症例紹介

5歳3ヶ月男児|斜頭症・はち張り・発達のお悩みの症例

今回ご紹介するのは、斜頭症・はち張り・発達についてのお悩みでご相談いただいた、5歳3ヶ月の男の子です。

乳児期に筋性斜頸があり、1歳頃まで右への向き癖が続き、成長とともに後頭部の左右差が気になるようになったとのことでした。

当院の同年代の症例記事をご覧になり、「5歳を過ぎていても少しでも変化が出るのであれば」との思いでご来院されました。

クライアント情報

  • 5歳3ヶ月 男児
  • 主なお悩み:斜頭症、はち張り、発達に関するお悩み
  • 乳児期:筋性斜頸、右向き癖
  • 通院頻度:週1回
  • 施術回数:25回
  • 施術終了後:メンテナンスを継続

乳児期の筋性斜頸と右向き癖があり、後頭部の左右差が気になるように

親御さまのお話では、生後まもなくして筋性斜頸の症状がみられるようになり、その影響もあって1歳頃まで右を向くことが多かったとのことでした。

斜頸の原因や向き癖との違いについては、こちらの記事で詳しく解説しています。
▶︎ 赤ちゃんの斜頸とは?原因・向き癖との違い・治療法を解説

0歳の頃から少しずつ後頭部の左右差が目立つようになり、成長するにつれて斜頭症の症状を強く感じるようになったそうです。

親御さまは乳児期の斜頸や向き癖との関連を考えられていましたが、頭の形には寝姿勢や頭部に加わる圧など複数の要因が関係するため、今回の頭の形の原因を一つに特定することはできません。

