改善症例はこちら

当院では、はち張り以外にも、斜頭症・絶壁頭(短頭症)・長頭症・耳の左右差・向き癖など、さまざまな頭の形のお悩みに対応しています。

お子さまの頭の形や向き癖について、その他の改善症例も年齢別・お悩み別にまとめています。

▶ 斜頭症(頭の形の左右差)改善症例一覧を見る
▶ 絶壁頭(短頭症)改善症例一覧を見る
▶ 長頭症(頭の形が前後に長い)改善症例一覧を見る
▶ 赤ちゃん・子どもの向き癖と頭の形 改善症例一覧を見る

親御さまからのご感想

当院では、これまで「はち張り」「斜頭症」「絶壁頭(短頭症)」「向き癖」などのお悩みで、多くの赤ちゃんと親御さまにご来院いただいています。

実際に通院された親御さまからは、Googleレビューやご感想動画を多数お寄せいただいており、

「頭の形が丸くなった」
「周りから変わったと言われた」
「安心して通院できた」

などのお声をいただいています。

施術をご検討中の方は、実際に通院された親御さまの率直なご感想もぜひ参考になさってください。

実際に通院された親御さまより、
Googleレビューをいただきました。

斜頭症整体を受けた親御さまのGoogleレビュー

★★★★★

「もう3歳になる前だったので、あまり改善は難しいかもしれないけれど、少しでも良くなればと思い通うことにしました。
通い続けているうちに、だんだんとハチ張りがなくなり、斜頭も和らぎ、丸くなっていることがわかりました。」

(Googleレビューより一部抜粋)


実際に通院された親御さまより、
Googleレビューをいただきました。

絶壁頭整体を受けた親御さまのGoogleレビュー

★★★★★

「最初は半信半疑だったのですが、頭の丸みが出てきだして正直びっくりしました。
施術中に泣いてるわが子にも優しく対応してくださり、いつも本当に助かっています。」

(Googleレビューより一部抜粋)

