症例紹介

生後3ヶ月女児|最重症の斜頭症・右向き癖|ヘルメット治療と整体を併用した症例

今回ご紹介するのは、斜頭症・右向き癖・おでこや頬、耳の左右差でご来院いただいた、生後3ヶ月の女の子です。

生後すぐの頃から吐き癖があり、右を下にして寝かせることが多かったことから、次第に右向き癖や右後頭部の平坦感が目立つようになりました。

今回は、ヘルメット治療と当院での整体を併用しながら経過をみていった症例をご紹介します。

クライアント情報

  • 生後3ヶ月 女児
  • 主なお悩み:斜頭症、右向き癖、おでこの左右差、頬の左右差、耳の位置の左右差
  • 通院頻度:週1回
  • 通院期間:約6ヶ月(25回)
  • 施術状況: ヘルメット治療と整体を併用
  • 現在の状況:頭の形や健康面のサポートを目的にメンテナンス通院を継続

生後3ヶ月時点での斜頭症・右向き癖・顔や耳の左右差のお悩み

生後すぐの頃から吐き癖があり、その対応として右側を下にして寝かせることが多かったそうです。

その状態が続くうちに右ばかりを向くようになり、右後頭部の平坦感が徐々に目立つようになっていました。

さらに、後頭部だけではなく、おでこや頬、耳の位置にも左右差がみられ、親御さまは頭から顔全体の左右差について心配されていました。

▶︎ 赤ちゃんの向き癖とは?原因・改善方法・何歳まで変化が期待できるかを解説

斜頭症・右向き癖でご来院までの経緯

頭の形や顔の左右差について「何かできることはないか」と調べる中で、当院のホームページをご覧になり、ご相談いただきました。

当初はヘルメット治療と整体のどちらにするか迷われていましたが、「できることは全てしてあげたい」との思いから、ヘルメット治療と当院での整体を併用することを希望されました。

その後は医療機関で頭の形を定期的に評価してもらいながら、当院でも身体の状態を確認し、施術を進めていくことになりました。

斜頭症について詳しく知りたい方は、こちらの記事もご覧ください。
▶︎ 「斜頭症・頭のゆがみの治し方について」

頭の形・身体の状態確認と初回評価

視診・写真撮影・全身の触診を行いました。

生後3ヶ月女児の斜頭症による後頭部左右差

確認できた主な状態は以下の通りです。

  • 左腸骨の後下方への偏り
  • 第2腰椎の左側屈・左回旋
  • 第1頚椎の左側方への偏り
  • 後頭部の圧縮感
  • 仙骨の圧縮感

頭部だけではなく、骨盤から首にかけても左右の偏りが確認できました。

そのため、頭の形だけを見るのではなく、身体全体の状態を確認しながら施術を進める方針としました。

医療機関での頭の形の検査結果

今回のお子さまは、ヘルメット治療を受ける医療機関で定期的に頭の形を測定されていました。

親御さまより序盤・中盤・終盤それぞれの検査資料をご提供いただいたため、実際の測定結果とともに経過をご紹介します。

検査時期CA(斜頭)CVAI(斜頭)医療機関での重症度評価
序盤21.3mm15.4%最重症
中盤15.4mm10.4%重症
終盤15.0mm10.7%重症

医療機関での検査では、序盤にCA21.3mm・CVAI15.4%で「最重症」と評価されていました。
その後、中盤にはCA15.4mm・CVAI10.4%、終盤にはCA15.0mm・CVAI10.7%となり、いずれも「重症」と評価されています。

以下は親御さまよりご提供いただいた医療機関での検査資料です。

生後3ヶ月女児の斜頭症|医療機関での頭の形の検査結果・序盤
【序盤】

生後3ヶ月女児の斜頭症|医療機関での頭の形の検査結果・中盤
【中盤】

生後3ヶ月女児の斜頭症|医療機関での頭の形の検査結果・終盤
【終盤】

※なお、この期間はヘルメット治療と当院での整体を併用していた期間にあたります。そのため、これらの測定値の変化を当院の施術単独によるものとして示すものではありません。

