今回ご紹介するのは、斜頭症・右向き癖による後頭部の左右差についてご相談いただいた、3歳4ヶ月の男の子です。
生後すぐから右を向くことが多く、成長とともに右後頭部の平坦感や左右差が気になるようになったとのことでした。
先に当院へ通われていた大学時代のご友人からご紹介いただき、3歳4ヶ月でご来院されました。
クライアント情報
- 3歳4ヶ月 男児
- 主なお悩み:斜頭症、右向き癖
- 気になる部分:右後頭部の平坦感、後頭部の左右差
- 出産時:予定帝王切開
- 通院頻度:週1回
- 施術回数:17回(2クール)
生後すぐから右向き癖があり、後頭部の左右差が目立つように
今回は予定帝王切開によるご出産でした。
親御さまのお話では、生後すぐの頃から右を向いて過ごすことが多く、右への向き癖が気になっていたとのことでした。
その後、成長していくなかで右後頭部の平坦感が徐々に目立つようになり、後頭部の左右差を強く感じるようになったそうです。
乳児期に同じ方向を向いて過ごす時間が長いことは、位置的頭蓋変形に関係する要因の一つですが、頭の形には複数の要因が関係します。
そのため、今回についても右向き癖だけを現在の頭の形の原因と断定することはできません。
向き癖の原因や改善方法については、こちらの記事で詳しく解説しています。
▶︎ 赤ちゃんの向き癖とは?原因・改善方法・何歳まで変化が期待できるかを解説
ヘルメット治療以外の選択肢を探して、3歳4ヶ月で当院へ
乳児期にはヘルメット治療を選択肢として持っておらず、頭の形について「どうすればいいのか分からない」という状態のまま時間が経過したとのことでした。
その後、大学時代のご友人のお子さんが当院で頭の形の施術を受けていることを知ります。
実際に当院へ通われていたご友人から当院をご紹介いただいたことをきっかけに、3歳4ヶ月の時点で斜頭症についてご相談いただきました。
斜頭症の原因や治療法については、こちらの記事で詳しく解説しています。
▶︎ 赤ちゃんの斜頭症とは?原因・治療法・何歳まで改善が期待できるかを解説
頭の形・身体の状態確認と初回評価
初回では、乳児期の右向き癖や頭の形が気になり始めた時期、その後の経過などについて詳しく伺いました。

頭部では、右後頭部の平坦感や後頭部の左右差など、親御さまが気にされていた部分を確認しました。
また、身体や頭部を触診したところ、主に以下のような状態が確認できました。
- 左腸骨の後下方への偏り
- 仙骨の左後方への偏り
- 第1頚椎の右側方への偏り
- 後頭部の圧縮感
これらの触診所見のみから頭の形の原因を特定することはできませんが、当院では頭部だけでなく身体全体の状態も確認しながら施術を進めています。
斜頭症・右向き癖の施術経過|1回目〜17回目
週1回を目安に施術を開始しました。
当院では1クール8回を目安として、定期的に写真撮影を行い、頭の形や身体の状態を確認しながら施術を進めています。
初期〜1クール目

施術開始当初は、後頭部だけでなく、首や骨盤など身体全体の状態を確認しながら施術を進めました。
頭の形については急激に変化するのではなく、回数を重ねるなかで右後頭部の平坦感や頭全体の左右バランスに段階的な変化がみられました。
1クール目終了時には初回の写真と比較しながら経過を確認し、その後も施術を継続しました。
※個人の症例であり、すべての方に同様の変化を保証するものではありません。
2クール目前後

2クール目に入ってからも、頭の形や身体の状態を確認しながら施術を継続しました。
施術が進むにつれて、右後頭部の平坦感や後頭部の左右差にも徐々に変化がみられるようになりました。
親御さまからも、「以前ほど右後頭部の平坦感や左右差が気にならなくなってきた」と変化を共有いただきました。
写真での比較だけでなく、普段のお子さんの頭を見ている親御さまにも変化を感じていただきながら、最終評価まで施術を進めました。
※個人の症例であり、すべての方に同様の変化を保証するものではありません。
最終評価時
17回目の最終評価では、初回と比較して右後頭部の平坦感や左右差、頭全体の形に変化がみられました。
親御さまにも初回との違いを感じていただき、今回の経過にもご満足いただけたとのことで、2クール・17回の施術を一区切りとして終了となりました。
※個人の症例であり、すべての方に同様の変化を保証するものではありません。
大学時代のご友人からの紹介でご来院いただきました
今回のお子さんは、先に当院へ通われていた大学時代のご友人からのご紹介でご来院いただきました。
施術中には、学生時代の思い出などを伺うこともあり、当時のお話を交えながら和やかな時間のなかで施術を進めさせていただきました。
実際に当院へ通われた親御さまから、大切なご友人へ頭の形についてのご相談先として当院をご紹介いただき、そのご縁で今回のお子さんもサポートさせていただけたことが特に印象に残っています。
ご友人のお子さんも、絶壁頭・はち張り・後頭部の左右差について当院で施術を受けています。
▶︎ ご友人のお子さんの症例|生後6ヶ月・絶壁頭・はち張り・後頭部の左右差の施術経過
親御さまからのお声
Googleレビュー
同じようなお悩みで通院された親御さまより、
Googleレビューをいただきました。