このほかにも、頭の形でご来院いただいた親御さまから、多くのGoogleレビューやご感想動画をいただいております。

▶︎ 頭の形でご来院いただいた親御さまの声・Googleレビュー一覧はこちら

▶ 保護者様の感想動画一覧はこちら

当院では、一人ひとりの頭の形や月齢、お悩みに合わせて施術を行っています。

「うちの子の場合は改善が期待できるのかな?」
「整体の適応なのか知りたい」

という方も、まずはお気軽にご相談ください。

赤ちゃんのはち張りに関するよくある質問

Q. 赤ちゃんのはち張りは自然に改善しますか?

軽度の場合や、向き癖が改善して頭にかかる圧力が分散されることで、成長とともに目立ちにくくなることがあります。

一方で、向き癖が強い場合や、絶壁頭(短頭症)・斜頭症を伴っている場合は、自然な成長だけでは十分な改善が期待できないケースもあります。

頭の形は月齢が低いうちほど変化しやすいため、「様子を見ても大丈夫かな」と迷われる場合は、一度専門家へ相談することをおすすめします。

Q. はち張りと絶壁頭(短頭症)の違いは何ですか?

はち張りは、頭の横幅が広く見える状態を表す一般的な表現であり、医学的な診断名ではありません。

一方、絶壁頭(短頭症)は、後頭部が平らになることで頭の前後の長さが短くなり、相対的に横幅が広く見える状態を指します。

実際に当院へ「はち張りが気になる」とご相談いただくお子さまの中には、絶壁頭(短頭症)が原因となっているケースも多くみられます。

Q. はち張りは整体で改善できますか?

向き癖や絶壁頭(短頭症)、斜頭症などが影響して頭全体のバランスが崩れている場合には、改善が期待できるケースがあります。

一方で、生まれつきの骨格や病気が原因となっている場合は、整体で改善することはできません。

当院では、まず頭の形や全身の状態を確認し、お子さまの状態に合わせた施術をご提案しています。

Q. ヘルメット治療と整体はどちらを選べばいいですか?

頭の形や月齢、変形の程度によって適した方法は異なります。

ヘルメット治療が適しているケースもあれば、向き癖や首・体のバランスを整えることで改善が期待できるケースもあります。

当院では、現在の頭の形を確認したうえで、それぞれのお子さまに適した選択肢をご説明しています。

Q. はち張りは何ヶ月頃まで相談できますか?

頭蓋骨は成長とともに少しずつ硬くなるため、一般的には月齢が低いうちほど変化しやすい傾向があります。

しかし、月齢が進んでいても改善が期待できるケースは少なくありません。

実際に当院には、1歳以降や2歳を過ぎてからご相談いただくお子さまも多く来院されています。

「もう遅いかもしれない」と諦めず、まずは一度ご相談ください。

Q. はち張りは遺伝しますか?

頭の大きさや骨格には個人差があり、ご家族と似た頭の形になることはあります。

しかし、向き癖や寝る姿勢、頭にかかる圧力など、生後の生活環境が影響してはち張りが目立つケースも少なくありません。

そのため、「遺伝だから仕方ない」と決めつけるのではなく、一度頭全体のバランスを確認することが大切です。

Q. はち張りと耳の左右差は関係がありますか?

あります。

特に斜頭症を伴う場合は、頭の左右の膨らみ方に差が生じることで、耳の位置や顔の左右差が目立つことがあります。⁵)

「はち張りだけが気になる」と思っていても、実際には頭全体のバランスが影響しているケースもあるため、総合的に評価することが重要です。

関連記事

赤ちゃんのはち張りとあわせて、頭の形や向き癖などについても詳しく知りたい方は、こちらの記事もご覧ください。

▶ 斜頭症の原因や治療法について詳しく見る

▶ 絶壁頭(短頭症)の原因や改善方法について詳しく見る

▶ 長頭症(頭の形が前後に長い)の原因や改善方法について詳しく見る

▶ 赤ちゃんの向き癖とは?原因や頭の形との関係・治し方を解説

▶ 赤ちゃんの反り返りの原因や対処法を詳しく見る

まとめ

赤ちゃんのはち張りは、向き癖や寝る姿勢、頭蓋骨の成長バランス、絶壁頭(短頭症)や斜頭症など、さまざまな要因が関係して起こります。

成長とともに目立ちにくくなるケースもありますが、頭全体のバランスに偏りがある場合は、自然な改善だけでは十分な変化が期待できないこともあります。

そのため、「横幅が広いからはち張り」と見た目だけで判断するのではなく、頭全体のバランスや原因を確認することが大切です。

当院では、お子さま一人ひとりの頭の形や全身の状態を丁寧に確認し、それぞれに合わせた施術とご家庭でできるケアをご提案しています。

「うちの子のはち張りは改善するの?」
「整体で対応できるの?」

とお悩みの方は、お気軽に当院までご相談ください。

参考文献・医学的情報源

  1. Bialocerkowski AE, Vladusic SL, Ng CW. Prevalence, risk factors, and natural history of positional plagiocephaly: a systematic review. Developmental Medicine & Child Neurology. 2008;50(8):577-586.
  2. Wilbrand JF, Schmidtberg K, Bierther U, et al. Clinical Classification of Infant Nonsynostotic Cranial Deformity. The Journal of Pediatrics. 2012;161(6):1120-1125.e1.
  3. Dias MS, Samson T, Rizk EB, Governale LS, Richtsmeier JT. Identifying the Misshapen Head: Craniosynostosis and Related Disorders. Pediatrics. 2020;146(3):e2020015511.
  4. Hutchison BL, Hutchison LAD, Thompson JMD, Mitchell EA. Plagiocephaly and brachycephaly in the first two years of life: a prospective cohort study. Pediatrics. 2004;114(4):970-980.
  5. Lee MC, Hwang J, Kim YO, et al. Three-dimensional analysis of cranial and facial asymmetry after helmet therapy for positional plagiocephaly. Child’s Nervous System. 2015;31(5):761-768.

この記事の執筆・内容確認

乾 裕樹|整体サロンINUI 院長

  • 国家資格:はり師・きゅう師
  • 18歳から施術業界に従事
  • 乳幼児から大人まで、幅広い年代の施術を担当
  • 施術アプローチ:オステオパシー・カイロプラクティックの考え方を取り入れたソフトな整体

当サイトの記事の執筆・内容確認を担当しています。症例記事は、実際に状態確認・施術・経過撮影を担当した内容をもとに掲載しています。

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