症例紹介

生後11ヶ月男児|斜頭症・絶壁頭・痙性斜頸による頭の左右差の変化症例

「ヘルメット治療は終わったけれど、まだ頭の左右差が気になる…」
「首の傾きや身体の使い方も気になる」

今回は、生後11ヶ月男児の斜頭症・絶壁頭・痙性斜頸についての症例をご紹介します。

生後すぐの頃から痙性斜頸による強い右向き癖がみられており、右後頭部の平坦感が気になっていたとのことでした。

生後4ヶ月頃から約半年間ヘルメット治療を受けられ、後頭部の平坦感は改善したものの、

・頭の左右差
・頭全体のゴツゴツした形状
・首の傾き

などが残っていることを気にされていました。

その後、近隣の整骨院で頭の整体を受けられましたが変化を感じづらく、当院の症例記事をご覧いただきご来院。

約5ヶ月の経過をご紹介します。

クライアント情報

  • 生後11ヶ月 男児
  • 主なお悩み:斜頭症、絶壁頭、頭のゴツゴツした形状、右後頭部の平坦感、右向き癖
  • 通院頻度:週1回
  • 通院期間:約5ヶ月(17回)

生後11ヶ月時点での斜頭症・絶壁頭・痙性斜頸のお悩み

生後すぐから痙性斜頸の影響による右向き癖が強くみられており、右後頭部の平坦感や斜頭症が気になるようになったとのことでした。

生後4ヶ月頃から約半年間ヘルメット治療を受けられた結果、右後頭部の平坦感は以前より改善したそうですが、

  • 頭の左右差
  • 頭全体のゴツゴツした形状
  • 絶壁頭傾向

などはまだ残っているように感じておられました。

また、

  • 首が左へ傾く
  • 肋骨が浮き気味である
  • 座位で片足を立てる

など、痙性斜頸に関連する身体の使い方についても気になっていたそうです。

頭の形だけでなく、身体全体の左右差についても不安を感じておられました。

痙性斜頸がある場合、首の傾きや向き癖だけでなく、頭の形にも影響することがあります。
痙性斜頸については下記の記事で詳しく解説しています。
「子どもの斜頸の原因や治し方について」

ヘルメット治療後の斜頭症・絶壁頭で来院に至った経緯

ヘルメット治療終了後も、

「もう少し左右差を整えてあげたい」

という思いがあったとのことでした。

その後、近隣の整骨院で頭の整体を受けられたそうですが、

「大きな変化を感じることができなかった」

とのことでした。

そこで改めて斜頭症や絶壁頭について調べる中で、当院の症例記事をご覧いただきご相談いただきました。

頭の形だけでなく、

  • 首の傾き
  • 身体の左右差
  • 座り方や身体の使い方

なども含めてみてほしいというお気持ちをお持ちでした。

ヘルメット治療について悩まれている方はこちらの記事も参考にしてください。
「斜頭症・頭のゆがみの治し方について」

斜頭症・絶壁頭・痙性斜頸の状態確認と初回評価

視診・写真撮影・全身の触診を行いました。

生後11ヶ月男児の斜頭症による後頭部左右差

画像からは、

  • 頭全体の左右差
  • 後頭部の丸み不足
  • 頭頂部周辺のゴツゴツした形状

などが確認できました。

また触診では、

  • 第1頚椎の左側屈
  • 左前頭骨〜頭頂骨縫合付近の硬さ
  • 後頭骨の圧縮感
  • 右股関節の内旋傾向

などもみられました。

頭の形だけでなく、首や身体全体の左右バランスも含めて評価をおこないました。

赤ちゃんの頭のゆがみは、向き癖や身体の使い方など全身の状態と関係しているケースもあります。
「赤ちゃんの反り返りの原因と対策」

斜頭症・絶壁頭の変化経過|1回目〜17回目まで

週1回ペースで施術を開始。約5ヶ月間継続しました。
(1クール8回として評価)

初期〜1クール目

生後11ヶ月男児の斜頭症ビフォーアフター比較

施術開始当初は、人見知りや場所見知りもあったためか、かなり泣きながらも頑張ってくれていました。

そのため初期は大きな変化というよりも、

  • 頭全体の柔軟性
  • 左右バランス
  • 身体の使い方

などの土台作りを中心に進めていく期間となりました。

写真上でも大きな変化が出る段階ではありませんでしたが、少しずつ施術環境にも慣れてきてくれました。

※個人の症例であり、すべての方に同様の変化を保証するものではありません

他の経過症例も見たい方は、こちらも参考にしてください。
斜頭症・絶壁頭(短頭症)の症例写真(1~8回目①)
斜頭症・絶壁頭(短頭症)の症例写真(1~8回目②)

2クール目前後

生後11ヶ月男児の斜頭症ビフォーアフター比較

完全に左右差がなくなったわけではありませんが、

  • 頭全体のバランス
  • 後頭部の丸み
  • 頭頂部周辺の形状

などに変化がみられるようになりました。

また、首の傾きや身体の使い方についても親御さまからご相談をいただきながら経過を追っていきました。

お母さまは非常に熱心に通院してくださり、ご自宅でお伝えした内容も積極的に実践してくださいました。

そして、お母さまご自身も産後ケアで並行して通院されており、ご家族全体で健康管理に取り組まれていたことがとても印象的な症例でした。

それぞれ変化にご満足いただけたため、今回は一区切りとして施術終了となりました。

※個人の症例であり、すべての方に同様の変化を保証するものではありません

他の経過症例も見たい方は、こちらも参考にしてください。
斜頭症・絶壁頭(短頭症)の症例写真(9~16回目①)
斜頭症・絶壁頭(短頭症)の症例写真(9~16回目②)
斜頭症・絶壁頭(短頭症)の症例写真(9~16回目③)