★★★★★
「ヘルメット治療では、これ以上変わらないと言われ諦めていましたが、回数を重ねて頭の形がよくなったように感じました。
先生も同じ歳のお子さんがいらっしゃるので話しやすく、悩みに対してアドバイスをいただけます。」
(Googleレビューより一部抜粋)
このほかにも、頭の形でご来院いただいた親御さまより、多くのGoogleレビューをいただいております。
▶︎ 頭の形でご来院いただいた親御さまの声・Googleレビュー一覧はこちら
実際に通われた保護者様のご感想(動画)
実際に通われた保護者様へ、来院前のお悩みや整体を受けて感じた変化についてインタビューした動画をまとめています。
月齢やお悩みが近い症例も掲載していますので、ぜひ参考にしてください。
▶ 保護者様の感想動画一覧はこちら
3歳を過ぎて斜頭症・後頭部の左右差が気になっている方へ
「赤ちゃんの頃から向き癖があった」
「成長してからも後頭部の左右差が気になっている」
「乳児期にヘルメット治療を受けなかった」
「3歳を過ぎているので、もう相談できないと思っていた」
このようなお悩みでご相談いただくことがあります。
乳児期と3歳以降では頭蓋骨の成長段階が異なるため、同じように考えることはできません。
当院でも「3歳だから変化する」「何回受ければ改善する」と一律に判断するのではなく、現在の頭の形や身体の状態を確認したうえで施術についてご説明しています。
今回のお子さんについては、17回の施術を重ねるなかで、右後頭部の平坦感や左右差について親御さまにも変化を感じていただけた一例となります。
頭の形の改善症例をもっと見たい方へ
当院では、生後2ヶ月頃から小学生まで、さまざまな月齢・年齢のお子さまの頭の形に関する症例をご紹介しています。
月齢や頭の形の状態、お悩みの内容によって改善の経過は異なりますので、ご自身のお子さまに近い症例もぜひ参考になさってください。
よくある質問
Q. 3歳を過ぎても斜頭症について相談できますか?
はい、ご相談いただけます。
ただし、乳児期と3歳以降では頭蓋骨の成長段階が異なり、変化の出方にも個人差があります。
当院では年齢だけで判断せず、現在の頭の形や身体の状態を確認したうえでご説明しています。
Q. 赤ちゃんの頃の右向き癖と斜頭症には関係がありますか?
乳児期にいつも同じ方向を向いて寝るなど、頭部の一定箇所に圧が加わることは、位置的頭蓋変形に関係する要因の一つです。
ただし、頭の形には複数の要因が関係するため、向き癖だけが原因とは限りません。
Q. 右向き癖がなくなっていても頭の左右差について相談できますか?
はい。
乳児期の向き癖がすでになくなっていても、現在の後頭部の左右差や頭全体の形についてご相談いただくことは可能です。
Q. ヘルメット治療を受けていなくても相談できますか?
はい、ご相談いただけます。
ヘルメット治療の適応や開始時期については専門の医療機関で判断されるものですが、当院では現在の年齢や頭の形、身体の状態を確認したうえで、整体として対応できる範囲をご説明しています。
Q. 友人や家族からの紹介でも相談できますか?
もちろんご相談いただけます。
今回のお子さんも、先に当院へ通われていた大学時代のご友人からのご紹介をきっかけにご来院いただきました。
関連症例
◇CASE040|3歳2ヶ月男児|斜頭症・右向き癖
◇CASE057|3歳5ヶ月男児|斜頭症・右向き癖・発語や発達のお悩み
◇CASE061|3歳5ヶ月男児|斜頭症・絶壁・左向き癖
◇CASE027|3歳2ヶ月男児|斜頭症・右向き癖・発達のお悩み
◇CASE049|3歳9ヶ月女児|斜頭症・頭の形が前後に長い・右向き癖
関連記事
◇斜頭症・頭のゆがみの治し方について
◇赤ちゃんの向き癖の原因と対策について
◇赤ちゃんの反り返りの原因と対策
◇赤ちゃんのはち張りとは?原因・改善方法を詳しく解説
◇絶壁頭・短頭症の治し方について

コメント