向き癖の原因や改善方法については、こちらの記事で詳しく解説しています。
▶︎ 赤ちゃんの向き癖とは?原因・改善方法・何歳まで変化が期待できるかを解説

ヘルメット治療の時期を過ぎ、どうすればいいのか分からない状態が続いていた

頭の形が気になった頃には、すでにヘルメット治療を行う一般的な時期を過ぎていたことから、「これからどうすればいいのか分からない」という状態が続いていたそうです。

そのまま時間が経過しましたが、その後、頭の形に対する整体という選択肢があることを知り、インターネットで情報を探されました。

そこで当院の症例記事をご覧になり、同じような年代のお子さんの施術経過が掲載されていたことが来院のきっかけとなりました。

「5歳を過ぎていても、少しでも変化が出るのであれば」との思いから、当院へご相談いただきました。

※ヘルメット治療の適応や開始時期については、専門の医療機関での判断が必要です。

幼稚園で指摘された発達面についても気になっていた

頭の形に加えて、親御さまが気にされていたのが発達面についてのお悩みでした。

幼稚園の先生からお子さんの様子について指摘を受けることがあり、

  • お話を聞くことが難しい
  • 集中が続きにくい
  • 疲れやすい

といった面を親御さまも気にされていました。

そのため今回のご来院では、頭の形だけでなく、普段のお子さんの様子についてもあわせてお話を伺いました。

発達には個人差があり、その背景にはさまざまな要因が関係します。斜頭症や身体の状態がこれらの発達面のお悩みの原因であると判断することはできません。

頭の形・身体の状態確認と初回評価

初回では、乳児期の筋性斜頸や右向き癖の経過、頭の形が気になり始めた時期、現在気になっている部分などについて詳しく伺いました。

5歳3ヶ月男児の斜頭症による後頭部左右差

頭部では、後頭部の左右差やはち張りなど、親御さまが気にされていた部分を確認しました。

また、身体や頭部を触診したところ、主に以下のような状態が確認できました。

  • 左腸骨の後下方への偏り
  • 第1頚椎の右側方・右回旋
  • 蝶形骨の位置の左右差
  • 後頭部の圧縮感

これらの触診所見だけで頭の形や発達面のお悩みの原因を特定することはできませんが、当院では頭部だけでなく身体全体の状態も確認しながら施術を進めています。

斜頭症・はち張りの施術経過|1回目〜25回目

週1回を目安に施術を開始しました。

当院では1クール8回を目安として、定期的に写真撮影を行い、頭の形や身体の状態を確認しながら施術を進めています。

初期〜1クール目

5歳3ヶ月男児の斜頭症ビフォーアフター比較

施術開始当初は、後頭部だけでなく、首や骨盤など身体全体の状態を確認しながら施術を進めました。

頭の形については急激に変化するのではなく、回数を重ねるなかで後頭部の左右差や頭全体のバランスに段階的な変化がみられました。

1クール目終了時には初回の写真と比較し、その後も経過を確認しながら施術を継続しました。

※個人の症例であり、すべての方に同様の変化を保証するものではありません。

経過途中には変化が停滞したように感じる時期も

今回の症例では、施術期間を通して一定のペースで変化が続いたわけではありません。

途中には、写真や実際の頭の形を確認しても、変化が一時的に停滞したように感じる時期もありました。

そのため、一時点だけで判断するのではなく、定期的に写真撮影や触診を行いながら経過を確認していきました。

2クール目前後

5歳3ヶ月男児の斜頭症ビフォーアフター比較

2クール目を終えた後も、頭の形や身体の状態を確認しながら施術を継続しました。

施術を重ねるなかで、後頭部の左右差やはち張り、頭全体のバランスに段階的な変化がみられました。

※個人の症例であり、すべての方に同様の変化を保証するものではありません。

最終評価時

5歳3ヶ月男児の斜頭症ビフォーアフター比較

その後も施術を継続すると再び段階的な変化がみられ、最終評価時には、初回と比較して後頭部の左右差やはち張り、頭全体の形に変化がみられました。

親御さまにも、写真での比較だけでなく、実際に頭を触った際の感覚からも初回との違いを感じていただけたとのことでした。

今回の頭の形の経過にもご満足いただき、その後は頭の形だけでなく、身体全体の健康面も含めたメンテナンスをご希望いただいています。

※個人の症例であり、すべての方に同様の変化を保証するものではありません。

発達面については引き続き経過を確認

今回のお子さんでは、頭の形とあわせて「お話を聞くことが難しい」「集中が続きにくい」「疲れやすい」といった発達面についてもご相談いただいていました。

施術期間中も、親御さまから普段の様子を伺いながら経過を確認しています。

ただし、頭の形の変化と発達面の変化を直接結びつけて評価することはできません。

今後もメンテナンスを続けるなかで身体の状態を確認しつつ、発達面について心配なことがある場合には、医療機関や専門機関への相談も大切であることをお伝えしています。

発達に関する考え方や当院の方針については、下記の記事でも詳しくご紹介しています。
▶︎ 「発達のお悩みについての考え方はこちら」

院長の長男と同い年のお子さんでした

今回のお子さんは、院長の長男と同い年ということもあり、施術中にはポケモンなど、その年代で流行っているものの話で盛り上がることもありました。

お気に入りのキャラクターなどを持参し、嬉しそうに見せてくれる姿も印象に残っています。

毎回いろいろなお話を聞かせてくれながら施術を受けてくれたことも、今回の通院期間のなかで印象に残っている出来事の一つです。

親御さまからのお声

Googleレビュー

同じようなお悩みで通院された親御さまより、
Googleレビューをいただきました。

斜頭症整体を受けた親御さまのGoogleレビュー

★★★★★

「斜頭で凹んでいた部分が丸みを帯びてきて、お風呂で頭を洗っている時に違いを感じました。
以前から気になっていた斜頭症の事や、発達と体の仕組みの関係性など丁寧に説明していただきました。」

(Googleレビューより一部抜粋)

このほかにも、頭の形でご来院いただいた親御さまから、多くのGoogleレビューや手書きのご感想をいただいております。
▶︎ 頭の形でご来院いただいた親御さまの声・Googleレビュー一覧はこちら

実際に通われた保護者様のご感想(動画)

実際に通われた保護者様へ、来院前のお悩みや整体を受けて感じた変化についてインタビューした動画をまとめています。

月齢やお悩みが近い症例も掲載していますので、ぜひ参考にしてください。
保護者様の感想動画一覧はこちら

5歳を過ぎて斜頭症・はち張りが気になっている方へ

「赤ちゃんの頃から頭の左右差が気になっていた」
「向き癖や斜頸があったものの、そのまま成長した」
「ヘルメット治療の時期を過ぎてしまった」
「5歳を過ぎているので、もう相談できないと思っていた」