首の傾きや姿勢の変化

生後11ヶ月男児の痙性斜頸による首の傾きの変化比較

初回は痙性斜頸の影響もあり、
首が左へ傾いた状態が見られていました。

通院を重ねる中で、
頭の形だけでなく首の傾きや身体の左右バランスにも
変化が見られるようになりました。

※個人の症例であり、すべての方に同様の変化を保証するものではありません

親御さまからのお声

同じようなお悩みで通院された親御さまより、
Googleレビューをいただきました。

斜頭症整体を受けた親御さまのGoogleレビュー

★★★★★

「頭の形が丸く整い、気にならなくなりました。
また、股関節の硬さが気になっていましたが、かなり柔らかくなりました。」

(Googleレビューより)

実際に通院された親御さまより、
他にもご感想をいただいています。

他の口コミ・ご感想はこちら

まとめ|ヘルメット治療後の斜頭症・絶壁頭でお悩みの方へ

赤ちゃんの頭の形は、

  • 向き癖
  • 首の状態
  • 姿勢
  • 身体の左右差

など、さまざまな要因が重なってみられることがあります。

今回のケースでも、ヘルメット治療後に残った左右差や頭のゴツゴツした形状に対して、身体全体のバランスも確認しながら経過を追うことで段階的な変化がみられました。

「ヘルメット治療後も左右差が気になる」
「頭のゴツゴツした形状が残っている」
「首の傾きや身体の使い方も気になる」

そんな方は、お気軽にご相談ください。

よくあるご質問

Q. 斜頭症は自然に治りますか?

月齢や程度によって異なります。
経過観察で変化するケースもありますが、向き癖や身体のバランスの影響が続く場合は左右差が残ることもあります。

Q. 何ヶ月頃から相談した方が良いですか?

頭の形は月齢が低いほど変化しやすいため、気になった時点で早めに相談される方が多いです。

Q. ヘルメット治療と整体は併用できますか?

ヘルメット治療と併用して来院される方もおられます。
向き癖や身体の使い方、反り返りなどを含めて確認しながらサポートを行っています。
現在ヘルメット治療中の方も、まずはご相談ください。

関連症例

◇CASE021|生後10ヶ月女児|斜頭症・絶壁頭・左向き癖
◇CASE007|生後8ヶ月女児|斜頭症・左向き癖・反り返り
◇CASE019|生後8ヶ月女児|斜頭症・絶壁・左向き癖
◇CASE022|1歳8ヶ月女児|絶壁頭・はち張り
◇CASE025|2歳1ヶ月男児|斜頭症・はち張り・右向き癖

関連記事

◇斜頭症・頭のゆがみの治し方について
◇子供の首が傾く(斜頸)の原因と治し方
◇赤ちゃんの向き癖の原因と対策について
◇絶壁頭・短頭症の治し方について
◇長頭症の治し方について

乾 裕樹

乾 裕樹

大阪府出身 1990年9月11日生まれ 血液型 A型 明治東洋医学院専門学校 鍼灸学科卒業 取得国家資格 はり師・きゅう師 一般社団法人 日本統合手技協会 理事 一般社団法人 日本統合手技協会 公認インストラクター 京都府立医科大学 解剖実習修了  (施術家としての経歴) 高校卒業後、18歳で施術家の道へ。 午前は鍼灸の専門学生として学び、午後は地元の鍼灸整骨院で夜遅くまで勤務。 主に運動器疾患やスポーツ障害についての理論や施術方法を習得する。 ↓ 専門学校卒業後は不妊症を専門とする鍼灸院にて修行。 婦人科疾患や逆子の施術、小児はり、自律神経失調症の方々へのアプローチ、東洋医学的な診察方法について学ぶ。 お客様への接遇や仕事に対する姿勢など、社会人としての基礎を教えて頂く。 ↓ 内臓へのアプローチを専門とする整体サロンにて修行。 肩こりや腰痛などをはじめとする身体の痛みと、内臓の問題が関連することを学ぶ。 それと同時に、筋肉を揉んだりほぐすだけでは根本的には良くならないことを知る。 ↓ 妊産婦のお悩みを専門に扱う整体サロンにて修業。 産後骨盤矯正やマタニティ整体を通して、産後ママや妊婦の身体の状態について学ぶ。 その他、発達の遅れやチックなどの小児整体、美容鍼・小顔矯正のテクニックを習得。 26歳で同サロンの分院長に就任。 約4年にわたり代表セラピストとして全ての施術メニューを担当し、所属スタッフの技術指導・育成に携わる。 ↓ これまでの技術・経験だけでは改善できない症状に数多く巡り合い、施術家としての頭打ちを感じる。 そんな折、現在の師匠である松本恒平と出会う。 多くの施術家が見落としている原理原則、触診、国際基準の療術について学び、これまで習得した技術や知識のバラバラだった”点”が”線”で繋がる。 それをきっかけに、辛い症状と闘う人たちの力になれることを確信し地元である新大阪・南方エリアにて開業。

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