斜頭症・右向き癖の施術経過|1回目〜25回目まで

週1回ペースで施術を開始。約6ヶ月間継続しました。
(1クール8回として評価)

初期〜1クール目

生後3ヶ月女児の斜頭症ビフォーアフター比較

施術開始後は、後頭部や首だけではなく、初回の検査で確認できた骨盤や腰部なども含めて身体全体の状態を確認しながら施術を進めました。

当初は施術に慣れるまで少し時間がかかりましたが、お子さまの様子に合わせながら無理のない範囲で進めました。

頭の形については段階的に変化がみられ、右向き癖についても経過を確認しながら施術を継続しました。

2クール目前後

生後3ヶ月女児の斜頭症ビフォーアフター比較

ヘルメット治療と整体を継続する中で、右後頭部の平坦感や頭全体の左右差にも変化がみられるようになりました。

また、親御さまが気にされていたおでこ・頬・耳の左右差についても、徐々に軽減してきたとのことでした。

施術にも少しずつ慣れ、終盤にかけて落ち着いて施術を受けられる場面も増えていきました。

ヘルメット治療終了時

生後3ヶ月女児の斜頭症ビフォーアフター比較

ヘルメット治療終了時には、開始当初と比べて頭の形や、おでこ・頬・耳の左右差について親御さまにも変化を実感していただきました。

今回の経過にもご満足いただき、ヘルメット治療終了後も身体の状態を継続してみてほしいとのご希望から、当院でのメンテナンスを続けることになりました。

メンテナンス継続後

生後3ヶ月女児の斜頭症ビフォーアフター比較

その後も定期的にご来院いただき、2年以上にわたってメンテナンスを継続されています。

乳児期から長期間にわたり、お身体の状態を確認しながら、お子さまの成長を一緒に見守らせていただけたことが印象に残っている症例です。

親御さまからのお声

Googleレビュー

同じようなお悩みで通院された親御さまより、
Googleレビューをいただきました。

斜頭症整体を受けた親御さまのGoogleレビュー

★★★★★

「痛みのない優しい施術ということで母としては安心に繋がることができました。
それから半年通院し、頭の形もとてもきれいになっています。
大変勉強されている印象で、信頼できる先生です」

(Googleレビューより一部抜粋)

このほかにも、頭の形でご来院いただいた親御さまから、多くのGoogleレビューや手書きのご感想をいただいております。
▶︎ 頭の形でご来院いただいた親御さまの声・Googleレビュー一覧はこちら

実際に通われた保護者様のご感想(動画)