このようなお悩みでご相談いただくことがあります。

乳児期と5歳以降では、頭蓋骨の成長や身体の発達段階が異なるため、同じように考えることはできません。

当院でも「5歳だから変化する」「何回受ければ改善する」と一律に判断するのではなく、現在の頭の形や身体の状態を確認したうえで施術についてご説明しています。

今回のお子さんについては、施術を重ねるなかで写真や手触りによる変化を親御さまにも感じていただけた一例となります。

頭の形の改善症例をもっと見たい方へ

当院では、生後2ヶ月頃から小学生まで、さまざまな月齢・年齢のお子さまの頭の形に関する症例をご紹介しています。

月齢や頭の形の状態、お悩みの内容によって改善の経過は異なりますので、ご自身のお子さまに近い症例もぜひ参考になさってください。

斜頭症(頭の形の左右差)改善症例一覧を見る

よくある質問

Q. 5歳を過ぎても斜頭症について相談できますか?

はい、ご相談いただけます。

ただし、乳児期と5歳以降では頭蓋骨の成長段階が異なり、変化の出方にも個人差があります。

当院では年齢だけで判断せず、現在の頭の形や身体の状態を確認したうえでご説明しています。

Q. 赤ちゃんの頃の斜頸や向き癖と斜頭症には関係がありますか?

乳児期に首の動きに左右差があり、同じ方向を向いて寝る時間が長くなることは、位置的頭蓋変形に関係する要因の一つです。

ただし、頭の形には複数の要因が関係するため、斜頸や向き癖だけが原因とは限りません。

Q. 筋性斜頸があった場合も相談できますか?

はい、ご相談いただけます。

ただし、筋性斜頸が疑われる場合や診断を受けている場合は、医療機関での評価や経過観察が重要です。

そのうえで、現在の頭の形や身体の状態について当院へご相談いただくことは可能です。

Q. ヘルメット治療の時期を過ぎていても相談できますか?

ご相談いただけます。

ヘルメット治療の適応や開始時期については専門の医療機関で判断されるものです。

当院では現在の年齢や頭の形、身体の状態を確認したうえで、整体として対応できる範囲をご説明しています。

Q. 集中力や発達についても相談できますか?

普段のお子さんの様子や身体の使い方などについてお話を伺うことはできます。

ただし、当院では発達障害などの診断・治療は行っておらず、斜頭症や身体の状態が発達面のお悩みの原因であると判断することもできません。

発達について心配なことがある場合には、小児科や専門機関への相談もおすすめしています。

関連症例

◇CASE030|5歳2ヶ月男児|斜頭症・右向き癖・内股ぎみ
◇CASE047|4歳7ヶ月女児|斜頭症・頭の形が前後に長い・右向き癖
◇CASE032|6歳4ヶ月女児|斜頭症・右向き癖・イライラしやすい
◇CASE033|7歳1ヶ月男児|斜頭症・右向き癖
◇CASE057|3歳5ヶ月男児|斜頭症・右向き癖・発語や発達のお悩み
◇CASE058|4歳3ヶ月男児|猫背・膝痛・落ち着きのなさ・発達のお悩み

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◇子供の首が傾く(斜頸)の原因と治し方
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◇赤ちゃんの向き癖の原因と対策について

乾 裕樹

乾 裕樹

大阪府出身 1990年9月11日生まれ 血液型 A型 明治東洋医学院専門学校 鍼灸学科卒業 取得国家資格 はり師・きゅう師 一般社団法人 日本統合手技協会 理事 一般社団法人 日本統合手技協会 公認インストラクター 京都府立医科大学 解剖実習修了  (施術家としての経歴) 高校卒業後、18歳で施術家の道へ。 午前は鍼灸の専門学生として学び、午後は地元の鍼灸整骨院で夜遅くまで勤務。 主に運動器疾患やスポーツ障害についての理論や施術方法を習得する。 ↓ 専門学校卒業後は不妊症を専門とする鍼灸院にて修行。 婦人科疾患や逆子の施術、小児はり、自律神経失調症の方々へのアプローチ、東洋医学的な診察方法について学ぶ。 お客様への接遇や仕事に対する姿勢など、社会人としての基礎を教えて頂く。 ↓ 内臓へのアプローチを専門とする整体サロンにて修行。 肩こりや腰痛などをはじめとする身体の痛みと、内臓の問題が関連することを学ぶ。 それと同時に、筋肉を揉んだりほぐすだけでは根本的には良くならないことを知る。 ↓ 妊産婦のお悩みを専門に扱う整体サロンにて修業。 産後骨盤矯正やマタニティ整体を通して、産後ママや妊婦の身体の状態について学ぶ。 その他、発達の遅れやチックなどの小児整体、美容鍼・小顔矯正のテクニックを習得。 26歳で同サロンの分院長に就任。 約4年にわたり代表セラピストとして全ての施術メニューを担当し、所属スタッフの技術指導・育成に携わる。 ↓ これまでの技術・経験だけでは改善できない症状に数多く巡り合い、施術家としての頭打ちを感じる。 そんな折、現在の師匠である松本恒平と出会う。 多くの施術家が見落としている原理原則、触診、国際基準の療術について学び、これまで習得した技術や知識のバラバラだった”点”が”線”で繋がる。 それをきっかけに、辛い症状と闘う人たちの力になれることを確信し地元である新大阪・南方エリアにて開業。

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