実際に通われた保護者様へ、来院前のお悩みや整体を受けて感じた変化についてインタビューした動画をまとめています。

月齢やお悩みが近い症例も掲載していますので、ぜひ参考にしてください。
保護者様の感想動画一覧はこちら

ヘルメット治療と整体の併用を検討されている方へ

「ヘルメット治療を受ける予定だけれど、向き癖も気になる」
「頭の形だけでなく、身体全体の状態もみてもらいたい」

このようなお悩みを持つ親御さまもいらっしゃいます。

今回のお子さまも、医療機関で斜頭症が「最重症」と評価され、ヘルメット治療を受けながら当院での施術を継続されました。

当院ではヘルメット治療に代わるものとしてではなく、向き癖や首・背骨・骨盤など身体全体の状態を確認しながら施術を行っています。

ヘルメット治療中のお子さまでも、向き癖や身体の左右差など気になることがありましたらご相談ください。

頭の形の改善症例をもっと見たい方へ

当院では、生後2ヶ月頃から小学生まで、さまざまな月齢・年齢のお子さまの頭の形に関する症例をご紹介しています。

月齢や頭の形の状態、お悩みの内容によって改善の経過は異なりますので、ご自身のお子さまに近い症例もぜひ参考になさってください。

斜頭症(頭の形の左右差)改善症例一覧を見る
赤ちゃん・子どもの向き癖と頭の形 改善症例一覧を見る

よくある質問

Q. ヘルメット治療をしながら整体を受けることはできますか?

はい。ヘルメット治療と並行してご来院されるお子さまもいらっしゃいます。

今回の症例でも、医療機関で定期的に頭の形を測定しながら、当院では身体の状態を確認して施術を行いました。

Q. 重度の斜頭症でも相談できますか?

はい、ご相談いただけます。

ただし、斜頭症の程度や月齢によっては医療機関での評価やヘルメット治療が選択肢になる場合もあります。当院では必要に応じて医療機関への相談もおすすめしています。

Q. 斜頭症では、おでこや耳にも左右差がみられますか?

斜頭症では後頭部だけでなく、前頭部や耳の位置などにも左右差がみられる場合があります。

今回のお子さまも、右後頭部の平坦感に加えて、おでこ・頬・耳の左右差を親御さまが気にされていました。

関連症例

◇CASE024|生後5ヶ月男児|斜頭症(最重症)・絶壁頭
◇CASE054|生後5ヶ月女児|重度の斜頭症・右向き癖・便秘
◇CASE005|生後3ヶ月男児|斜頭症・向き癖・反り返り
◇CASE017|生後3ヶ月男児|斜頭症・左後頭部の平坦感・左向き癖
◇CASE004|生後4ヶ月男児|重度の斜頭症・左向き癖

関連記事

◇斜頭症・頭のゆがみの治し方について
◇赤ちゃんの向き癖の原因と対策について
◇絶壁頭・短頭症の治し方について
◇赤ちゃんのはち張り|原因・改善方法を解説
◇赤ちゃんの反り返りの原因と対策

乾 裕樹

乾 裕樹

大阪府出身 1990年9月11日生まれ 血液型 A型 明治東洋医学院専門学校 鍼灸学科卒業 取得国家資格 はり師・きゅう師 一般社団法人 日本統合手技協会 理事 一般社団法人 日本統合手技協会 公認インストラクター 京都府立医科大学 解剖実習修了  (施術家としての経歴) 高校卒業後、18歳で施術家の道へ。 午前は鍼灸の専門学生として学び、午後は地元の鍼灸整骨院で夜遅くまで勤務。 主に運動器疾患やスポーツ障害についての理論や施術方法を習得する。 ↓ 専門学校卒業後は不妊症を専門とする鍼灸院にて修行。 婦人科疾患や逆子の施術、小児はり、自律神経失調症の方々へのアプローチ、東洋医学的な診察方法について学ぶ。 お客様への接遇や仕事に対する姿勢など、社会人としての基礎を教えて頂く。 ↓ 内臓へのアプローチを専門とする整体サロンにて修行。 肩こりや腰痛などをはじめとする身体の痛みと、内臓の問題が関連することを学ぶ。 それと同時に、筋肉を揉んだりほぐすだけでは根本的には良くならないことを知る。 ↓ 妊産婦のお悩みを専門に扱う整体サロンにて修業。 産後骨盤矯正やマタニティ整体を通して、産後ママや妊婦の身体の状態について学ぶ。 その他、発達の遅れやチックなどの小児整体、美容鍼・小顔矯正のテクニックを習得。 26歳で同サロンの分院長に就任。 約4年にわたり代表セラピストとして全ての施術メニューを担当し、所属スタッフの技術指導・育成に携わる。 ↓ これまでの技術・経験だけでは改善できない症状に数多く巡り合い、施術家としての頭打ちを感じる。 そんな折、現在の師匠である松本恒平と出会う。 多くの施術家が見落としている原理原則、触診、国際基準の療術について学び、これまで習得した技術や知識のバラバラだった”点”が”線”で繋がる。 それをきっかけに、辛い症状と闘う人たちの力になれることを確信し地元である新大阪・南方エリアにて開業。

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